lunas rotas

いつまでも、完成しないことばを紡いでいこう

子どもの仕事体験としての日本語教師

2011-03-30 09:29:30 | Weblog
 キッザニアへ行った。子どもが職業体験できるテーマパーク。どうせ大人はすることないからと思って言語教育関係の本を持っていき、待ち時間には読書しようと思ったが、テーマパークの中はうるさくてうるさくて読み進められない。読書はあきらめて、日本語教師という職業がキッザニアの中にパビリオンを設置するとしたら、どんなふうになるか妄想してみることにした。
 子どもが体験する日本語教師って、どんなものだと楽しいだろう?思いつかない。子どもが文法や文字のようなリテラシーを教えるというわけにもいかない。挨拶言葉を教えて互いに交わしてみるか?自分のクラスに日本語があまり分からない子が転入してきたと仮定して学校生活の説明などをしてみるか?あるいは国際交流のような場にして自国や自分の地域の伝承の遊びや文化を教えあうか?それなら子どもの体験としてできそうだが、しかしそれは職業になりうるだろうか?あれ?日本語教師って何をしているんだっけ?
 自分の仕事を小さな子ども達に分かりやすく説明するには、あるいは子ども達が興味を持ってくれそうなキリトリをするとしたら、どんなふうにpresentすればいいのだろう。しばし考えてしまった。

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