4月30日、今年はじめてのツバメの孵化があったことを、フィシングナカハラの絵美さんから連絡をいただきました。近いうちに雛のご機嫌伺いかねて釣具店へ出かけていきたいと思います。写真は絵美さんから送られてきた写真です。周りにビニールの傘が写っていますが、ここは釣具屋さんの餌売り場、お客様や商品などにフンが落ちないように工夫したものです。
今年最後となる里山整備のタケノコ掘りと、窯からの炭出しのお手伝いに行ってきました。キジたち鳥の鳴き声と、若葉香りただよう里山、波多江さん宅にやってきました。
既に大石さんは来ていて囲炉裏への炭起こしです。炭は無尽蔵にありますが、寒いわけではありません。ここに集う方たちはなぜなのか火がとても愛おしいようです。
炭出しの窯の中には、たくさんの炭が窮屈な場所からの開放を、静かに待っています。
集合は9時ですが、先に来た大石さん、品川さん、わたしの3人がタケノコ掘りで、後から来るお手伝いの方たちが炭出しとなりました。本日は炭出しと思い防塵マスクやヘアキャップ、ゴムを張って滑りにくい手袋を用意していましたが・・・・今日も前回の山へ・・・・お宮さんへ挨拶とことわりを入れ竹山へ向かいます。
取りやすいところはご近所さんのお母さんへ、なるべく上の方から掘っていきます。
一昨日、昨日とも雨が降り、りっぱなタケノコもたくさん顔を出しています。
取りにくい急こう配の上の方は、すでに大きく伸びています。
短い時の間に大きく成長していて、本当に申し訳ないのですがナタで切り落としていきます。切り落とす時はタケノコの香りがあたり一面に飛び散ります。この香りに一瞬気持ちが乱れ、心の中には詫びる思いが襲ってきます。
クワ、ナタやノコギリにはピンクのテープを巻き付けていて、当初は持ち主の目印と思っていました。今日そのことが違うことが判明しました。薄暗いところで地面の色や伐採された竹の色に、クワなどの柄がカモフラージュして実に見つけにくいものです。ところがこのピンクのテープを巻いた柄は、どこにあるのかすぐに見つけられます。納得です・・・・
本日は80本ほどのタケノコを掘って帰ります。畑仕事のご近所のお母さんには、「掘りやすい所はそのままにしておきましたよ。」と胸の内で呟きます。
炊きこみ奉行の大石さんが火をつけ、タケノコを湯がいていきます。
一方炭出しチームは、テンヤワンヤの大忙し状態です。
炭も大小さまざまのため、ある程度大きさを整えて段ボールへ入れて重さを書き入れていきます。この炭はほしい方へ超格安でお譲りしています。
窯の中には私の友人中島さんが潜り込んで、一番厳しい作業を率先してやっています。
作業の方たちはそれぞれ自宅用の炭をもらって帰ります。わたしも火鉢用の炭と、畑にばらまく炭のくずを沢山もらって帰ります。
今日のお昼は、波多江さんの奥様の手作りランチです。昔からの料理「そうめんちり」をいただきます。鶏のぶつ切りなどから出汁を取った汁を、そうめんを入れた丼にかけていただきます。すきやきのような甘辛い食べ物です。ごちそうさまでした・・・・
タケノコも湯がき終わりました。皆さんは「前回分もまだ冷蔵庫にあるからタケノコもういいや。」・・・・たくさん残りそうだったのでもらって3軒の友達の家に届けました。
湯がいて剥いた竹の皮は畑の隅に捨てていきます。今シーズンどれだけたくさんのタケノコを湯がいたのでしょう。
沸騰してから90分後にドラム缶から取り出して皮をむいていきます。ドラム缶半分の窯で合計2回を午後3時過ぎ炊き終わりました。
今年はこれで孟宗竹のタケノコ掘りは終わりとなります。次回は真竹のタケノコ収穫になります。鹿児島では孟宗竹はタケンコ、一番おいしいとされる台明竹のダイミョウ、その他の真竹や布袋竹なども総称してコサンと呼んでいたように思います。11日はここでバーベキューで懇親会とか・・・・参加しましょうか・・・・いつもの飲み方のように人の搬送係となりそうですが・・・・喜んでもらえるなら・・・・
「たけんこも いっでんかんでん くと あっもくっどぉ」
タケノコも いつもいつも 食べると 飽きが来ます。