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スペースファンタジー小説「EP列伝」の著者が、日常のとりとめもない話題を書くブログです。

補償倒れ?

2006-06-19 23:41:55 | 政治関係
最近はあらゆる裁判で国が敗訴することが多く、
1人当たりの補償額は何百万、何千万にもなっている。

無論被害者には何ら落ち度はなく、これまで業界との関係や先見性の無さで
対策を取ってこなかった国の責任が大きい。
ただ、このまま際限なく補償金を払っていったら、
巨額の借金を持つ国自体が耐えられるか心配だ。
確かに、財政赤字に比べたら補償金の総額は微々たるものかもしれないが、
補償金額の基準見直し等があってもいいと思う。

レベルは違うが、あの夕張市でさえ財政再建団体になってしまった。
今の日本はいつ破産してもおかしくない状況だ。
藤井厳喜氏の『「国家破産」以後の世界 (光文社)』によれば、
国自体がつぶれてしまえば想像を絶する苦難が日本を襲うという。
日本を救うには、少しずつ痛みを分け合うしかない状況にある。
(補償金を受け取った人々が、白い目で見られる世の中にだけはしてはならない)


それにしても、最近は高齢者医療費の負担増、第3のビールの増税などが
次々に行われ、暮らしにくい世の中になりつつある。
更に本命とも言える消費税の大幅アップなどが控えており、
何重にも張り巡らされた税金が私たちの生活に重くのし掛かる。

ここまで国民に痛みを与えるからには、構造改革や公務員削減はもちろん、
身の丈にあった諸外国への援助(わざわざ金額のナンバーワンになる必要はなく、
より感謝される戦略が必要)、給料や経費削減等々あらゆる角度から
見直さなければ到底理解を得られない。

こういう状況になれば人は保身に走るが、大局を見て国のために尽くして欲しい。
(国が消えれば元も子もない。公務員は全員クビ!?)

少し飛躍しすぎた所もあるが、今対策をたてないと近い将来が心配だ。

リアルタイム財政赤字カウンタ

藤井厳喜氏公式WEBサイト

「一言」
ガソリンの約半分はガソリン税、しかもそれに消費税。→税金の二重取り。