トヨタ自動車は8日、2009年3月期の営業赤字が、世界的な自動車需要の落ち込みにより5000億円を記録し、2010年3月期の営業赤字も7000億円になる見通しであることが分かった。鳳凰網が日本の報道を通じ、同日付で報じた。
同社の09年3月期の営業損益は、従来予想(3500億円)や、米金融情報サービス大手のトムソン・ロイター社のアナリスト約20人らによる予想(3780億円)を大きく上回り、5000億円を記録した。売上高も約20%減の約21兆円とされる。
同社の営業赤字の報道は、1.5%の株価下落を記録するなど、市場にも大きく影響した。また同社の年間配当も、09年3月期は1株当たり100円減少する可能性もあるとされている。年間配当の減少は、1994年(1995年3月期)以来はじめて。
報道ではこのほか、同社が需要回復を見込まれる下半期を前に、支出を約35%(5000億円)削減し、コスト調整を行う可能性があると伝えられた。
更に
トヨタ自動車が8日発表した2009年3月期連結決算(米国会計基準)は、本業の利益を示す営業利益が4610億円の赤字(前期は2兆2703億円の黒字)で、71年ぶりの営業赤字に転落した。
売上高は前期比21・9%減の20兆5295億円、税引き後利益は4369億円の赤字(同1兆7178億円の黒字)だった。このため、09年3月期の年間配当金を前期より40円減らして100円にする。
09年3月期の世界販売台数は前期比134万台減の756万台となった。
また、10年3月期連結決算の営業利益は8500億円の赤字となり、1937年の創業以来初めて2年連続の営業赤字に陥るとの予想だ。世界的な不振となっている新車販売に回復する兆しが見えないため、赤字幅は09年3月期の2倍近くに膨らみ、国内製造業では過去最大になるという。
税引き後利益も5500億円の赤字と2年連続赤字を予想。売上高は前期比19・6%減の16兆5000億円で、03年3月期以来の低い水準になるとみている。世界販売台数は同106万台減の650万台と、03年3月期(611万台)以来の低水準に落ち込む見通しだ。
トヨタは10年3月期に、設備投資を前期比36%減の8300億円に抑えるなど8000億円分の収益改善を図る方針だ。渡辺捷昭社長は8日の記者会見で「世界各国の新車販売奨励策とコスト削減効果で黒字化が見えるかもしれない」と述べ、11年3月期の黒字転換を目指す考えを示した。
同社の09年3月期の営業損益は、従来予想(3500億円)や、米金融情報サービス大手のトムソン・ロイター社のアナリスト約20人らによる予想(3780億円)を大きく上回り、5000億円を記録した。売上高も約20%減の約21兆円とされる。
同社の営業赤字の報道は、1.5%の株価下落を記録するなど、市場にも大きく影響した。また同社の年間配当も、09年3月期は1株当たり100円減少する可能性もあるとされている。年間配当の減少は、1994年(1995年3月期)以来はじめて。
報道ではこのほか、同社が需要回復を見込まれる下半期を前に、支出を約35%(5000億円)削減し、コスト調整を行う可能性があると伝えられた。
更に
トヨタ自動車が8日発表した2009年3月期連結決算(米国会計基準)は、本業の利益を示す営業利益が4610億円の赤字(前期は2兆2703億円の黒字)で、71年ぶりの営業赤字に転落した。
売上高は前期比21・9%減の20兆5295億円、税引き後利益は4369億円の赤字(同1兆7178億円の黒字)だった。このため、09年3月期の年間配当金を前期より40円減らして100円にする。
09年3月期の世界販売台数は前期比134万台減の756万台となった。
また、10年3月期連結決算の営業利益は8500億円の赤字となり、1937年の創業以来初めて2年連続の営業赤字に陥るとの予想だ。世界的な不振となっている新車販売に回復する兆しが見えないため、赤字幅は09年3月期の2倍近くに膨らみ、国内製造業では過去最大になるという。
税引き後利益も5500億円の赤字と2年連続赤字を予想。売上高は前期比19・6%減の16兆5000億円で、03年3月期以来の低い水準になるとみている。世界販売台数は同106万台減の650万台と、03年3月期(611万台)以来の低水準に落ち込む見通しだ。
トヨタは10年3月期に、設備投資を前期比36%減の8300億円に抑えるなど8000億円分の収益改善を図る方針だ。渡辺捷昭社長は8日の記者会見で「世界各国の新車販売奨励策とコスト削減効果で黒字化が見えるかもしれない」と述べ、11年3月期の黒字転換を目指す考えを示した。