薫山とユッキーのブログ

本・映画と徒然なる日記です。
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ネクスト 監督 リー タマホリ

2009-07-05 20:14:50 | 映画
原作はPKディックの「ゴールデンマン」をもとにした映画とのことですが
未来が予知できる主人公というアイデアだけで
ストーリーはまったく別物です。

アメリカにテロリストが核爆弾を持ち込んだ情報を
入手したFBIが最後に頼りにするのが
未来を予知する男の助力を求めるために、その男を追跡します。
一方テロリストもその男の能力が計画の遂行に邪魔となるため
男を追跡します。
主人公はFBIとテロリストの両方に追われることになります。

主人公はニコラスケイジ。
さえない風貌なのに、役者ですね。
グイグイとはまってしまいました。

そして文字通りの運命の恋人役ジェシカビールさんは
とても綺麗な方でした。

未来を予知する能力は2分先までですが
重大な影響を及ぼすものについては
かなり先まで見通せるようです。

未来予知の演出が映画ではうまく表現されてて
自分としては、久しぶりにすごい映画を観たと
感激しっ放しでした。

後半は予知シーンがエスカレートしていきまして
予知を予知して最善の方法を模索していくので
やや難解になっていきますw
なかなか興味深いテーマになりそうなのですが
予知を予知している間の時間軸のずれは主人公の能力との
相関関係を考察したら、ちょっとした論文が書けそうですw

面白い予知能力の特典は、相手がどう行動するのかも
予測してしまうので、格闘しても攻撃は当たりませんし
敵の銃弾の弾道を予知して回避するという荒業もあります^^
(他にも予知能力のずるい使い方もしますが、ネタバレになりますので、、)

エンディングがかなり衝撃的な展開でしたが
私は、説得力のある重厚なエンディングに思えたので
結構楽しめたのですが
ネットで調べてみると、このエンディングや
その他ストーリー構成にケチがつけられてしまって
残念ながら、この作品はかなり酷評されてます^^;;

自信を持って友人に勧められなくなってしまいました。。。
けれども、この映画、ぜひ一度観てほしいと思います。

チョイ役でしたが、ピーターフォークさんが出演していましたので
ちょっとびっくりしました。

薫山


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