人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★2019年05月の探鳥会

2019年05月08日 | 野鳥

5月の連休明けの昨日は博多にある眼科病院に行ってきました。瞼の上の長い付き合いのイボを切除する手術の事前検査でしたが、先生の診察で「今日、外来での手術に切り替えましょう。」と、その日のうちに切除しました。生まれてこの方、体にメスを入れたことがないし、この年なのに異常な怖がりで、先生や看護婦さんには迷惑おかけしましたが無事終わりました。怖い思いで手術予定日を待っていたので、今日それが終わりホッと胸をなでおろしています。写真は昨日5月7日13:30ごろのKITTE博多から博多駅の正面入り口を撮影しました。連休明け初日で昼休み終わり直前の為でしょうか、車も人も少ない博多口です。

5月5日の日曜日、前日の雷山登山の足の痛みが残る中、定例の今津干潟探鳥会に行ってきました。連休中の中での探鳥会や、夏冬鳥の端境期にもかかわらず20名近い参加者です。

夏鳥として繁殖のため日本に渡ってくるオオヨシキリの、「ギョギョシ、ギョギョシ」と大きな囀りがあたり一面に響きます。この鳥は安眠妨害の鳥ともいわれています。

鳥の数が非常に少なくなっていますが、上空を旋回しているハチクマのペアを見つけました。繁殖のために南から戻ってきたばかりでしょうか、望遠鏡で見ると一部翼の羽が破れています。渡りの厳しさを感じさせてくれます。

前日、雷山登山で録音してきた鳥の声での識別を森さんにお願いしました。まだまだ素人会員の私には、囀りで鳥の判別を全てできる訳がありません。この前iPhoneに変えたのですが、このスマホなかなか明瞭ないい音で録ってくれています。ツツドリとオオアカゲラと判明しました。わたしにとって馴染みの薄い鳥ですが、オオアカゲラとは50年ぐらい前に田舎の山で遭遇した経験があります。

干潟の堤防にはたくさんのカラスノエンドウが生えています。ある会員の方が「これで笛を作っていたね。」と言いながら笛づくりをしています。しかし、なかなか音を出してくれないようです。わたしも昔遊んだ植物で、すぐに大きな声で「ピィーピィー」と鳴いてくれました。笛づくりに二人もとも一生懸命です。

鳥が少ないので観察時間が短いと思いきや、なかなか皆さんの足取りが進みません。それにはちゃんとした理由がありました。「鳥が少ないので、みなさん五感を集中してあらゆるところを探すので、時間がかかるのです。」・・・・なるほど

まだ北へ飛び立ってないカモ類を心配して観察します。

探鳥会最後の鳥合わせです。すくない鳥にも種類的には44種類の鳥を観察できたそうです。痛かった足もいつしか痛みを忘れ、午後12時過ぎこれで解散となります。本日は「旅行の途中に参加しました。」と大阪の女性会員の方が飛び入りでした。都会では体験できない環境での探鳥会を満喫していました。来月からはサマータイムで1時間前倒しの8時から観察開始となります。この連休忙しかった・・・・

あんハチクマは とおかとこいから とんでくったっが はねもひっちゃぶるぐらい わっぜきびしっか たっじゃらい

あのハチクマは 遠いところから 飛んでくるのですが 羽も破れるぐらいの 大変厳しい 旅路ですね。