NEW SOCCER PARADISE

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プラウザゲームを、淡々と攻略&優勝目標
全選手スペイン化目指してます

プレミア・リーグ 第三十節

2008年06月22日 15時52分54秒 | Weblog
プレミア・リーグ 第30節 VSチャールトン・アスレティック

試合会場 ホーム クレイヴン・コテージ
観客動員数 2302人
フルハム 2-0 チャールトン・アスレティック

先発フォーメーション 4-4-2

     ボージャン・クルキッチ
              デビット・ニュージェント

  ※ニコ・クラニチャル
        ダレン・アンブローズ    デイビット・ベッカム
           レオン・アンドリーセン
※ポール・コンチェスキー        モリッツ・フォルツ
    ※アーロン・ヒューズ フェリーチェ・ピッコロ
          ジャンルカ・クルチ

得点者
FWデビット・ニュージェント 前半19分
FWボージャン・クルキッチ 後半40分

※交代選手
DFコンチェスキー→DFセイタリディス 後半11分
DFヒューズ→DFラメージ 後半24分
MFクラニチャール→MFバラード 後半24分

☆MOM FWデビット・ニュージェント 評価点6・5

試合総括
試合はフルハムが試合のペースを握りながら進んでいく。
前半8分には、ベッカムのスルーパスにニュージェントが素早い反応で合わせ
シュートを放つが、ここは弾かれてしまいゴールはならない。
しかし前半19分、クラニチャルが左サイドを突破し中央へ切れ込んでくる。
ギリギリまでDFをひきつけるとフリーのニュージェントへパス。
これをニュージェントが右足でシュートを放つと、ボールはゴール右へ突き刺さる
フルハムが、クラニチャルの活躍で先制に成功する。
しかしその後、クラニチャルはチャールトンの徹底マークに合う。
左サイドバックに入ったミルズと、ギッブスの両DFに完全にマークされ
自分のプレーをさせてもらえない。前半36分には、ついにタックルで倒してしまい
クラニチャルがカードを提示されるなど険悪なムードに。
追加点は奪えずに、前半を折り返す。

後半に入っても、クラニチャルは完全マークにあう。
指揮官は、退場だけは避けようと、後半20分過ぎにクラニチャルを下げ
バラードを投入し、守備的布陣に変更する。
しかしその後もチャールトンは、攻撃陣を潰しにかかり反撃に出る。
チャールトンは、ハッセルバインクが何度も決定機を迎えるものの、
守護神クルチが必死に防ぎきり、得点を許さない。
後半30分の大チャンスも、クルチがハッセルバインクに駆け引きで勝利し
ゴールを許さない。すると後半40分、カウンターから最後はボージャンが
右足であわせゴールを奪う。ボージャンのゴールで、試合の体制に決着をつけた
フルハム。苦しんだものの、中心選手の活躍で勝利した!

ニコ・クラニチャール選手
「非常に厳しいマークにあった。
前半最初の頃は、自分の思い描いていたプレーが出来ていたんだけど、
アシストを決めた直後から徹底マークにあい始めた。
普段からマークにはあっているし、慣れっこだったけど、今日はいつもと違った。
主審の判定も、チャールトンよりに思えてイラっときてしまったんだ。
カードを受けたことは反省しないといけない。」

プレミア・リーグ 第二十九節

2008年06月21日 15時15分59秒 | Weblog
プレミア・リーグ 第29節 VSアストン・ヴィラ

試合会場 ホーム
観客動員数 24801人
フルハム 4-0 アストン・ヴィラ

先発フォーメーション 4-4-2

     デビット・ニュージェント 
                エディ・ジョンソン

          ※ニコ・クラニチャル
  ダレン・アンブローズ       デイビット・ベッカム
            ダビド・ピサロ
※ポール・コンチェスキー        モリッツ・フォルツ
     アーロン・ヒューズ フェリーチェ・ピッコロ
            ジョー・ハート

得点者
FWエディ・ジョンソン 前半38分、後半37分
MFダビド・ピサロ 前半39分
FWデビット・ニュージェント 後半3分

※交代選手
DFコンチェスキー→DFセイタリディス 後半28分
MFクラニチャール→MFデル・ピエーロ 後半32分

☆MOM MFニコ・クラニチャール 評価点8・0

試合総括
先にリズムを掴んだのはアストン・ヴィラ。
左サイドのバリーを中心に、速攻でサイドを陥れて果敢に攻めあがる。
前半12分、右サイドのルートリッジのクロスがピッコロに直撃。
こぼれ玉がバリーの正面に転がると、これをバリーが強烈なボレーで合わせる!
しかしここは守護神ハートが必死に弾き返し、ゴールはならない。
対するフルハムは、トップ下のクラニチャルがレオ=コーカー、ラウルセンに
完全にマークされ、自分の仕事が出来ない状態。
サイドのアンブローズも、強烈なプレッシャーに遭い攻撃が出来ない。
アストン・ヴィラは、フルハムの核であるクラニチャル、アンブローズを
完全に潰し、自らのペースに徐々に引き込んでいく。
しかし、ワンプレーでこの流れが一変する。
前半38分、それまで厳しいマークに苦しんでいたクラニチャルが一瞬の判断で
マークを振り切り自力で突破!右足で強烈なシュートを放つ。
カーソンがこれを弾くが、こぼれ玉にエディが反応しゴール!
フルハムが、ついに先制に成功する。完全に自分達のペースで試合を進めていた
アストン・ヴィラは大混乱。体勢を立て直す間もなく、クラニチャルに突破を許し
最後はピサロにゴールを決められて僅か2分で2失点を喫する。

前半に2失点してしまったアストン・ヴィラは、後半も立て直す事が出来ず
後半3分に、再びクラニチャルに突破を許してしまいニュージェントに
押し込まれて3点差に差を広げられてしまう。
フルハムは、試合の形成を逆転し、一気に畳み掛ける。
クラニチャルを左にコンバートした効果が現れ、攻撃が活性する。
試合終了間際には、ベッカムのスルーパスにエディが左足で合わせ、ダメ押し
ゴールを奪って見せ完全に力の差を見せつけ試合終了。
快勝で、チェルシーとの差4をキープした。

フェルナンデス監督
「今日は新たな戦術が見つかった試合となった。
通常、クラニチャルはトップ下のポジションにおいているが、ボール奪取力に
優れたボランチがいる試合では、厳しいマークにあってしまう。
そのため、今日は後半より左サイドに開き気味にコンバートし、アンブローズを
中盤の引いた位置へ置いてみた。これが上手くマッチした。
クラニチャルは、マークから開放されのびのびとプレーし、本来のポジションに
置いたアンブローズも中盤から攻勢に出ていた。
今後はこの形を基本形で試していきたい。」

お知らせ

2008年06月15日 22時14分54秒 | Weblog
お知らせです。

明日より、金曜日までの5日間研修旅行に行くことになりました。
なので、明日より5日間の間フルハム戦記の更新が出来なくなります。
大変申し訳ありませんが、お休みさせていただきます。
その間は、過去の更新をご覧になりながら待っていてください。

来週の土曜日に、再開する予定となっております。
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。

UEFA チャンピオンズ・リーグ 決勝トーナメント一回戦

2008年06月15日 14時10分26秒 | Weblog
UEFA チャンピオンズ・リーグ 決勝トーナメント一回戦2ndleg VSユベントス

試合会場 アウェイ デッレ・アルピ
観客動員数 66649人
ユベントス 0-3 フルハム

先発フォーメーション 4-4-2

    クリスティアーノ・ルカレッリ 
              ボージャン・クルキッチ

          ※ニコ・クラニチャル
   ダニー・マーフィー       ジミー・バラード
            ダビド・ピサロ
※ポール・コンチェスキー        モリッツ・フォルツ
     マイカー・リチャーズ フェリーチェ・ピッコロ
           ジャンルカ・クルチ

得点者
FWクリスティアーノ・ルカレッリ 前半3分、後半22分
FWボージャン・クルキッチ 前半41分

※交代選手
MFクラニチャル→MFデル・ピエロ 後半11分
DFコンチェスキー→DFアシュトン 後半25分

☆MOM MFニコ・クラニチャル 評価点7・0

試合総括
前半開始早々の3分、フォルツが右サイドを駆け上がりクロスをあげる。
これに合わせたのは高さに絶対の自信を持つルカレッリ!
ヘディングで合わせると、ボールはゴールネットを見事揺らす。
フルハムが、開始3分でユベントスの逆転への望みをほぼ絶つゴールを決める。
完全に試合の主導権を握ったフルハムは、さらに攻める。
クラニチャルが、再三ユベントスゴールを脅かすが、ブッフォンが防ぐ。
対するユベントスは、ヤクインタ、トレセゲと、決定力のあるストライカーを
前線に並べるが、完成度の高いフルハムの守備陣をなかなか崩せず
ほとんどゴールを打てない。サイドのカモラネージもマーフィーに押さえ込まれ
肝心のゴールを奪えない。逆に前半41分、カウンターからボージャンに
鮮やかに押し込まれてしまい万事休す。前半2-0とフルハムリードで折り返す。

後半も完全にフルハムペース。
中央から、華麗なパス回しで崩しにかかる。
指揮官は、勝利を確信しクラニチャルを下げ、デル・ピエロを投入。
するとデル・ピエロがいきなり魅せる。後半22分、前線でボールをキープすると
ボージャンへパス。これを受けたボージャンはドリブルでサイドまで持って行き
バラードへ。バラードは、ルカレッリが見えるとすぐにクロスをあげる。
後はあわせるだけのルカレッリ、ヘッドで押し込んで今日2点目!
試合の大勢を完全に決定付ける一打を叩き込む。
その後はゆっくり時間を稼ぎながら最後まで守りきる。
後半終了間際に、押し込まれる時間帯があったものの、クルチが防いで試合終了。
フルハムが、強豪ユベントスを完全に粉砕し、ベスト8進出を決めた!

フェルナンデス監督
「簡単な試合ではなかった。ブッフォンという絶対的な守護神を擁し、
トレセゲやヤクインタというストライカーがいるユベントス。
しかし、もう彼らの時代は終わったと思っている。
今日は我々のチームが完全に勝っていた。これが実力だ。」

※写真※
前半開始いきなり、ヘディングでシュートを押し込み喜ぶFWルカレッリ。
この日は、後半にも自慢の高さを生かしてゴールを決め、大車輪の活躍。
ルカレッリがいる限り、空中戦の勝負は安泰といえるだろう。
その周りにいるのは、祝福するフルハムの選手達。
(左コンチェスキー、中央ボージャン、中央上クラニチャル)

プレミア・リーグ 第二十八節

2008年06月14日 18時07分26秒 | Weblog
プレミア・リーグ 第28節 VSチェルシー

試合会場 アウェイ アムステルダム・アレナ
観客動員数 49055人
チェルシー 1-1 フルハム

先発フォーメーション 4-4-2

     デビット・ニュージェント 
               ※エディ・ジョンソン

           ニコ・クラニチャル
※アレッサンドロ・デル・ピエロ   デイビット・ベッカム
          レオン・アンドリーセン
ポール・コンチェスキー       ※ゲオルギオス・セイタリデイス
     アーロン・ヒューズ フェリーチェ・ピッコロ
            ジョー・ハート

得点者
FWクリント・デンプシー 後半38分

※交代選手
MFデル・ピエロ→MFアンブローズ 後半17分
FWエディ→FWデンプシー 後半26分
DFセイタリディス→DFラメージ 後半36分

☆MOM MFニコ・クラニチャル 評価点8・0

試合総括
ロンドン・ダービーと共に、首位攻防戦第二ラウンドとなったこの一戦。
チームの核であるクラニチャルが、自ら志願しキャプテンマークを巻きピッチへ。
勝てば勝ち点1差、負ければ7差というこの一戦、白熱した試合となった。

前半からクラニチャルがそのプレー能力の高さを見せ付ける。
普段はパスに専念するが、今日は昨シーズンまでのクラニチャル。
ゴールが見えるや否やどんどんシュートを放っていく。
しかし世界最高のGKといわれるチェフが尽くシュートをストップし
ゴールを奪えず。デル・ピエロも得意のデル・ピエロゾーンからシュートを放つが
チェフの好守にあいゴールはならない。
逆に、徐々に職人マケレレの術中に嵌り始め、ボールを奪われるようになる。
そこにエッシェンも加わり、完全にチームの機能が止まる。
すると前半38分、エッシェンのクロスをアネルカがヘッドで合わせゴール!
チェルシー相手にまさかの先制点を奪われてしまう。

後半に入るとチェルシーはカウンター主体の守備的サッカーに切り替え
完全に1点を守り抜く作戦に。フルハムは何とか1点取ろうとクラニチャルに
ボールを集め、局面の打開を図る。
後半20分には、クラニチャルが左足でミドルシュートを放つが、ポスト直撃!
さらに3分後にはフリーで、今度は右足でミドルを放つが、ここもチェフに
とめられてしまいゴールはならない。
アンブローズを投入し、サイドをかき回す作戦に出ると、そのアンブローズが
何度か決定機を演出し始める。そしてついにフェルナンデス監督が動く。
フェルナンデス監督は、ここでエディに代えてデンプシーを投入。
この采配がズバリ的中。後半38分、アンブローズがサイドを抜け出し、
クラニチャルへパス。クラニチャルがボールを受け、ドリブルで仕掛け突破。
そして走りこんだデンプシーへラストパス。このボールを、デンプシーが
思いっきり左足で合わせると、ボールはついにゴールネットを揺らす!
フルハムが、試合終了間際の土壇場で同点に追いつくことに成功する。
その後、後半43分にはアンブローズのクロスにデンプシーが再び合わせるが
ここはポスト直撃。さらにこぼれ玉にアンドリーセンが飛び込むが、チェフが
素早い反応で弾き返しゴールはならない。そして試合終了。
フルハムが、後半の巻き返しで同点に持ち込んでゲームを終えた。

キャプテン ニコ・クラニチャル選手
『試合前に、監督に直訴したんだ。「お願いします、今日の試合で
キャプテンをやらせてください」と。監督は、「頼んだぞ、今日の試合は、
お前にかかっている」と、キャプテンをさせてくれた。
ヒューズも「しっかり頼んだ、サポートは任せろ、お前はゴールを奪ってくれ」
と声をかけてくれた。試合では、思いっきりゴールを狙っていった。
とにかく、チェルシーに先制されてはいけないと分かっていたから、前半から
一気に飛ばしていった。でも、先制点を奪われてしまった。
だから後半は死ぬ気で攻めた。デンプシーへパスを出した時、入ったと思った。
その通り、ボールがゴールへ吸い込まれた。勝ち越しの点は奪えなかったけど、
いい試合になった。残りの試合も、全力でぶつかるだけだ。』

※写真※

一枚目:先制点となるゴールを叩き込み、喜ぶFWアネルカ。
ドログバの陰に隠れ、満足行く結果を残せていなかったが、
今日は前線で得点源となり、大活躍!

二枚目:同点となるゴールを決めたFWデンプシーの元へ集まるフルハムの選手。
MFクラニチャル(写真中央)は、アシストに加え、7本もシュートを放つなど
攻撃の中心となり続けた。彼の活躍なくして、今日の引き分け劇は無かっただろう

三枚目:同点となるゴールを叩き込むFWデンプシー。
ここのところ、全盛期の調子を取り戻し、復調の兆しが見え始めている。
今日の同点ゴールで自信を取り戻せたのだろうか!?

プレミア・リーグ 第二十七節

2008年06月14日 09時43分05秒 | Weblog
プレミア・リーグ 第27節 VSニューカッスル・ユナイテッド

試合会場 アウェイ セント・ジェームズ・パーク
観客動員数 45911人
ニューカッスル・ユナイテッド 0-2 フルハム

先発フォーメーション 4-4-2

     ボージャン・クルキッチ
               エディ・ジョンソン

           ダレン・アンブローズ
   モリッツ・フォルツ       セオ・ウォルコット
            ダビド・ピサロ
ネイサン・アシュトン         ゲオルギオス・セイタリデイス
     アーロン・ヒューズ フェリーチェ・ピッコロ
          ジャンルカ・クルチ

得点者
FWボージャン・クルキッチ 後半22分、29分

※交代選手
DFセイタリディス→DFリチャーズ 後半12分
MFウォルコット→MFバラード 後半28分

☆MOM FWボージャン・クルキッチ 評価点7・0

試合総括
戦前、フェルナンデス監督が「今シーズンの最大の山場になる」と語っていた
ニューカッスル、チェルシー、ユベントス3連戦の初戦。
チェルシー戦に向け、クラニチャルといった主力を抑えての一戦。
スペインの将来を担う逸材が輝く試合となった。

前半リズムを掴んだのはホームのニューカッスル。
エムレ、エンゾクビア、ダフが、2トップのオーウェンとビドゥカにボールを集め
開始早々果敢に攻めてくる。
前半6分、いきなり裏へ抜け出したエムレが強烈なシュート!
ここはクルチが弾く。しかし18分にはオーウェンがスルーパスを左足で合わせ
これがポスト直撃!こぼれ玉にビドゥカが合わせるとこれがゴールネットを揺らし
ニューカッスルがあざかな先制点を奪った。と思われたが、これはオフサイド。
しかしその後も完全に試合を支配し、フルハムは完全に守備に終われる始末。
さらに前半33分にはエンゾクビアがクルチと一対一のチャンスを迎える。
上手くクルチをかわしシュートを放つが、ここはヒューズがゴールライン上で
何とかカットし、ここも難を逃れる。
さらに終了間際には、エムレが再び抜け出しビドゥカへラストパス!
今度こそ入ったかと思われたが、ここもクルチが必死に弾き返し抑える。
ピッコロ、ヒューズ、クルチが奮迅の活躍を見せ、前半は何とか0-0で終える。

後半もニューカッスルが試合を支配する。
後半5分、左サイドのダフが一気に抜け出し中央へクロス。
これにオーウェンがあわせるが、これもポストに弾かれる。
何度も決定機を迎えるニューカッスルとは裏腹に、フルハムは苦しい展開。
前半もアンブローズが一度決定機を向かえたのみで、引き気味の戦い。
しかし、ある男がこの流れを一気に変える。
後半20分、それまでサイドから何度も仕掛け、チャンスを作ろうとしていた
ウォルコットが、素早い突破から中央へ切れ込む。
ロゼフナルらが止めに入った瞬間、生まれた僅かなスペースへスルーパス。
フォルツがボールを受け、ダイレクトでボージャンへ!
これを、ボージャンが左足で放つと、見事ゴールネットを揺らしゴール!
フルハムが一瞬の隙を衝いてゴールを奪い、試合の均衡を破る。
まさかの事態に動揺するニューカッスル、ここから一気に崩れてしまう。
後半29分には、CKのこぼれ玉を拾ったフォルツが再びボージェンへパス。
これをボージャンが素早いトラップからシュートを放ちネットを揺らして2点差。
劣勢から一転、一気に優勢になる。
ニューカッスルは、ミルナーやスミスを投入し攻勢に出るが、リチャーズが入り
さらに固くなった守備陣を崩すのはほぼ不可能。最後までゴールを奪えずに、
ついに試合終了。ウォルコットの一瞬の判断と、ボージャンのシュートセンスで
勝利を手繰り寄せたフルハム、天王山の第一戦を見事勝利で飾った!

フェルナンデス監督
「非常に厳しい試合だった。
前半は完全にニューカッスルのペースだった。しかし我々は苦しい時間を耐えた。
本当は後半20分の段階で、ウォルコットをクラニチャルと変える予定だったんだが
30分まで待つという決断を下した。私の決断は間違っていなかった。
おかげでクラニチャルをチェルシー戦へ温存する事が出来た。
全員の働きのおかげで勝利する事が出来た。これは価値ある一勝だ。」

※写真※

一枚目:後半22分、ウォルコットの基点から最後はボージャンが鮮やかに決める!
前半はロゼフナルなど、屈強なDFに阻まれ、自分の動きが出来ていなかった歯
後半はいい動きを見せ続けた。

二枚目:フォルツのパスを、素早い反転から合わせシュートを放つ瞬間。
今日2点目を叩き込み、試合の流れを決定付けた!
将来性が非常に期待できる逸材ボージャンは、どこまで躍動できるか?

UEFA チャンピオンズ・リーグ 決勝トーナメント一回戦

2008年06月13日 19時04分10秒 | Weblog
UEFA チャンピオンズ・リーグ 決勝トーナメント一回戦 VSユベントス

試合会場 ホーム クレイヴン・コテージ
観客動員数 29061人
フルハム 2-0 ユベントス

先発フォーメーション 4-4-2

    クリスティアーノ・ルカレッリ
                クリント・デンプシー

        アレッサンドロ・デル・ピエロ
   ※水野 晃樹          デイビット・ベッカム
          レオン・アンドリーセン
ポール・コンチェスキー         ※モリッツ・フォルツ
     マイカー・リチャーズ フェリーチェ・ピッコロ
            ジョー・ハート

得点者
MFアレッサンドロ・デル・ピエロ 前半41分
FWクリント・デンプシー 後半37分

※交代選手
MF水野→MFマーフィー 後半18分
DFフォルツ→DFラメージ 後半22分

☆MOM MFアレッサンドロ・デル・ピエロ 評価点7・0
 
試合総括
デル・ピエロの古巣ユベントスと、初戦からぶつかることになったフルハム。
ニュージェントら主力を欠くフルハムは、いかにして勝利したのか!?

キャプテンマークを巻くデル・ピエロ。
ユベントスを数々の栄光に導いた男が、恩返しをする時が来た。
試合は前半から中盤での激しい攻防となる。
クラニチャルを欠いたフルハムは、デル・ピエロをトップ下に配置し、
左サイドに速さに定評のある水野、右サイドにはアシスト力のベッカムと
バランスを重視した形で構成されている。
先にリズムを掴んだのはフルハム。デル・ピエロが前線でデンプシーと連携を見せ
果敢にシュートを放っていく。しかし相手は世界最高の呼び声高いイタリアの
守護神ブッフォン。そう簡単には、ゴールを割らせてもらえない。
しかし前半終了間際の41分、ベッカムがアンドリーセンのスルーパスを受け
一気に突破を図ると、デル・ピエロへパスを出す。
これを、デル・ピエロが右足でダイレクトで合わせシュートを放つと、
ブッフォンこれを止められず、ボールは見事にゴールネットを揺らす。
古巣相手に引導を渡すゴールで、フルハムが先制に成功し前半を折り返す。

しかしここからユベントスが反撃を仕掛ける。
まずは後半7分、CKのこぼれ玉をシソッコが強烈なヘッドでシュートを放つ。
これは惜しくも外れるが、ユベントスがリズムをつかみ出す。
そして迎えた後半17分。カモラネージが右サイドを突破し、前線へ攻めあがると
フリーのトレセゲへスルーパス。これをトレセゲが右足で合わせシュート!
しかしハート素晴らしい反応で弾き返す。さらにトレセゲも負けじと再び強烈な
シュートを放つが、ここもハートがセービングしゴールを割らせない。
さらに後半22分にはシソッコがフリーでヘディングシュートを放つが、
ここもハートの好守に阻まれてしまいゴールなら無い。
大きな決定機を決め切れなかったユベントス、ここから調子を崩す。
後半37分、ベッカムのスルーパスをデル・ピエロが受けてシュート!
ブッフォン一度は弾き返すものの、こぼれ玉につめたのはデンプシー!
左足で押し込んで、フルハムが2点のリードを奪う。
ユベントスは、ヤクインタを投入するが、時すでに遅し。
元エースにしてやられたユベントス、第一戦を落とす結果となった。

デル・ピエロ
「長年過ごしたユベントスとの試合は、複雑なものだった。
しかし、今はもうユベントスの選手ではない。フルハムの一員だ。
フルハムのため、サポーターのためにプレーした。
勝利する事が出来て嬉しい。アウェイでもいい試合を見せたい。」

※写真※

一枚目:古巣相手から貴重な先制点を奪ったMFデル・ピエロ。
後半もいい動きを店、2点目の起点にもなった。
アウェイの一戦でも、その経験を生かしてチームを勝利に導くだろう。

二枚目:ユベントス最大の決定機!トレセゲがフリーでシュートを放つが、
守護神ハートの好守に阻まれてしまい、ゴールならなかった。

三枚目:MFデル・ピエロの放ったシュートのこぼれ玉につめるFWデンプシー。
ここ2試合は先発起用と、復調の兆しを見せてきている。
今日も、前線でデル・ピエロとポジションチェンジするなど、いいプレーを見せた

カーリングカップ 二回戦

2008年06月12日 19時39分37秒 | Weblog
カーリングカップ 2回戦 VSリヴァプール

試合会場 ホーム オールド・トラフォード
観客動員数 66990人
フルハム 0-1 リヴァプール

先発フォーメーション 4-4-2

     ※クリント・デンプシー
              デビット・ニュージェント

           ニコ・クラニチャル
  ダレン・アンブローズ      ※デイビット・ベッカム
            ダビド・ピサロ
※ネイサン・アシュトン        ゲオルギオス・セイタリデイス
     アーロン・ヒューズ マイカー・リチャーズ
           ジャンルカ・クルチ

得点者
なし

※交代選手
DFアシュトン→MFバラード 後半15分
FWデンプシー→FWデル・ピエロ 後半15分
MFベッカム→MFアンドリーセン 後半27分

☆MOM MFハビエル・マスチェラーノ 評価点7・5

試合総括
昨シーズンのカーリング杯王者と、苦汁を舐められたリーグ王者リヴァプールとの
因縁の一戦が、2回戦から再現されることとなった。

3日後に迫るチャンピオンズリーグ決勝トーナメントのため、主力を抑えて望む
ホームのフルハムに対し、リヴァプールはベストメンバーをズラリと揃えた陣容。
前半から攻めるのはホームのフルハム。クラニチャルを中心に、前線へどんどん
切れ込んでいく。しかしクラニチャルがマスチェラーノに完全にマンマークされ、
自分のプレーが出来ない。厳しいプレシャーに、完全に封じ込められる。
逆にリヴァプールは、トーレス、ヴォロニンの2トップを、中盤の選手が支え
どんどん攻めて行く。しかし守護神クルチがビックセーブを連発し、失点はしない
フルハムも、一気に攻勢をかけると前半25分、ベッカムが一度弾かれたシュートの
こぼれ玉を再びボレーであわせる!しかしレイナが素早い反応でシュートを阻止し
ここはゴールなら無い。前半34分のチャンスも、ニュ-ジェントのシュートは
再びレイナの壁に阻まれ、ゴールはならない。
逆に前半38分、トーレスが中盤でボールを奪うと強烈なミドルシュートを放つ!
入ったかと思われた弾道だったが、惜しくもバーに弾き返されこちらも
ゴールなら無い。しかしここでフルハムが痛恨のミスをしてしまう。
ロングパスの処理に入ったヒューズのパスを、アシュトンが思いっきりトラップ
ミスしてしまいボールはヴォロニンの元へ。後は打つだけのヴォロニン、右足で
合わせると、クルチの手をすり抜けボールはゴールネットを揺らす。
リヴァプールが、前半終了間際に先制点を獲得する。

完全に劣勢に立たされたフルハムは、後半よりデル・ピエロ、バラードを投入し
フォーメーションも3-4-3へ変更する。これが功を奏し、前線へボールが渡るが
肝心のシュートがいまひとつで、なかなかゴールを割れない。
時間もなくなり始め、焦り始めるフルハム。
逆にリヴァプールは、再三フルハムのチャンスを潰してきたマスチェラーノの
カバーに、職人ルーカスを投入。さらにフルハムを封じ込める。
フルハムは、ストッパーの2人に大苦戦し、チャンスを尽く無駄にする。
最後の賭けに出たフルハムはクラニチャルを一気に前線へ上げ、2-4-4の
超攻撃型フォーメーションを繰り出すが、結局ゴールは割れず。
運を味方に付け、もぎ取った1点を守りきったリヴァプールが、昨シーズンの
借りを返し、順当に準々決勝へ駒を進めた。

フェルナンデス監督
「非常に残念な結果になった。これが一発勝負の世界の厳しさだ。
90分間を通して、我々は高い次元でプレーをし続けていた。
しかし、そのうちたった1分だけ、アシュトンは気を抜いてしまった。
それが、あのミスに繋がってしまった。あれが決勝点になったとは皮肉なもんだ。
しかし、過ぎてしまったことは仕方がない。アシュトンもさぞ悔しかっただろう。
彼には、この悔しさを忘れないで欲しい。来年、再びリヴァプールと、合間見える
日が来たなら、彼はこの借りを必ず返してくれるはずだ。」

※写真※
前半40分、まさかの失点を喫してしまった瞬間。
アシュトンのミスにより、ヴォロニンに押し込まれてしまった。
この1点が決勝点となり、フルハムは、まさかの2回戦敗退となってしまった。

プレミア・リーグ 第二十六節

2008年06月12日 00時01分17秒 | Weblog
プレミア・リーグ 第26節 VSミドルスブラ

試合会場 ホーム クレイヴン・コテージ
観客動員数 21943人
フルハム 2-0 ミドルスブラ

先発フォーメーション 4-4-2

    ※デビット・ニュージェント 
                エディ・ジョンソン

 ※セオ・ウォルコット       デイビット・ベッカム
       ダニー・マーフィー
             レオン・アンドリーセン
※ポール・コンチェスキー        モリッツ・フォルツ
     アーロン・ヒューズ フェリーチェ・ピッコロ
           ジャンルカ・クルチ

得点者
FWデビット・ニュージェント 前半31分、34分

※交代選手
MFウォルコット→MFバラード ハーフタイム
DFコンチェスキー→DFアシュトン 後半15分
FWニュージェント→FWボージャン 後半26分

☆MOM MFセオ・ウォルコット 評価点8・0

試合総括
久々にトップ下を配置しないフォーメーションを使ったフルハム。
前半からそれが楔となり、自分達の攻撃が出来ない。
中盤から試合のリズムを作れないフルハムは、サイドのウォルコットへボールを
集めて、速攻からの得点を狙う。
しかしウォルコットが突破しても、攻撃陣がそのチャンスを生かしきれない。
前半24分の大チャンスも、ニュージェントが豪快に外してしまいゴールならない。
不穏な空気が流れ始めていたが、前半31分、ニュージェントが自らその流れを
払拭して見せた。左サイドを突破したウォルコットのパスを、一度トラップして
ボールをキープし、左足で押し込む!
ニュージェントがやっとゴールを決め、先制に成功する。
さらに3分後には、ウォルコットのパスを再び押し込んで2-0。
完全にリズムを取り戻す。その後も、左サイドを中心に攻勢をかけるが、
これ以上の追加点は奪えず、前半を折り返す。

しかし後半よりウォルコットを下げると、サイドから切り込む事が出来なくなり
完全に攻撃がストップ。全く攻められなくなる。
逆にチャンスとばかりに、劣勢だったミドルスブラが押し込み始める。
ダウニングを欠いてはいるが、ミドを中心に分厚い攻撃を仕掛けゴールを狙う。
後半18分には、抜け出したアリアディエールが左足でシュート!
しかしここは守護神クルチが体を張って押さえゴールは割らせない。
さらに後半27分にはアリアディエールのクロスをアフォンソ・アルベスがヘッドで
合わせシュートを放つが、クルチがスーパーセーブ!
すると徐々にフルハムが勢いを取り戻し始め、反撃に転じる。
途中出場のボージャンへボールを集め、得点を狙っていく。
後半38分には、バラードが素晴らしいスルーパスを通したかに思えたが、
ここは残念ながらオフサイド。しかし良いリズムで攻撃を仕掛けたフルハム。
最後まで守備の手を緩めることなく、試合終了。
ウォルコットの活躍で、何とか勝利し、勝ち点を60の大台へ乗っけた!

フェリーチェ・ピッコロ選手
「ここまで26試合で21失点という成績は、個人的に満足している。
チームのキャプテンのヒューズと凄くいい連携を披露できていると思う。
僕は高さに自信があるから、空中戦では相手に仕事をさせない。
ヒューズはストッパーとして素晴らしい動きをしている。
もう追いつけないと思ったときでも、ヒューズが何とかしてくれる。
僕らの仕事は敵をゴールに寄せ付けないことだ。自分の仕事が出来るよう
これから始まるカップ戦を含め、全試合気を抜かず頑張るよ」

※写真※
前半31分に、先制点となるゴールを決めるFWニュージェント。
ここのところ、他のFWの活躍の陰に隠れていたが、今日2得点でアピール。
天性の得点感覚にさらに磨きをかけ、更なる飛躍を狙う。

プレミア・リーグ 第二十五節

2008年06月11日 16時45分12秒 | Weblog
プレミア・リーグ 第25節 VSウエストハム・ユナイテッド

試合会場 アウェイ ロースンダ
観客動員数 27900人
ウエストハム 0-4 フルハム

先発フォーメーション 4-4-2

    ※ボージャン・クルキッチ
             アレッサンドロ・デル・ピエロ

           ニコ・クラニチャル
  ダレン・アンブローズ      ※セオ・ウォルコット
            ダビド・ピサロ
 ピーター・ラメージ        ※モリッツ・フォルツ
     マイカー・リチャーズ フェリーチェ・ピッコロ
            ジョー・ハート

得点者
MFニコ・クラニチャル 前半15分
FWボージャン・クルキッチ 前半32分
MFダレン・アンブローズ 後半13分
FWデル・ピエロ 後半27分

※交代選手
MFウォルコット→MF水野 晃樹 後半12分
FWボージャン→FWデンプシー 後半16分
DFフォルツ→DFセイタリディス 後半27分

☆MOM MFニコ・クラニチャル 評価点8・0

試合総括
前半開始から攻めるフルハム。
クラニチャルを中心に、中盤から攻勢をかけていく。
前半15分、クリアボールを拾ったクラニチャルはフェイントでDFを抜き去り
ゴール前まで一気に攻めあがる。シュートコースが見えるや否や強烈なミドル!
これがゴールに決まって、フルハムが先制に成功する。
さらに攻めるフルハムは前半21分、ウォルコットが得意のフェイントから
リュングベリを一気に抜き去りゴール前までドリブル突破!
DFをさらにかわしシュートを放つ。しかしここはグリーンが抑えてゴールならない
しかし前半32分、スローイングからウォルコットがクロスをあげると
これに合わせたのはボージャン!ヘディングシュートをゴールネットに突き刺し
移籍後初ゴールをあげることに成功する。前半は2-0で折り返す。

後半もフルハムが試合のペースを握り続ける。
後半13分、左サイドからのコーナーキックのチャンスを迎えると、クラニチャルの
あげたクロスボールをアンブローズがヘッドで合わせてゴール!
さらに差を広げる。そして締めは後半27分、途中出場の水野のパスを受けた
クラニチャルが、アウトサイドキックでデル・ピエロへラストパス。
これをデル・ピエロが自分で浮かせボレーシュートを放つと、ボールは見事
ゴールに決まってフルハムが完全に試合の大勢を決める。
その後、ウエストハムの猛攻を凌いで勝利!
フルハムが、難敵ウエストハムを下して4連勝を飾った!

フェルナンデス監督
「今日は連携面で我々は相手に勝っていた。
速さのあるウォルコットと、アンブローズを両サイドに配置したことにより
素早いカウンターを使えるようになり、さらにクラニチャルのパスセンスが
活きてきていた。90分間を通じて素晴らしい展開で試合を進められた。
ボージャンも移籍後初ゴールを決める事が出来た。
充実した日になった。チェルシーが引き分けたため差は4に縮まった。
この勢いで、一気に首位を奪い取ってみせる。」

※写真※

一枚目:移籍後初となるゴールを決めるFWボージャン(写真中央)。
このほかにも、惜しいシュートを放つなど交代になるまで終始素晴らしいプレーを
披露し続けた。アシストを決めたウォルコット共に、今後の活躍に期待がかかる。

二枚目:後半27分に、クラニチャルのパスをボレーで押し込むFWデル・ピエロ。
これで今季リーグ戦通算10ゴールとなり、得点ランクでも4位につけた。
初挑戦となったプレミアでも、その順応性の高さを証明した。