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人件費は変動費?

2008年12月24日 | Weblog
変動費とは売上高や操業度によって比例的に増減する費用のこと。
変動費の具体例としては直接材料費。

一方、固定費とは短期間では売上高や操業度の増減と関係なく一定に発生する費用のこと。
固定費の具体例としては機械の減価償却費などがある。

人件費において正社員は固定費、パートタイマーは変動費となるのが通常のケース。

「月例給与」=「所定内賃金」+「所定外賃金」
「現金給与」=「月例給与」+「賞与・一時金」
「人件費」=「現金給与」+「退職金・年金費用」+「法定福利費」+「法定外福利費」
「総額人件費」=「労働費用」=「人件費」+「教育訓練費」+「採用・募集費」

・「所定内賃金」とは、就業規則などであらかじめ決められた労働時間に対して支払われる賃金で、基本給のほか、家族手当、通勤手当、住宅手当などの諸手当を含んでいる。
・「所定外賃金」とは、上記「所定内賃金」以外の臨時の労働に対して支払われる賃金で、時間外手当、休日出勤手当 などをいう。


確かに、契約社員に掛かる経費は変動費だ。
材料費・輸送費などと同じ、これらも、削減することによって、窮地に立たされる会社があり、そこで、働く人たちの生活に大きな影響がでる。

しかし、直接人の生活・人生にかかわる契約社員の経費を他の変動費と同じに扱っていいものか?

企業のCSRが撮りだ足され、定着観が出だした矢先に、大企業の本性を現した感じ。

O県に企業進出した、C社などは、国や県の補助金を使っているのではないか?
もし、そうだとしたら、ある意味詐欺だよな。

資本主義社会の中において企業は株主の物。
莫大な内部留保を抱えつつ、派遣打ち切り、しいては正社員までもの解雇。

企業は地域に生かされていることをお忘れではないか?

中小企業の創業・企業において「人・物・金」は、経営の基本。

原材料費などと人件費(派遣社員)を同じに扱う、大企業の姿勢はどうも納得できない。