4月12日
全国的に暑かったみたいで
札幌は丁度良かったです
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久々に木型を作りましたので、ついでに解説を
こんな図面を渡されます
図面を元に、原寸図を書きます
木型上必要な情報も書き込みます
伸び尺を使って書きます
この木型の場合、1000ミリに対して27ミリ伸びる割合のもの
なぜ?木型を砂の中に埋め込み抜きます
その空間に鋳物を溶かした物を流しますが
冷えると小さくなります、その分大きく作ります
木取りをします、この場合は2枚木を貼り合わしました
基準面を出して、原図通りに書き込みます
今度は削った物を芯に合わして組み立てます
削る写真は取り忘れましたが
この場合は、殆どノミやカンナを使わず
帯ノコで大体切りまして
サンダーペーパーが回転してる機械で削り落とします
大事なのは勾配です、砂の中から木型を抜かないと駄目ですから
鋳物に穴が有るので、その為の中子も作ります
長四角で溝が付いてるように見えるものです
別に砂型を作って嵌め込む物です
本型に出っ張ってる余計な物が有る
その空間に、中子で作った砂をはめ込む
裏の方です
銀色の離型剤を塗っています
アルミで作ったわけではないです
この木型で、6~10万です
高いですか?
この中に木型としてのノウハウが詰まっています
抜け勾配、巾木と中子、その他鋳物屋さんが
仕事のしやすいように、図面から木型を再設計します
図面通りには作る事は無いです
寸法通りに作らないのに、お金がもらえる
ある意味、不思議な世界ですね
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夢のある物創りへ挑戦する
ヌリプラ倶楽部
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