
今日は曇り時々晴れ。週末に降った雨で、今朝は涼しい朝を迎えた。空は薄い雲に覆われていて、陽射しもやわらかい。出勤の為に家を出ると、どこからか虫が鳴いているのが聞こえた。秋という感じである。
今日は9月最初の平日である。当然のことだが、多くの学校で2学期が始まる。今朝の電車の中は学生の姿を見るようになった。おかげで、今朝は危うく座り損ねるところだった。
昼間の気温は結局30℃に達したかという陽気だった。陽射しも少なくそれほど暑くもなかったようなそんな1日である。
帰りは中野で夕食を食べるため、途中下車。いつも通勤で通過しているので、多少は分かっていたつもりだが、それでも中野駅北口を出るといつもと違う風景に少し戸惑ってしまった。正面には中野サンモールのアーケード商店街がある。その手前左手には陸橋があって、なんだか小綺麗になっている。サンモール商店街には「氷川神社御祭禮」とある。9月15日の祭礼を前に提灯が出ている。
それを横目に路地に入る。先日、ラーメンを食べたラーメン屋「味七 駅前店」の斜め前にあるラーメン屋「二代目えん寺」に入店した。店は入口と出口が別々になっていて、入を入ると正面に券売機があり、そこで食券を購入する。食券を持ってカウンター席に座って店員に食券を手渡した。注文したのは「ベジポタつけ麺」。並盛(220g)と大盛(330g)が同料金ということで、大盛にしてもらった。更に、麺の種類が2種類(胚芽麺、もっちり麺)あり、どちらかを選べるということで、お店の代表的な麺である胚芽麺を注文することにした。
店内はかなり狭くて店の中心にダムウェーターがありそれを囲むようにしてコの字型にカウンター席が9席配されている。店員が真ん中に1名いるがあくまでも給仕係のようである。ダムウェーターで料理の出し入れをしているということは、厨房は2階ということか。カウンターの座席は固定されているので、ちょっと窮屈な感じがする。キツイ感じもしないでも無い。
テーブルの上には拉麺胡椒、七味、ラー油、酢といった調味料の他、煮干粉、カツオ粉の入った容器も並んでいる。また和風割りスープとテプラで書かれたスープ割りのポットも置かれている。
そのほか、麺が茹で上がるのにじかんがかかるということもあってか、漫画なども置かれているが、ちょっとそういうのがテーブルの上にあるのは好きでは無い。
そうこうしているうちにつけ麺が運ばれてきた。麺は褐色がかった極太麺で麺の上には海苔が1枚のっている。つけダレにはつまみ菜、刻みネギ、メンマ、チャーシューが入っている。
さっそくつけ麺を食べることにする。とろみの強いタレは濃厚だがやや少ないので、食べるのに工夫が必要だ。最初はそのままで麺をつけて食べる。たっぷりとつけダレをまとった麺はコシが強くて、歯ごたえとボリューム感がある。チャーシューは2枚ぐらい入っているようなのだが、既に形が崩れてトロトロであり、それがまた美味しい。崩れた肉が麺に絡んでこれも美味しい。
このつけダレ(ベジポタ豚骨魚介スープ)は店内の説明書きによると豚骨、鶏ガラ等をとろみが出るまで炊き込み、鰹、鯖、煮干、海老その他でダシを取っている上に山芋などが入った独自の野菜ペーストを合わせて仕上げているとのこと。やさしい味のするスープはやや甘く、まさにポタージュスープのようなスープである。
また、胚芽麺は小麦の胚芽部分を練り込むことで、甘みと旨味の強い麺にしているとのことで栄養価が高いことをウリにしている。たしかに、美味い。
だんだん、つけダレが少なくなってきたので、魚介ダシのスープ割りを少し入れて、更に煮干粉、カツオ粉を入れて、良くかき混ぜながら食べる。スープ割りを入れることで、また違った味わいになるのも面白い。
麺を全て食べ終わった後は、残ったつけダレにスープ割りを入れ、更に魚粉を足して一気に飲み干す。いや満腹である。ちょっとベルトがキツイくらい(笑)。満足して店を出た。
帰りに、近くのカメラ屋さんに入ってウィンドウショッピング。ヨドバシカメラよりもかなり安い。先日、デジタル一眼レフを買ったが、ポイントを考えてもずっとこちらの方が安かった。まあ、レンズは今度、こちらで買ってもいいかな。
深夜になって雨が降り始めてきた。