福井日銀総裁

野党を中心に、福井日銀総裁の辞任要求が日増しに強くなってきているが、
ほかに手法はないのかと思う。

確かに総裁自身に問題があり社会経済への影響も大きいが、
これまでに謝罪し、投資金の元本と利益総額をすべて寄付することや、
報酬の一部返上を申し出るなど罰を受けている。

総裁も辞任したくても与党との関係で出来ないかもしれず、
これ以上個人を攻撃しても悲劇を生むだけだ。

結果的に、今回は投資金額以上が社会に還元され良しとするべきではなかろうか。
（日本経済に影響はないというコメントも多く、
政治問題が長引けば逆に影響があるという意見もある）

そこで、野党の追及方法の一例を提案する。
それは、公的立場の人が今後似たような問題を起こした場合、
辞任要求するのではなく、その人の財産を社会に寄付し有効利用するように
仕向けることである。

そうすれば、人生の集大成とも言える職務で批判されながら辞任し
汚点を背負って生き続けるより、本人にとって寄付することは辛いかもしれないが、
さすが公的立場に就く人だと尊敬されながら名を残す人になれ、
無駄な経費や労力を使わずに後味も良い。

米著名投資家がビル・ゲイツ財団に巨額の寄付をしたが、
お金は有効利用されてこそ意義がある。

「一言」
でも、総裁の金融資産３億円とは凄すぎ。宝くじに当たらないと到底無理。