記者クラブは官庁の下部組織なのか~『ジャーナリズム崩壊』
上杉隆著 幻冬舎新書
大分、スローペースになってしまったが、ようやくまた一冊。
結構、びっくりしたのが「メモ合わせ」
文中より
“国会で取材をしているとシバシバ不思議な光景に出くわす。
何人もの記者達がエンジンを組んで、額をつき合わせている光景だ。
一人の記者がメモを片手に何かコメントをささやいている。
周囲の記者達は、逐一、その語彙を確認しながら、ペンを走らせている。
ライバルに対して塩を送るようなコン行為は「メモ合わせ」と呼ばれている。
政治家の声が小さくて言葉が聞き取れない時や、渦中の政治家が重要な発言をしたときなどに良く見られる光景である。
異なった会社の記者同士なのだが、その記録が正しいかどうか、お互いメモを見せある風習がこれだ。”
文中からもう一つ
“異業種の失敗には鬼の首を取ったかのように厳しくの似、同業他社、つまり新聞メディアのミスに着いては目をつぶる。
唯一の請った護送船団方式、それがメディア業界だ。”
結論は、記者クラブの解放を訴えている内容。
朝日新聞・NHKをかなり痛烈に取り上げている。
『ドキュメント死刑囚』とは、また違った読み疲れしてしまった。
上杉隆著 幻冬舎新書
大分、スローペースになってしまったが、ようやくまた一冊。
結構、びっくりしたのが「メモ合わせ」
文中より
“国会で取材をしているとシバシバ不思議な光景に出くわす。
何人もの記者達がエンジンを組んで、額をつき合わせている光景だ。
一人の記者がメモを片手に何かコメントをささやいている。
周囲の記者達は、逐一、その語彙を確認しながら、ペンを走らせている。
ライバルに対して塩を送るようなコン行為は「メモ合わせ」と呼ばれている。
政治家の声が小さくて言葉が聞き取れない時や、渦中の政治家が重要な発言をしたときなどに良く見られる光景である。
異なった会社の記者同士なのだが、その記録が正しいかどうか、お互いメモを見せある風習がこれだ。”
文中からもう一つ
“異業種の失敗には鬼の首を取ったかのように厳しくの似、同業他社、つまり新聞メディアのミスに着いては目をつぶる。
唯一の請った護送船団方式、それがメディア業界だ。”
結論は、記者クラブの解放を訴えている内容。
朝日新聞・NHKをかなり痛烈に取り上げている。
『ドキュメント死刑囚』とは、また違った読み疲れしてしまった。