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エマージェント・フィールズ : Emergent Fields

神奈川県横浜発 ”経営者と従業員の幸せ”をお手伝い

成功は失敗のもと

2011-01-13 20:07:33 | 日記
「成功は失敗のもと」そんな言葉で講演が始まりました。聞き間違い?と一瞬思いましたが、「人は成功することで、そのやり方が正しいと信じ込んでしまって、その後の環境の変化に対応できないものだ」と言われて、たしかにそうだと共感。

他にも、「コトが重要だがモノが重要でないとは一言も言っていない。」とか、「リーダーには、困難を乗り越えた経験や失敗した経験が必要」とか、「やってみなければわからない。やってもみんで。」と言った、自分が大好きな現場目線で本質を考える必要性を説いてもらって、とっても元気が出ました。(^^)

そして、なんども聞いたり読んだりしていますが、「日本古来の徒弟制度が最高の人材育成」、「リーダーはファシリテーターであり、自ら見本をしめし真似される存在」などのリーダーシップのあり方もありがたいです。いつもどおりのSECIモデルとフロネティック・リーダーの話もありました。^^;

また、アインシュタインの言葉に、「人生は自転車に乗ること、動いていればなんとかなる」というものがあるそうです。自身も環境も、どちらも万物流転なのだ、とまってはいけない、動き続けることだと。

文字にすると非常に単純で当たり前のことですが、野中さんの講演を聴いていて、やさしさとユーモアを感じさせる語り口に、なぜか涙が出そうになりました。

野中さんとアジャイル・スクラムを作ったJeff Sutherland氏の競演もありました。対談では、マズローの5段階欲求段階説の自己実現説が、最終的に大きな成果に結びつくことについて二人が共感。野中さんいわく「しかし、マズローの自己実現はアメリカでは実現しなかった。それで、ドラッカーはアメリカに絶望し、日本に期待していた。しかし、今の日本にはドラッカーが期待していた面がなくなってきている。それでも日本人にはまだ可能性がある」と。

「ハーバードの人気科目がインベストメント(投資)からソーシャル(社会)に、」、「グローバルは一面のものではなく、コミュニティ(地域)の連携である。」なども、現在の一般的な考え方に対しても熟慮することを期待されていたと思います。

本当に、短時間でたくさんのことを考えさせられました。あまりにたくさんのことをインプットしたので頭の中がまだ混乱していますが、今日感じたことを少しずつ実践に活かして行きたいと思います。ホントに行って良かったです。



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