悪い種子 地獄へ行くぞ!大吾郎!

エロ満賀道雄がお送りする少し面白い話とマンガの話とか。なぜ? それは暇だからです。

「俺は見た」を俺は見てない!

2010年05月28日 05時29分30秒 | マンガ
先日、
「『俺は見た』って誰の漫画だったっけかしら?」
という疑問をインターネットを通して世界中の漫画ファンに投げかけてみたところ、

もうご存知かもしれませんが、中沢啓治「おれは見た」
はだゲンの原型になった中沢啓治の自伝漫画だそうですよ。

という丁寧で解り易いご指摘を頂きました。よしのさんありがとうございました。
ところでド偉そうにタイトルを引用しながらも、実は件の『おれは見た』、読んだことがございません。触った事ねぇですもん、的な。

中沢啓治先生の未読の漫画では『お好み八ちゃん』、『カレー馬鹿』(イカすタイトル!)、『げんこつ源太』など、かなり読みたいモノも多いんですが現在絶版で……。
などとずっと思って諦めていたんですが、実はまだ現行で発売中だということなのです。ネットや書店で注文すれば買えちゃう! 読めちゃう! 嬉しくなっちゃう!
という事で『おれは見た』も読めるかも知れません。ただ収録されてない可能性もあります。その辺り、自分で調べない派なのでまた誰か教えて下さい。こういう事を続けてると嫌われそうですが。嫌われても、恥を重ねても、まっすぐ歩いていきたいのです。

嘘です。調べます。すんませんすんません!


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レビュー落穂拾い的な。

2010年05月28日 04時58分24秒 | 架空AVレビュー
前回の記事がいままでと全然違う趣きになってしまったので皆さんにショックを与えてしまったのではないか、と悔やんでいます。オモロなかったやろ? どうですか?
ひとつバアと景気のいい事でも書きたいところです。道雄は陰気が大嫌い。

そういえば全然AVレビューをしていません。サボタージュってしまってます。さぼれソロモン。
溜まってるレビューを消化しないといけません。みたいに書くとすごくレビュアーブログっぽくていいですね。でも本当は何も溜まってませんよね。だって実際にAVを観てるわけじゃないものね。ごめんね、町じゅうのおもちゃ屋さんを探したんだけどね、花火は夏しか売ってないんだって。
「おばあちゃん嫌いだ! あっちへいけ!」
「はいはい」

我ながらいつもいつも無駄の多い文章ですみません。
今日は架空AVレビューのボツネタでも書いてみますので暫しお付き合いを。すぐ終わりますんで。


まずは一発目。
『先生対お乳暴力』
胸の大きな女子高生松方弘子さんと純朴な教師の学園ラブロマンス。
レビューしなかった理由・「お乳暴力」と書くのが切なくなったから。

二発目。
『リトル巨チンくん』
体は小さくても持ち前の根性とビッグなディックで巨人軍に入団、モテモテ野郎・巨チンくん(演じるはシミケン)の活躍を描く痛快サクセスストーリー。『小人横綱』的な話だと思っていただければ。わかりやすく言うと『その後のゲゲゲの鬼太郎』の「相撲狂時代」。
レビューしなかった理由・往年のコロコロ読者に刺されると思ったから。

三発目どーん。
『血だるまチン法』
平田弘美演じる、言われ無き差別の為に家族を殺された少女が血まみれで復讐を果たす時代劇ポルノ。全裸で刀を口にくわえ、刺し違えるラストのバトルが見もの!
レビューしなかった理由・なんか、絶対誰かに怒られると思ったから。あと、前にレビューした気がしたから。


まだまだあるんですが、書いてるうちに使えるような気がしてきたのでこれ位にしておきます。
基本的に下品にはならないよう気をつけているんですが、別に読んでくれている方が気にしないのであればもう少し品性のハードルを下げようか、とも思っています。
今でも十分下衆いかも知れませんが!
嫌われても、恥を重ねても、まっすぐぶろぐ道を歩いて行く所存であります。よろしくお願いします。


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かなしいはなし。

2010年05月20日 03時26分51秒 | 雑記
AVレビューを書かなければ、と思いつつもインスピレーションが湧かないというか、有り体に言えば「なんも思いつかん」という事なんですが。
最近AV観てないしなぁ、ってレビューは全部架空。幻想。私の頭の中の消しゴム。
と毎度のように思いつきのみの文章でお茶を濁しつつ、本日は何か違った趣向でいってみようかしら、と思いますがどうでしょうか。


これは実話を基にした話です。大体ですが。

我が家の近所に一杯飲み屋があります、というかありました。
小さなお店でしたがカウンターにはいつもたくさんのお客さんで、とても賑わっているようでした。なぜ僕がそれを知っているかというと、いつもドアを開け放していたからです。知り合いのお客さんが多かったのでしょうか、ちょっとうるさいぐらいに賑やかでした。
切り盛りしているのは若い夫婦、ヤンキー風でちょっと僕の苦手なタイプでした。だからと言う訳でもないのですが、その店には一度も行った事はありません。
屋号が、おそらく二人の名前になっていたのもヤンキーチックで苦手な感じだったし。人によってはほほえましくも感じるんでしょうけど。

通りすがりに横目で覗くとたまにその夫婦よりも年配の、ちょうど母親ぐらいの女性がお店を手伝っている事もありました。エプロン姿でかいがいしく料理を作ったりして。
勝手な想像ですが、悪さばかりしてきた息子が結婚し、やっと落ち着いて小さい店ながらも自分で商売を始めたことが嬉しくて、ちょっとうっとうしがられながらも手伝っているんだろうなあ、なんて思っていたものです。なんかそういうの、素敵やン? それでも行きませんでしたが。

ここで話は急転直下、プライバシーの事もあるので詳細は書きませんが、ある日この若夫婦は突然死にます。とある事件に巻き込まれたのです。
付き合いは無いといえ近所での事だったのでやっぱりショックでした。
もちろんですが店は閉店しました。仕方ない事です。
何日も店のドアには立ち入り禁止の黄色いテープが貼られていました。別に何と言う事もないのですが、その前を通る時は少し緊張して余り視線を向けないようにしていました。
また借り手が現れるんだろうか、なんて思いながら。

幾日か、はっきり覚えてはいませんが、結構な時間が経ち、またいつものように店の前を通ると「営業中」という看板が点灯しています。店名も変わっていません。ドアは閉められていましたが。
誰か引き継いで始めたのだろうか、と気になりましたが特に中にまで行くほどの興味は湧かず通り過ぎたのです。でもなんとなく「お母さんが店を継いだのかな」とは思いました。
そしてそれはその通りでした。
でも以前の通りではなかったのです。
ある夜、また店の前を通り過ぎようとした時、ドアが開け放たれていました。
「あれ?」と思って目をやると、店の前にお母さんが立っていたのです。僕と目があって笑いながら会釈してくれたんですが、以前とは全然様子が違いました。
洋服にエプロンを着けて店を手伝っていたお母さんは、着物に派手な化粧で塩沢トキのような異様な髪形で道行く人に会釈をし続けていたのです。
本当に失礼だと自分でも思うんですが、「壊れてしまったのか?」と思わずに居られませんでした。それぐらい異相だったのです。

でも悪いように考えようとすれば、それはいくらでも考えられます。
お母さんは息子達を失ってしまったという辛い出来事を乗り越えようと、自分を奮い立たせて店を再開しただけなのかも知れません。それが空回りして、傍目からみれば笑ってしまうような変な衣装を選んでしまった可能性も十分あります。
ところが人間は、というか僕がなんでしょうが、勝手で残酷な想像をしてしまうんです。同情しながらも、正直に言ってしまうと好奇の目で見ているのです。
そしてお母さんが本当はどうなのか、他者からは判断できないのです。
せつないです。でもそれだけです。
僕も、店のお母さんもその後変わらず日々を過ごしています。そんなものなんだろうと思います。
昨日も店の前に置いてあるファンシーな人形を見かけてブルーになりましたが、なっただけです。


……趣向が違い過ぎてしまったようです。AVの話から始まったのに。
すんませんすんません。


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『俺は見た!』とは何か?

2010年05月19日 01時33分30秒 | マンガ
数回前からタイトルに使っている「俺は見た!」なんですが、もともと漫画のタイトルで、
「これ読んだ漫画ファンは喜ぶやろなぁ。しめしめ」
などとパロディのつもりでしたり顔、どころかどや顔で書いていたんですが、特に漫画ファン方面からの突っ込みもなく、いつものごとくさざ波のようなアクセス数。
実は漫画タイトルではなかったのか、と自信を無くしかけています。
というか自信はもう無い!

個人的には中沢啓治か旭丘光志あたりの社会派ダウナー劇画にそんなのがあったような気がしているんですが……。
漫画に詳しい方で「私知ってる、なんでも知ってるんだから!」という人がいましたら是非お教え下さいませんか(自分では調べない方針)。
土下寝してコメントをお待ちしております。

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俺は出た!

2010年05月18日 20時54分36秒 | マンガ
皆さんはもうご存知だと思うんですが、

週漫スペシャル6月号、美和剛先生の『成功は夜、生まれる』にまた名前を出して頂きました。小さくですが。
嬉しく幸せです!

なにかご恩返しをしたいのですが年収12万程度の自分に何ができましょう。
僕にできる事といえば、ご出身である秋田を褒める事ぐらい。でも秋田県についての知識は皆無です。おおシレーヌ、君は美しい……これもカイムです。生きてるっていってみろ!
それならばせめて宣伝でも、と思いまして美和先生のブログを勝手に紹介させて頂きましてご恩返しとさせてもらいます。
『美和剛の漫バカ歩記』こちらで身辺雑記などを綴られております。
これでチャラ! イーブン!
あ、あと数年前に週漫スペシャルに連載され未単行本化のままだった名作『農業ノススメ』がケータイコミックになったそうです。めでたい!
これで一歩リード! 恩を着せた!

と思ったのですが以前にも出していただいてるのでリードならず……なのですわ!
なんて、美和剛先生はそんな恩がどうとか気にされるようなエイナルの小さい方ではないのです。作品を読めばわかります! ハッピーコミックですもの!(byげきがウるふさん)
ワイの完敗や!

という事で未読の方は週漫スペシャル、もしくはケータイコミックで是非美和剛作品をチェックしてみて下さい。幸せを共有しましょう!


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俺は見た! その2

2010年05月17日 03時42分21秒 | 雑記
ナンパAVの話、続く。

ナンパAVの仕込み、ヤラセ撮影をしている場面を目撃したということについてはすでに述べた。
ではそうかといって僕がナンパものAVを好きではないか、というとそうではない。好意的ですら、ある(ここまで司馬遼太郎風)。

僕に好意的でい続けさせる理由がナンパAV界の鉄人、ケンケンこと島袋浩の存在である。
もちろん彼の出演している作品にも場合によっては仕込みを使っている事があるかもしれない。しかしそれを補って余りある魅力を島袋は持っている。

ナンパAVを観ている訳だから、ユーザーはかわいい女の子をゲットしてくれる事をまず期待する。そしてその期待は時に裏切られ、時に答えられる。
その期待感からファンは『ザ・ナンパミラクル』などのシリーズを追い続けてしまうのであるが、観てきたシリーズの本数が重ねられるごとに、ユーザーの視点が「かわいい素人女性をナンパする」ことより「島袋浩その人の一挙手一投足を見守る」ことへとシフトしていくのである。

まず、島袋は適当である。デタラメである。無責任男である。
「C調言葉にご用心」とはよく言ったもので、目的であるナンパ成就の為であればその場限りのテキトーな嘘など平気でつく。
「僕たち映像研究会なんですけど~」
という文句をニヤニヤしながら女性に投げかける彼の姿は、ファンにはおなじみの光景ではないだろうか。テキトーもここまで来ると大人の余裕に見えないか。実際彼は余裕である。余裕のよっちゃんである。
そこに山城新伍的「大人のかっこよさ」を感じる彼に、世のボンクラ男子は魅了されているのではないのか。チョメチョメ。
漫画家ルノアール兄弟の原作担当、左近洋一郎先生も島袋浩ファンなのは有名な話である。

彼の醸し出す雰囲気を一言で言うと「平和」である。
ピースフル。
例えば彼のブログのタイトル、ヌードマン島袋浩と同志&楽しいグルメ日記
自分の事を「ヌードマン」と呼ぶなんて、なんたら平和ではないか。というかヌードマンって何よ? その疑問まで含めピースな感じがする。そんな彼だからこそ、ナンパされた素人女性も安心して(なし崩しな感じもするが)心を開くのだと思わないか。
そういえば島袋はよくピースサインをする。乳首を見た瞬間とかに。
平和の象徴は鳩なんかより彼の方がよほど相応しいではないか。ピース。

そしてナンパ旅はロードムービーでもある。
日本各地、あらゆる場所に行きながら今日も彼はナンパしているに違いない。相棒シミケンと共に(ちなみにシミケンいじりも彼の作品の見所のひとつ)。

このように書いていると何か凄い偉人のようにも思えてくるが、実際ナイスガイである。
「そこにシビれるぅ! 憧れるぅ!」的な。どてらい。
いつか僕も彼のように、乳首を見て振り返らずピースできる様な男になりたいものだ。
ピース!


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