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今日のランチ(大名ちらし@寿司清 新館)

2015年05月01日 | 食べ歩き(築地市場)


5月初日の今日は晴れ。今朝出勤のために家を出たときは15℃とヒンヤリとした空気に包まれて、少し肌寒いくらいの陽気に感じていたのだが、陽が昇るに従って気温も上昇し、通勤電車に乗って都心に入ると20℃に達している。上空は青空が広がり、強い日射しが降り注いでいて、強い陽光で肌が焦がされるように暑く感じる。
明日から大型連休を迎えるが、昨日あたりから通勤電車の車内も空き始めた。今日はいつも乗る特別快速電車の1本前の快速電車で座ることができた。ダイヤ改正以降、電車で座ることができなかったので、久々のシート確保である。しかし、その余韻に耽る間もなく、座った途端寝てしまい、気づいたときには既に新宿に電車が到着するところだった。

日中も強い日射しが燦々と地に降り注ぎ、日なたにいると汗ばむほどの陽気になった。暖かい空気を伴った南風が強く吹いて、気温は28℃まで上昇した。室内で日射しを避けて静かに仕事をしている分にはそれほど暑いとは感じなかったが、外に出て少し動くと汗が出てタオルが手放せない。
今日のお昼は外で食べることにした。築地市場の場内外はGWを目前にして平日であるにも関わらず、相当な人出である。場内の飲食店はどこも行列ができていて、お昼休みに食事をしてくるのはかなり厳しそうだ。場外なら比較的空いている店もあるだろうと、今日は築地市場場外に行くことにした。

築地市場海幸橋門を出ると左に折れ、築地波除け通りを新大橋通りに向かって歩いていく。右に折れる2本目の路地「築地東通り」に入り、北に向かって歩いていくと、左手に青地の看板に白の文字で「築地 寿司清 新館」と書かれた寿司屋がある。今日はここでお昼を食べることにした。


手前にはこの寿司屋の本館があるのだが、入口脇の丸椅子には入店待ちの客が座っていたが、こちらは一見すると空いているように見える。


しかし、店内に入ると席が空くのを待っている客が数人、店内の椅子に腰掛けていた。しかも店内の客はいずれもビールや日本酒などを飲んでいて、ちょっとやそっとでは動きそうもない。今日はお昼を食べるのは難しいかなと思っていたが、やがて、席が空いて座ることができた。

この寿司店は1階席~3階席まであって、1階と2階がカウンター席、3階が座敷になっている。自分が座ったのは1階席で、入口から見て左側に寿司カウンターがあり、その周囲にカウンター席が21席配されている。背の高い席の下には荷物置き場があって、そこに荷物を載せることができた。
各席のテーブルの上には既に醤油小皿と箸、おしぼり、コースターが置かれているほか、カウンターの一角に醤油差しとメニューが置かれている。席に座り、料理を注文する。注文したのは「大名ちらし」。シャリを大盛りにしてもらうことにした。ドリンクは不要であることを伝え、緑茶をもらうことにした。緑茶は湯飲みに入って出された。

板前さんが「シャリの量はどれくらいにしますか?」と言いながら、丼にシャリを盛ってくれた。かなりサービスがいい。周囲の客が「おお~」と言ってくれるくらいに盛ってくれた。
やがて、丼の上に各ネタを置いて、カウンターの中から出してくれた。更に、サービスのお椀もついた。なかなかのボリュームである。

まず「大名ちらし」である。丼に盛られたシャリの上に刻み海苔、刻みかんぴょうをちらし、煮切り醤油を廻し入れてある。そして、その上に玉子2切れ、ガリがのせられ、マグロ、タコが2切れずつとサーモン、タイ、カンパチ、イカ、イワシ、アナゴが1切れずつのせられ、丼の一角に大葉を敷いてウニとイクラを盛り、丼の中央にキュウリのスライスを3枚並べて甘エビを2切れ載せてある。イワシには刻んだ九条ネギが散らされている。大葉の上にはおろしワサビもトッピングされている。


サービスの味噌汁は巻き麩、豆腐、水菜が入っている。なかなかボリュームのあるランチになった。


まずはお絞りで手と顔を拭くと、緑茶を飲んだ。少し温くなったお茶はゴクゴクと飲めるくらいの程良い温かさになっている。続いて、醤油小皿におろしワサビを取り、これに醤油を垂らしてワサビ醤油を作った。
味噌汁をずずっと少し飲み、「大名ちらし」を食べることにする。最初に玉子焼きを食べる。玉子焼きは玉子の質感と甘みがストレートに感じられて美味しかった。他店の海鮮丼と比べると大きめにカットされていて、食べ応えもある。

ガリを少しかじりながら、シャリの上にのせられたネタをワサビ醤油に漬けて、それを丼に戻しながら「大名ちらし」を食べた。まずはアナゴである。タレがつけられたアナゴは香ばしく、とろけるような味わいである。イカは歯ごたえがあって、甘く淡泊な味わいである。タコは予想に反して棒状の切り身となっている。こちらも歯ごたえがあって、イカとは異なった淡泊な味わいが印象的だった。イワシは脂がのっていて、とろけるような味わいである。
ここでガリを食べてひと息入れる。続けて、サーモンを口に放り込んだ。サーモンも脂がのっていて、濃厚な味わいである。カンパチはもっちりとした食感で、淡泊な甘みが感じられる。今が旬のタイは淡泊な味わいで、プリプリとした食感である。マグロの赤身はもっちりとした食感で濃厚な味わいが美味しい。

更にガリをここで食べ、スライスされたキュウリも食べた。シャリの上には甘エビとウニ、イクラ、大葉が残っている。甘エビは箸で尾を摘んで身を口の中に入れた。プリプリとした食感で弾力があって美味しかった。
尾を醤油小皿の端にのせると、醤油小皿に残ったワサビ醤油をシャリの上のイクラとウニに廻し入れ、残ったシャリと一緒に口の中に放り込む。ウニの濃厚な磯の香りにイクラのプチプチとした食感と共に中に閉じこめられたスープが口の中で弾けた。シャリがしっかりとそれを受け止めている。ウニとイクラとシャリの一体感が丼のフィナーレを飾る。美味しかった。

これだけのネタをすべて受け止めるにはやはりシャリを大盛りにして正解だった。とはいえ、かなりサービスをしてくれたので、お腹もいっぱいになってしまった。残った味噌汁を飲み干し、お茶もお替わりしてしまった。まだ時間的には多少余裕があったので、ゆっくりとお茶を楽しんで、席を立つ。
入口のレジで代金を精算すると外に出た。場外市場の道はかなり混んでいた。しかもかなり気温も上昇しているようである。ゆっくりと歩きながら、職場に戻った。

午後、仕事に没頭していると、いつの間にか夜になっていた。
気温もぐっと下がり、やや冷たい空気がヒンヤリと感じられた。


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