わんおふ!

いいパチンコLLPのボンペイ吉田が綴る「真面目なほう」のパチンコブログ
匿名コメントは削除対象となります

アンケートのお礼

2010年04月30日 00時43分47秒 | その他
5月の新台に対する期待アンケート、ありがとうございました。
嫌いなメーカーを問うという難しい設問があったにもかかわらず、
わずか1日半で300票もの投稿数となりました。

お礼と言ってはささやかですが、新台リサーチから、
先月ご協力いただいたアンケートの部分を抜粋いたしました。
どうぞご覧下さい。

なお、会員ページに「嫌いなメーカー」について、
ファン、ホールそれぞれのTOP3を掲載しました。
興味深い結果ですので、会員の皆様におかれましてはぜひご覧下さい。
(会員ページはPCからのみとなります)


マルハンに関して最近思うこと

2010年04月25日 20時38分00秒 | その他
マルハン@茂原の開店を間近に控え、千葉の何カ所かをまわってみました。
印西、八千代、千葉みなと、市原。
どこも強いのですが、私の知っているマルハンとは若干違いました。


◆マルハンの変化・接客◆

・やたらと大声&やたらとオーバーアクション
・ヘソを開け、スルーとアタッカーを閉める

私の知っているマルハンってそんな感じ。
大声やオーバーアクションの是非はまた別の機会に書くとして、
現状、千葉県内のマルハンは演技型接客から距離を置きはじめました。
シマから出る際に振り返ってお辞儀したり、
中央通路を歩く人へ大声で挨拶したりと、
お馴染みの光景は消え失せています。

一方、箱交換やジェットカウンターなど、
face to face時のみ声を出しています。
つまり「濃い接触以外は発声しない」ということ。
シマ内でのすれ違いでも、ほとんど喋らなくなりました。

逆に増えたのは、アイコンタクトや、うなずき。
ノンボイスコミュニケーションとでも言えば格好いいですけど、
ぶっちゃけ、あうんの呼吸というやつ。
「声を出さずに接客する」というのは、ディズニーランドの掃除もそうでした。
話しかけられる前は、せいぜいアイコンタクト笑顔だけ。
普段はひたすらに、黙々と掃除します。
いざ face to faceの状態になったら、得意の濃い接客を開始する。
千葉県内のマルハンは、これに近付いているように感じます。

ぶっちゃけ、効率もいいんですよね。
普段から大声出したりオーバーアクションをしたら時間を取られるし、
自分に酔っちゃうから周囲の状況も見えなくなりますし。


◆接客の進化プロセス◆

パチンコ店の接客は以下の展開を踏みます。

・無接客
無愛想、無挨拶、無礼

・真面目接客
一生懸命、ひたむき、初々しさ

・演技型接客
大声、オーバーアクション、自己陶酔

・無音声接客
発声と無音の使い分け、背後への気遣い、知識量

茂原には演技型接客店舗はありませんから、
当面は指導の楽な演技型を採用するでしょう。
元気、情熱、感動を打ち出すと予想します。
そして、他店は同じような接客を追随する。
追随し始めたら、逆に無音声接客へ切り替えていく。
茂原市民からは「やかましくなく、礼儀正しいスタッフ」と賞賛され稼働を保つ。
……というのがマルハンにとって最善のシナリオ。

これに「他社が自店を追随しない場合」と、
「稼働を取るのに失敗した場合」を用意しておく。
失敗時のオプションをどれだけ事前に容易できるかで、
グランドオープンの正否は決まるような気がします。
素人考えですが。


◆時代に即した釘調整◆

かつてマルハンは、アタッカーやスルーを殺し、風車上まで殺し、
その分、ヘソを等価とは思えないくらいあける調整をしていたように思います。
違ってたらごめんなさい。
世間一般で言う「等価釘」というやつですね。
これって今の機械に適していません。
今さらですけど、改めて書かせてください。

保留0~1では濃い演出が出やすく、
保留3~4ではリーチすらかからずあっという間に止まる。

この演出補正により「回ってないほど楽しい」という、
昔からのパチンコ好きにとっては、
絞め殺したくなるような機械ばかりになりました。

メーカー開発者は考えます。
高交換率だと回せない。
回らないとつまらない。
客は飛ぶ。
ならば保留0~1の時に濃い演出を出せばいいじゃん!
という、ホールの現状に対応させた機械作りです。

以前は停止秒数の調整だけでした。
今は、疑似連をからめて停止秒数を上げます。
濃い予告、濃いリーチで客の感覚を麻痺させるんですね。
回らないことで、面白い演出を沢山見られる。
回しすぎると、メチャクチャつまらない機械になる。
ゆえに、ヘソを閉めるのは、客の要望にも叶うわけです。
もう、死ねって感じ。

('A`)

さて、話を進めます。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんけど、
最近私、パチンコ博物館へ出入りしています。
ここに「釘を叩けますコーナー」があるんですよ。

ハンマーを握るのは一般客ですから、
そりゃもう、とんでもない曲げ方をします。
閉館後、元ゲージへ戻したりするんですけど、結構大変。
でね。
一般の人達って、どこを叩くと思いますか?

ヘソ?

違います。

アタッカーとスルーを開けるんです。

牧野館長から聞いた時は結構衝撃でしたよ。
でも、遊びに行くたびチェックするんですけど、
確かにアタッカーやスルーばかり叩かれてる。
もちろんヘソも叩くけど、
アタッカーやスルーに比べれば大したことはありません。

つまり、今のお客様の不満は、アタッカーとスルー。
大当り中と確変中に、強い不満を抱いているんです。

本来、大当りや確変って嬉しいものですよね。
皆さんだって「大当りすれば、客は嬉しいだろう」と思ってますよね。
違う。
客は大当りした後にこそ、苛立ちを覚えてるんです。
大当りは、現金投資から逃れられてホッとする場所でしかない。
現代パチンコの低稼働要因は、ここにあります。
当っても嬉しくない。
これです。


◆あの店の釘◆

先日、市原店で沖縄2を打ちました。
一万円で173回転。
8連チャンで10899玉(1回あたり1362玉)。
時短中、7分間で19玉減。

当った瞬間、上皿に残っていたのは10玉ほど。
また、時短終了後は一発も打たずに止めています。
また、常時オヤジ打ちです。

確変中のストレスはゼロ。
一方の出玉は少ないような気がしますけど、
アタッカーの飛び込み自体はかなり良いので気になりません。
よく見ると、下道の添え釘を使って丁寧に殺しています。
「一カ所で殺さない」「アタッカーはナリで」
というスタンスのようですね。

これを踏まえて、次へ進みます。


◆特徴を先鋭化させる手法◆



これは、千葉県内の等価激戦区。
店舗名は架空の物ですので、深く考えないでください。

「D駅」は今まで通りの等価ホールパターンですね。
「上昇」は最近参入したばかりだからか、オマケを開けて長く座らせ、
満席感を出そうとしているのかも知れません。

D駅は関東で急成長しているチェーン店。
上昇は北海道で有名なチェーン店。
「日射」だけ単独店です。

こう見ると各店特徴ありますね。
特に日射はあまりにも極端です( ̄▼ ̄;)
でも、ちょっと待ってください。
丸と日射。
傾向が似ていませんか?

確かに日射は極端だけど、
ヘソとオマケを殺して、スルーとアタッカーへ回すという方針は、
丸と全く一緒ですよね。

日射はかつて、北海道の雄と言われたホールにも負けず、
丸が2店舗できてもビクともせず、
さらに同じく等価の「永遠」が2店舗出店しても、いまだに高稼働を保っています。
近所にあった千葉県内で有名だった2社の店舗は撤退していることからも、
その際だった強さが分かります。

あまりに強く、出す時の勢いが半端じゃないので、
業界人として考えちゃいけないことを考えました。
ひょっとしたらアレなんじゃないかと。
でも、打ってみると違うんですね。
あ、ここで殺してる、ここでも落としてる、
あ、海は甘いけどこっちのシマは……みたいな。

例えばスタートを6.0から5.85にした時、
千円あたりだと0.6回しか変わらず、客は気付きません。
しかし、スタートを0.15落とすことで、
BAを5上げられ、かつT1Yを20上げられる。

逆に言えば、打っても分からない千円スタート0.6回の差のために、
BAを5も下げ、かつT1Yをも減らさねばならない。

稼働や資金に余裕のないホールだと、
SもBAもT1Yも全て落とさねばならないかもしれない。
でも、調整できる余裕があるのなら、
BAとT1Yに力を入れて欲しいなと思います。

話を丸と日射に戻しましょう。
日射は昔からこのスタイルですけど、
結果として「丸の特徴をより極端にした釘」となっている。
もちろん地域性があるから一概には言えませんけど、
丸に対応(対抗ではない)するのは、これかなと。
地域にある丸の特徴を極端に」というのは、
全国の等価ホールで使えるスタンスなのかなと感じました。

個人的には上昇にも注目しています。
「オマケを開ける→負け金額は変わらずとも長く打てる」
という流れが今後も通用するのか、見てみたいんですね。


◆まとめ◆

まあ、ホール経営未経験の人間が釘を語るなって話ですけど、
ミステリーショッパーとして、
また、多くのホールで打ったファンの感想として一つだけ言える。

「マルハンに勝とうとしちゃいけない」

いやまあ、良く言われる結論ではあるんですけど、
もっと掘り下げて言うならば、強い2番店、老人の多い3番店を目指す。
パチンコ洞にも書きましたけど、
勝てる要素はこちらで決めればいいわけで。

女性に愛される店とか、
海の強い店とか、
若者の集まる店とか、
感動接客の店とか、
新台を多く導入する店とか、
様々なイベントをする店とか、
それ、全部マルハンの強みです。

一点突破できるとしたら、「爺さん婆さんばかりの店にする」。
これしかないと思うんですよ。

ホールの方って、皆さん若いですよね。
だからどうしたって感性も若くなる。
釘を開けたいし、機械を買いたいし、イベントだってやりたい。
強いホールを見るとそれを真似したくなる。
でもお年寄りって基本的に、長く遊びたいだけなんです。

マルハンくらい強くなると、回転率を上げて収益を最大化したい。
そこからこぼれる層は確実にいますから、
丁寧に拾い上げていただけたらと思います。

……なんて簡単に書いてますけど、大変な話ですよね。
マルハン自身「次の一手」を無限に考えているでしょうから。
今回、海物語沖縄2に桜バージョンが出ました。
ほとんどのホールさんはMAXを買った。
現状ではそれこそがベストの選択。
しかし、3年後を考えたら、微妙です。

「私なら」という注釈に意味のないことは分かっちゃいますけど、
もしも私がマルハン@茂原のマネージャーなら、
絶対に現金機タイプのビッグを導入します。
少台数でも設置し、近隣の客を教育しつつ、データを集める。

茂原市の等価店は極端に高TS化が進んでおり、
かつライトミドルの設置台数が少ない。
1/150~1/250を一定数設置することで、稼働の下支えを企む。
最強チェーンだからこそ、こういう細かい部分を突く。
これによりグランドオープンの成功は確約されるのではないかと。
あくまで妄想ですが【´・ω・`】


・マルハンの接客は演技型と無音声型を使い分ける
・ヘソを閉めスルーとアタッカーを開けるのは時代に即した調整
・時代に即した調整をマルハン以上に徹底させる
・ホールの描く一般的な戦略や戦術は全てマルハンの得意分野
・マルハンはその稼働ゆえに高齢者を取りこぼしやすい
・それを自覚しているマルハンは桜ビッグのようなスペックを積極的に使うであろうと予想される



愛ってなによ

2010年04月23日 23時13分53秒 | 携帯から投稿
昔からパチンコホールには嘘や煽りがつきものです。
それを見抜いてマイホを探すのも、一つの醍醐味。
「出ます出します取らせます」というフレーズは、
その後に続く「嘘つけ! あんも出ねっぺよ!」という客の文句までセットにして、
一つの味わいだったわけです。

そんなパチンコの煽り文句ですけど、
ここ数年、意味不明な嘘を見かけます。

「当店はトコトン海を愛します」

(´・∀・`)へー

という、あれ。

愛してるなら、なんで地中海外すの?
貴方の愛は使い捨てなの?
マリン悲しい!
でも桜のアレを買ってくれたら許してあげる!(ひーふーみー)

結婚詐欺じゃあるまいし、
「アイシテル」なんて簡単に使っちゃイカンと思うよ。
つか、愛してると言う割に、今の海と前の海の差も答えられないんだよね。

それにさ。
「愛してるはずの海コーナーが他シマより低稼働だったら、店の愛を客は疑ってる」ってことよ。

燃える恋愛を知らない私ですけど、
疑われた愛から始まる悲劇は知っています。
愛を宣伝して低稼働の場合、客に対してプラスの影響は無いんじゃなかろうか。

それともアレか。
カリブも地中海も沖縄も同じ海だから、
「海シリーズとして愛する」ということか。
世界中の女は俺のもの理論だ。

営業と内勤

2010年04月23日 15時52分08秒 | その他

先日、藤商事の東京支店にお邪魔しました。
ゴーストバスターズ他4機種の追加スペックを尋ねに行ったんです。

ショールームの呼び出しボタンを押すと、
「はい?」というぶっきらぼうな声。
ありゃ、ひょっとしてボタンを押し間違えたかな??(汗)

スペック表を欲しい旨を伝えたところ、
すぐに女性スタッフが下りてきてくれました。
組合名・氏名を記帳した上で、
「スペック表をいただきたいのですが。無いようでしたら、振り分け率だけでも教えてもらえますか?」
と伝えます。

カウンター内をごそごそする女性社員。
ほどなく、ヤマトの追加スペック表を受け取りました。
おお、ありがたい。
明るく、感じのよい方で、二度嬉しい。

「他の3機種のスペック表はありますか?」
と尋ねたところ、どうやら手元には無い様子。
どこかへ電話した上で、事務所へ向かいます。

ほんの数分で、経験を積んだ感じの男性が降りてきました。
所長さん?
気後れしつつ、スペック表をいただけますかと伝えました。

「今、資料はこれしかないんですよ」

と手渡されたのは、価格表。
藤商事さんはいつもスペック表を作っているので、
価格表しかないということは、
ホールさん以外には渡せないってことだなと察しました。

察したものの、このまま帰るわけにはいかないので、
スペックの、確変振り分け率だけでも教えてもらえないか、
食い下がったんです。

「申し訳ありません、こちらでは分かりません」

え?

「営業スタッフのいる時に来ていただければ、分かると思います」

え?

ああ、そうか。
ホールじゃないから渡せないって話じゃなく、
本当に分からないんだ。

価格表を渡したのはイヤミではなく、
せめて手元にある資料を何か提供しようとして、
持ってきてくれたんだ。

なんだか申し訳なくなってしまい、
また日を改めますと伝え、ショールームを後にしました。
冷たい雨の木曜日。
明日にでも千葉営業所へ行ってみようかと計画を立てた時、
ふと思った。

メーカーへ行ってスペックが分からないなら、
一体どこへ行けばいいんだ?

もしも私がホールの人間だったら、
致命的に商機を逃しているんじゃないか?


今回の機械は他社の追加スペックやリユースより高く、
営業の現場は非常に苦労されていると思う。
ならば、ショールームに残る内勤社員にも、
できることはあるのではないでしょうか。

男性社員さんも女性社員さんも、
物腰穏やかで丁寧な対応をしてくれました。
私のような、機械を買わない人間に対しても、です。
すごく勿体ない。
企業として、会社として、
内勤社員も活躍できる体制を整えてあげることって、
営業を走らせる事と同じくらい大切じゃないかと思うんですね。


=追記=
スペック表、千葉営業所にあるそうなので、今からいってきます。
追加スペックレポートは今夜から順次発行します(・∀・)



カジノ法とパチンコ業法はいつ?

2010年04月23日 13時17分01秒 | その他

カジノ法とパチンコ業法について、いただいた情報をまとめたのですが、
どうやら他のブログで既に触れられている内容だそうです。

情報に疎い人間はすぐに舞い上がって記事を書くという、
恥さらしの見本みたいなことをやってしまいました。
慣れないことはやっちゃいけませんね(汗)

とはいえ。
個人的にはとても嬉しい情報だったので、リサーチ会員限定ページに転載しました。
情報をくださった皆様、ありがとうございます。
かなりホッとしました(・∀・)



等価交換と一物一価のまとめ(最下部に追記あり)

2010年04月21日 17時57分36秒 | その他

◆等価交換とは

等しい価値を有するものを相互に交換すること。
パチンコにおいて等価交換とは二つの意味を持ちます。

1/100円で25玉借り、25玉で100円の特殊景品に交換できること
2/同じ商品なのに、玉とメダルで異なる価格を付けるなよということ

1番はいいですよね。いわゆる「完全等価」と言われているものです。
パチンコなら4円交換とか、25玉交換とか。
名古屋なら50玉(200円)とか言います。
スロットなら5枚交換ってやつです。

問題は2番。
これが今回問題となっている一物一価の原則。



◆一物一価の原則

たとえば1本120円のジュースを置いてあるとします。
玉だったら、多くのホールで30玉かな。
メダルだったら6枚です。

貸玉1玉は4円。
120円のジュースなら、120÷4=30玉 です。
メダルは1枚20円で貸し出すから、120÷20=6枚。
ここまでは問題ないですよね。

一つの商品に、一つの価格を設定する。
これが一物一価です。
玉なら30玉なのに、メダルだと7枚だったら、一物二価となります。



◆一物二価の現状(缶ジュースの場合)

皆さんの通うホールさんは、1円パチンコってやってますかね。
120円のジュース、1円だと何玉で交換できますか?
一物一価の原則だったら、120玉になるはずですよね。
でも、これを140玉、200玉で交換するホールがあります。
おかしくね?



◆一物二価の現状(特殊景品の場合)

パチンコ等価。
スロ6枚交換という場合で考えてみましょう。

1000円の特殊景品をゲットしようと思ったら、
パチンコの場合、250玉必要。
スロットの場合、60枚必要。

あれ?

玉の場合、1000円で250玉借りて、
250玉で1000円分の特殊景品と交換する。

ところがメダルの場合、1000円で50枚借りて、
同じ特殊景品をゲットするのに60枚必要。
10枚上乗せしなきゃいけない。

同じ商品と交換するのに、価格が違くね?
おかしくね?
今回問題になってるのは、これです。



◆一物一価問題とは

つまり、
パチンコとスロットの、換金ギャップを揃えろ
ってことなんですね。

両方とも等価なら話は簡単よね。
25玉交換&5枚交換にすればいいだけだから。
でも今のスロットって等価じゃキツイ。
んじゃ6枚交換にしよう。
でもパチンコとスロットの換金ギャップを揃えなきゃいけないから、パチンコの交換率も変えねばならない。
('A`)マンドクセ

スロ5枚→6枚 5÷6=0.8333
(この計算で、スロの換金ギャップを出せる)

パチ4円×0.8333=3.3333
(パチの交換率にスロの換金ギャップをかける)

これで、スロとパチの換金ギャップを揃えることができました。
スロを6枚交換にした場合、
パチは3.3円交換になるってことね。

もう一つやってみましょうか。
スロ5枚→7枚 5÷7=0.7142
パチ4円×0.7142=2.8571円



◆勘違いしやすい点

某県警のFAXでは、この一物一価を「等価交換の原則」と書きました。
同じ価格で取引しろってことだから間違いじゃないんだけど、
パチンコ業界の場合「等価」に、交換率って意味があるじゃん。
それゆえ、
「え、強制的に25玉交換&5枚交換にしろってこと!?」(あたふた)
と勘違いされちゃったわけです。



◆二物二価ってどうよ

頭の良い人は、こう考えるでしょう。
「スロとパチで同じ特殊景品を使ってるからいけないんじゃね? 景品を別にすればそれぞれが一物一価じゃん」

そう、まさにその通り。
スロット用とパチンコ用の景品を用意すればいいよね。
これならスロ6枚交換、パチ4円交換というのも可能だ。
実際、東北地方の某県では二物二価をやってる。

でもね。
これは勘なんだけど、今後はそんなに甘くねーよ。
なぜなら「規則の趣旨」というのがあるから。
趣旨はあくまでギャップを持たせるなってことだから、
景品を変えたって、警察からツッコミ入れられて終わりになる。
県ごとの温度差はあるだろうけど、
二物二価は一時的な措置で終わるように感じます。



◆噂に惑わされないために

もしも電話やメールで「この所轄、全店等価にしなきゃならないみたいよ」といった類の噂を聞いたら、
「それって一物一価? それとも強制25玉交換?」と尋ねましょう。
もしも後者だったら大変ですけど、現状、そんな所轄は日本中どこにもありません。
●●さんが言ってたから間違いない! という考え方は危険です。
そのままオーナーへ報告し、間違っていたら大変なことになります。

あくまで「パチとスロの換金ギャップ率を揃える」のが目的。
強制25玉交換&5枚交換ではありません。
どうぞご注意ください。



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以下、コメント欄からの転載です。
コメントそのものは匿名投稿であったため、削除させていただきました。

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「一物一価の原則」ってどなた様が作られた言葉なのかは存じませんが、
法律上、景品交換は「等価交換」が原則です。
風適法施行規則第35条の2で「賞品の提供方法に関する基準」として「遊技球等の数量に対応する金額と等価の物品」を提供せよ、と定められています。
貸玉4円であれば25玉の対価で提供する景品は25×4=100円の価値がある(と判断される)景品を提供せよということです。

実際のパチンコ店では30玉交換とか35玉交換という言われ方で特殊景品を提供している店舗も多いです。
あれはパチンコ店が30玉×4円=120円で提供した特殊景品を、パチンコ店とは建前上無関係の交換所が100円で買い取っているために
遊技客から見れば30玉の対価として100円が提供されているように「表面上見えている」だけです。店が提供した120円の価値と、交換所が買い取った100円との価値の差が「交換ギャップ」といわれているわけです。
30玉交換だろうと35玉交換だろうと、「客とパチンコ点との間の景品交換」は等価であれ、というのが法律上の原理原則です。

パチンコ店の営業が法律的にグレーだと言われる所以に、換金疑似行為(風適法23条)、釘調整と称する利益調整行為(無承認変更との境界線が曖昧)が上げられることが多いですが、
これまで業界が、「交換率」と称して風適法施行規則35条の等価交換の原則をないがしろにして営業を続けてきたことに対して、
警察行政が「法律を守れ」と要請してきているというのが、今回の一物一価問題の本質ではないでしょうか。



お金は大事だよ

2010年04月20日 20時14分38秒 | その他

5月の機械は売れているらしい?

(。-`ω´-)んー

もしもカジノ法成立→パチンコ業法成立となったら、めちゃんこカネかかりますよ。
今のままで営業できるはずないもん。

メーカーも機械作りに新しい設備が必要だし、
そもそも今のサイズで機械を出せるかどうかも分からない。
ホールはそれに対応してシマ工事や設備の全面リニューアルも必要でしょう。
しかも、今ほどの利益は得られなくなる。
すんごい税率になるだろうから。

もちろん私なんかに分からないけれど、
「ホールに儲けさせるためのパチ業法じゃない」ってことだけは間違いないわけで。
むしろ店舗数減らすために、ホール運営保証金として億単位の金を積ませるくらいやりかねん。
パチンコ合法化の暁には、間違いなく多額の費用を要します。

稼働しないと分かりきってる機械を買うよりも、
手形を減らして現金取引にしたり、
いつでも全面リニューアルできるようにお金をストックしておくべきじゃないかしら。

かしら。



当たり前のことに今さら気付いた

2010年04月19日 17時27分16秒 | その他


高稼働店で効果的な接客が、
低稼働店でも効果的とは限らない。


パチスパイのチェックリストを見直していて、ふと気付いた。
当たり前の話だよね。
ただ、旧パチスパイ及びバトルスパイって、稼働と得点がほぼ比例してる。
「低稼働なのに高得点」とか「高稼働なのに低得点」ってことはほとんどありません。
チェックリストの設計が正しかったんだと、自負できるポイントです。

ただ私は、低稼働で釘の開いているホールは大好きなんですね。
逆は嫌いです。
でも今のご時世、私のような人間はレアケースだ。
一般的な人は、人でごった返してるホールを好みます。

高稼働とは多くの人から好かれているということ。

ですよね。
間違ってないですよね。
ならば、

低稼働とは多くの人から嫌われているということ。

ってことになるのかしら。
優しく表現するならば、好かれていないということ。
あるいは、他店より劣ると判断されたということ。

少なくとも「少数のお客様に愛されている」と判断するのは危険な気がする。
商売の構造上、固定費用、限界利益というものから逃れられないわけで、
「愛してくれる少数のお客様へ大きな負担を強いる」という形になりやすい。

少ないお客様から小さな負担をお願いして事業を継続するのは、とても大変。
土地や建物の償却を終えてる自社物件であるとか、
中古を格安で仕入れられるルートを持っているとか、
人件費を抑えられるオペレーションを組んでいるとか、
そーゆーのが必要なわけですよね。
逆にいえば、低コスト経営を実現できるなら、めちゃんこ強いよね。

ここに接客って、どういう関与をさせるべきなんだろう。
接客で有名となった某ホールへ行ったことがあります。
スタッフはとても元気で、素晴らしい笑顔。
だけどお客様は両手で数えて余るくらいの人数でした。
それでもスタッフはメチャクチャ元気。素晴らしいモチベーション。

うん。楽しく働くのはよいことだね。
でもさ。
その派手な接客で客を飛ばした可能性ってあるんじゃないかな。

接客って大切だよ。
絶対に大切。
だけど無条件に「元気な接客は善なり」というのは、ちょっと違う気がする。
少なくとも、集客に結びつく接客じゃなきゃ、意味無いと思うんだ。
だって、集客に結びつかないって事は、
その接客が嫌われてるって可能性もあるわけじゃん。

という思いに至った時、
繁盛店での演義的接客と非繁盛店での演義的接客は、
別の評価を下さねばならないと結論づけました。

ディズニーランドとパチンコを同列に語っちゃいけない。
業態も違えば、資金力、体制などなど全然違うんだから。
同じように、高稼働店と低稼働店は、別業態と考えるべきじゃないかと。
少なくともミステリーショッパーをやる際は、同じ基準で考えちゃいかんだろうと。


そんなわけで新しいパチスパイの報告書は、
高稼働店と、低稼働店で、中身を書き分けていこうと思います。
全ページフルカスタマイズなうちにしかできない、贅沢な報告書。
「客商売の基本は同じ」という常識から、一歩離れて考えるわけですね。


……って書いておいて、なんなんだけど、これ、相当面倒臭いんじゃねーかしら('A`)


3月の新台の感想アンケート

2010年04月18日 13時56分25秒 | その他


毎月中旬以降にやっております、ブログアンケート。
「3月の新台の感想」をお願いします。

また、今回は「好きなメーカー」という設問を用意しました。
一般ファンの方はファンとして、
ホール関係者の方はホールとして、お願いします。

回答する】携帯・PC両用

最大300票としましたが、今月いっぱいかかっても数が集まらない場合、その時点で終了させていただきます。


経済界2010年4月20日号 パチンコの真実

2010年04月16日 15時01分56秒 | 満足


遅ればせながら、読みました。
「真実」とは言い過ぎだけど、
「事実」ではあったと思う。

印象に残ったのは、東和産業(UNO、DUO等)の岸野さん。
最近の私は「接客や内外装は、店舗の特性を知らせるタグ、ラベルである」と考えており、質のよい客を集めるためと言い切る岸野さんのコメントは胸に響きました。

派手な接客も、派手な出玉演出も、
やると決めた以上は「最も目立つラベル」とならねばならない。
「自店にとって質のよい客とは何か」を突き詰めないと、
来店動機につながるラベルを作ることはできないでしょう。

経済界 2010年 4/20号


等価交換と一物一価

2010年04月16日 04時05分43秒 | その他

先日も書きましたけど、
【カジノ法案成立→パチンコ業法成立→25玉強制】
という流れを懸念しています。

なぜなら、警察関係者および政治家に、
換金差はパチンコにしかない魅力の一つ
ということを理解してる人は、ほぼゼロだから。
むしろ等価の方がギャンブルとして正しくね? くらいに思ってそう。


1000円景品をコイン50枚で交換してるなら、
同じ景品を玉250発で交換できないならおかしいでしょ、
ってのが一物一価。

この理屈で行くならば、特殊景品を2種類用意すればいい。
スロ用の景品と、パチ用の景品。
つまり二物二価。
これなら、スロ5枚交換、パチ3円交換という事も可能。

でも多分、これってダメになっていくと思う。
というより、既にダメな県もあるんじゃないかしら。
一物一価の徹底って、強制4円交換への布石だと思うんだよね。


政治家としたら、
「日本中、全てのホールで同じ交換率」ってのと、
「日本中、ホールによって交換率はバラバラ」ってのとでは、
よほどパチンコ好きでもない限り、前者を支持するでしょ。
そういう単純な理由で、強制4円交換は成立すると思う。
まさに「法律で体系立てる」わけです。


全ホール4円交換。
この悪夢に対応できるよう、戦略を準備しておくべき。
そう思います。
そう、強く思います。



一物一価アンケートのお願い

2010年04月11日 20時37分57秒 | 携帯から投稿

埼玉県では、県警から指導を要請する通達がなされたようです。
県によって猛烈な温度差のある一物一価の指導。
これについて、ホールの方にアンケートを採りたいと思います。

設問はわずか3問。
投稿はペンネームでOKですので、ご協力のほどよろしくお願いします。

一物一価に関するアンケート

期限は4月16日まで。
集計結果の閲覧も同日までとなります。
なお、集計結果は回答者のみ閲覧可能です。