悪い種子 地獄へ行くぞ!大吾郎!

エロ満賀道雄がお送りする少し面白い話とマンガの話とか。なぜ? それは暇だからです。

イクラ、木人拳(加筆・修正版)

2011年04月07日 02時21分10秒 | 雑記
以前『サザエさん』で、拗ねたイクラちゃんが口を聞いてくれなくなってノリスケさんが往生する、という話をしていました。
喋ってくれなくて淋しい、いや本当に弱りますよ、などと磯野家でぼやいていたノリスケさんにカツオの野郎がまた言わなくてもいい事を言い放ったのです。
「どうせイクラちゃんが喋っても『ハーイ、チャーン、バブー』ぐらいじゃない」
それは全くその通りですがお前が言うなというか、これは声優という職業に対する侮辱ではないでしょうか。思い切ったシナリオだぜ。

さて、そんなイクラちゃんですが初めて喋る時はこんなエピソードにすればどうでしょう。

――――――――――――
父ノリスケを殺害したのが、かつての拳法の師匠だと解り闘いを挑むイクラ。
「なぜ父を殺した……」
それが復讐を誓った日から、初めてイクラが発した言葉だった。
「だんまり、お前喋れるのか!?」
驚きながらも圧倒的な強さでイクラを叩きのめす師匠。

息絶え絶えで血みどろになり倒れるイクラの脳裏に、厳しくも優しかった師匠との日々が蘇る。しかしその師が父の仇でもあるのだ。
立ち上がり渾身の一撃を叩き込むイクラ、油断してまともに食らいもんどりうつ師匠。

しかしイクラはとどめをさす事が出来なかった。師の傍らにひざまずき、涙を流し言った。
「たとえ一日でもあなたは師匠です……」
その言葉にかつての優しい表情を浮かべた師匠は、イクラの頭を撫でるように手を伸ばした。
「大物になれよ……」
イクラが涙に濡れた笑顔を上げたその刹那、師匠は悪鬼の形相に変わり伸ばした手を手刀に変え振り上げたのだ。
イクラは慟哭と共に師の胸に拳を叩き込んだ。
「師~父~!!」
血へどを吐き吹き飛ぶ師匠。すべては終わった……
【終劇】

――――――――――――

一生懸命書いてみたが実にどうでもよいですね。
だってイクラちゃんが喋るわけないんだから……二度と言葉を発しないんだから……?
イクラちゃん!? どうして?
「僕にも解らないんだけど突然喋れるように……ははあ、USO800を飲んで……僕が喋らないと言ったんだな?」
うれしくない! 一生イクラちゃんと話さない!
(涙を流し抱き合う僕とイクラ)【完】

さらにどうでもよい感じになりましたが。
昔よくこんな事を仕事中に考えていたのです。10時間くらい。アホか!
前にも増して虚ろだね、もう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿