ディカプリオは嫌いのですが、渡辺謙さんとノーラン監督は好きなので
観ることにしました。
SFのような話なのですが、肝心の夢をなぜ共有化できるのか
説明も無くどんどん話が進みます。
おまけに夢の中のまた夢と、、
その夢すら共有化していくのです。
夢の中でも機械を使って夢を共有化するのですが
どうにもしっくりこなくて、楽しめません。
些末なことにとらわれすぎることもないのでしょうけど
海外のレビューの評価が高いのもびっくりです。。。
作品中に夢の中で敵を混乱させるための
世界設計の迷路を作るとかいう話も出るのですが
ペンローズの迷路と二つの鏡を対比させてできる無限空間とかしか
でてこないし、アイデア先行で演出をこじつけた感じがするストーリー展開でした。
終盤も三流のドンパチシーンだし。。。。
どうにもだめです。
しかし演出はすごいです。
夢の中なので、何でもありなのですが
地面がどんどんめくれあがって天空を覆っていく
シーンは圧巻でした。
期待していただけに、なんだかがっかりでした。。。
薫山