
今日は曇りときどき雨。今日は10時頃に目が覚めた。カーテンの外を見ると、上空には厚い雲が広がっていて、薄暗く思える空模様である。雨は降っていなかったが、路面の所々はまだ濡れていて、湿度が高く、ヒンヤリとした空気がシメシメと感じられた。
日中は霧雨のような雨が降ったり止んだりの空模様となった。昼間の最高気温は22℃で弱い北よりの風が吹いている。外に出ると、たっぷりと水分を含んだ空気がヒンヤリと感じられて、涼しいように感じる。しかし、人の多いところに出ると、首筋から汗が滴ってシャツを濡らし、不快な気分になった。
今日は午後になって、外出する。先日修理に出した広角レンズを受け取りに、新宿に行くためである。更に、来週は旅行に出かける予定なので、買い物をした後、電車に乗って立川に出た。
立川駅北口の立川高島屋ショッピングセンターに寄った後、お茶をすることにした。立川駅南北自由通路を突っ切って南口に出ると、南口中央通り沿いにあるカフェ「ベローチェ 立川南駅前店」に入店する。
店に入り、カウンター席の1つを確保すると、レジ脇のショーケースの中を覗き込んで、ケーキを品定めする。注文したのは「ミルクレープ」である。ドリンクは季節のオススメ「黒蜜抹茶マゼリー」を注文することにした。
レジで会計を済ませると、お冷やを紙コップに注いでトレーの上に載せ、確保したカウンター席に戻る。
席に着き、紙おしぼりで手を拭くと、「黒蜜抹茶マゼリー」にストローを挿して、「黒蜜抹茶マゼリー」を飲むことにした。「黒蜜抹茶マゼリー」はベローチェオリジナルの宇治抹茶とソフトクリームを合わせ、黒蜜をプラスしたアイスドリンクである。表面にはホイップクリームをたっぷりと載せ、カップの底には黒糖ゼリーをプラスしている。
ストローで吸い込むと、ツルンとした食感の黒糖ゼリーが勢いよく口の中に飛び込んでくる。続いて香り豊かな宇治抹茶風味のソフトクリームが流れ込んできた。黒糖ゼリーのコク深い味わいに上品な甘さの宇治抹茶風味のソフトクリームの組み合わせは、まろやかな和テイストの味わいである。黒糖ゼリーが風味と食感のアクセントになっている。冷たくて美味しい。
ドリンクがカップの半分くらいまで減ってしまったところで、フォークを取り、ケーキを食べることにした。「ミルクレープ」は15枚のクレープ生地を使用し、カスタード層とクリーム層の2種類の味わいを組み合わせたケーキで、スポンジ生地の上にカスタード層を5層重ね、その上にクリーム層を10層重ねている。
シンプルな味わいのミルクレープはカスタードの優しい甘さとクリームのミルキーな味わいの組み合わせが美味しい。「ミルクレープ」を食べてしまうと、再び、「黒蜜抹茶マゼリー」を飲んだ。
既にカップの中のドリンクは黒糖ゼリーがソフトクリームに混ざり合って、その姿をとどめておらず、黒糖のコク深い甘みがソフトクリームと一体となって、甘くて冷たい和菓子のようなドリンクになっている。ドリンクを飲み干してしまうと、お冷やを少し飲んで口の中を潤した。
ドリンクを飲んでひと息ついたところで、ちょっと活字を読みたくなり、デイパックの中から文庫本を取り出す。これまで読んでいた本は昨日の仕事の帰りに電車の中で読み切ってしまったので、今日から新しい本を持ち歩いている。最初のページを開いて、本を読み出した。
お冷やを飲みながら本を読む。カップの中の冷水が無くなって、ちょうど話のキリのいいところで本を閉じると、食器を返却して店を出た。
駅に戻ると、電車に乗って帰宅の途につく。幸い、雨に降られずに家に着いた。
夜になって、雨が降ってきた。