◆収支
2,000個の貯玉を使い、回収ゼロ。遊技時間は2時間くらい。
◆座る前の印象
世代的に超ツボ。
とりあえず触ってみたいけど、アクリルは嫌いなんだよね。
全館イベントで大混雑なのに、3台中2台空きってところに一抹の不安を覚えた。
平和の上皿は、玉が少なく見えるし、すぐに下皿へ落ちるし、ハンドルもおかしいし、
枠の電飾は下品だしでロクでもないと思うんですよね。
豊丸に次ぐ「早く枠を新しくしてほしいメーカー」です。
◆打つ直前の印象
ヤッターワン役モノの圧迫感は結構感じました。
打つ前の状態は眩しくない。
むしろ隣の美空のフラッシュと高音が公害です。
液晶左に常駐してる主人公達がアクリルに邪魔されて見えないけど、
全体のポップな印象は嫌いじゃないかな。
◆版権の知識レベル
小学生の頃は毎週楽しみだった。
キャラの名前も世界観も分かってるけど、敵ロボの名前までは分からない。
◆液晶について
スケーラーの影響か、通常図柄がボヤけ、疲れます。
これが1時間くらいしたあたりから、かなりの負担になった。
【2Dアニメ系＞3Dポリゴン系＞実写人物＞背景】
の順番で、線をくっきり書かないといけないと思う。
2Dアニメの引き延ばし画像は、目の負担になります。
ヤッターマンステージとドロンボーステージを行き来することで、
意識の中で「敵」が不在となってしまいましたね。
これは銀河英雄伝説と全く一緒。
帝国と同盟、両方のキャラを大切にしすぎて、どっちつかずになった状態。
明確な目標が分からなくなるから、打っていて思い入れの対象がいなくなっちゃう。
どんなに人気があってもドロンボーはヤッターマンの敵であり、並列に置くのはバカだと思った。
保留のサイコロは1～4にすべきだろ常識で考えて。
なんで全部2なのかと。
ついでにオモッチャマばかりしゃべって、うざすぎだコロン。
あとね。会話系がひどすぎる。
「●リーチを出して」と言いながらドハズレはいかがなものか。
最低でもリーチはかかってくれ。
また、スーパーリーチの終盤、ボタンプッシュのカットインで、
キャラが無言というのはどういう事だ。
何か言えよ。
白けるんだよ。
緊張が一気に消えるんだよ。
羽根モノだってブッシュすれば喋るのに、
スーパーリーチ終盤で、カットインまで差し込んで無音ってどういうセンスだ。
同じく、画面が真っ白になる時間や、無駄なための時間が長すぎる。
尺を合わせるためなのかもしれないけど、無駄な無音時間は減らしてほしかった。
ついでにどうでもいい部分を一つ。
ボヤッキーのボッタクリ床屋リーチでさ。
ドロンジョが「10万円になりまーす」とか言うじゃん。
あれ、10万円近く負けてる時に聞くと、多分死ぬほどムカツク。
いっそのこと「10億万円」くらい言わせれば、ギャグで済んだのになと。
◆BGMについて
歌うのは最高だが、あらすじ紹介の時は歌詞を消すべきでは？
◆役モノについて
サイレンが完全に空気。
派手に鳴ってノーマルリーチってどうなんだ。
タメヌケは結構いい感じだけど、ヤッターワンの作動ポイントは2個所ある。
これはイマイチ。
確か釣りキチ三平もそうだったような希ガス。
必殺の豪剣は、天井裏シーンの一発作動。
だから動いた時に気持ちいいんだと思うよ。
◆電飾について
マクロスでも感じたけど、色とりどりすぎて下品。
この部分を4色で光らせ続ける意味が分からない。
◆1時間で分かった世界観
ヤッターマンは弱い。
ドロンボー一味は無敵。
個人的な評価は「不満」とさせていただきます。
累計投資・13,500円
貯玉・16,500→14,500発
今回の『ヤッターマン』に関する平和の記事、非常に共感が持てたのでコメントさせて頂きました。
最近の平和の機械は無駄なタメ、大した意味も無いのに、期待度を煽り過ぎる派手な演出が
非常に多く感じます。
これだけが全てではありませんが、結果、それが遊技動機を喪失させ、長いこと打てない。
コンテンツや演出、スペックなどの部分部分を切り取ると非常に良い出来な機種も多く、残念でなりません。
京楽の機械に対する私の考えですが、まず骨格を作り、そこに肉付けをして作っている過程が
打って居て見えてくる気がします。
骨子ありきな作り方なんで、大きくバランスを崩すような形のものは仕上がって来ない。
対して平和は腕や足と言った部分をまず作り、それをまとめてくっつけ、仕上げる。
だから、あれ？両方右手じゃね？とか、足のサイズが左右違うんだけど…みたいな、非常にバランスの悪い機械となってしまう。
解りづらい例えかも知れませんが、そんな気持ちにさせられます。個人的には好きなメーカーであるので、今後も頑張って頂きたい。
そう強く願う次第です。
長文の思いの丈をコメント欄にぶつけてしまい
申し訳ありませんm(＿)m
平和はオーナーさんが株を手放したり、
度重なるリストラがあったりで、かなりの人材が流出したと思われます。
そんな中、残った人達は開発中の機械を引き継いだ。
担当者の変更はそのまま「つながりの悪さ」になるのかなと。
や、ただの勘なんですけど（汗）
最近の平和を見ていて思うのは、
「引き算」を始めたかなということ。
京楽もSANKYOもサミーも、今の機械は足し算でできています。
だからどんどん過剰になる。
なぜ成功したかの要因分析をしていないから、基の作品にプラスする形でしか発展できない。
平和は過剰演出に乗り遅れたメーカーの一つです。
それが今、一周回って時代の先頭に立つ可能性が出てきた。
足し算スパイラルに陥った京楽等を尻目に、
「必要十分とは何か」を追求した機械を登場させつつあるように思います。
現状は単に開発力不足なだけかもしれませんが、来年に期待するメーカーの筆頭です。
多分これは、容量（もしくはクオリティ）の上限を初めに決めて、そこに入る内容をきめています。
なので、無駄が無いのです。
しかもＣＧのクオリティが非常に高い。
２Ｄの模範ともいえるレベルです。
で、逆にあれもこれも入れようとしたのが「南国」。
これは、やばいと初めは思いましたね。この絵の雑さはと。
でも、打っています。
その要因を考えると、根本的な「間の演出」が上手いのですよ、お天気も南国も。
だから、気持ち良い。
今年の個人的ベスト１は、「お天気」です。
いつもは、エヴァだったんですけどね。
実は今日、初めてお天気を打ちました。
あれは良くできてますね。
おっしゃるとおり、ちゃんと引き算やってました。
テクモのキャラデザも素晴らしく、ホント、2Dの見本みたいな機種です。
絵の雑さは引き伸ばしによるものですよね。
基本的にどの2D機種も、通常図柄さえしっかりしていれば、
背景やムービーを引き伸ばしても大丈夫みたい。
あれだけ大きな液晶をフルに使おうと思ったら、やはり無理がくるんでしょう。
逆にパワフルワールドの特賞中ムービーなんかは、
あんなに小さいのにあんなに粗い。
元の動画サイズは640*480とかじゃないかしら。