lunas rotas

いつまでも、完成しないことばを紡いでいこう

看護師と介護福祉士候補者の研修事業

2011-03-01 14:38:51 | Weblog
 今日から経済産業省平成23年度のフィリピン介護福祉士受け入れ研修事業委託先の公募が始まった。候補者は今年は国で2~3か月の日本語研修をしてから来日となるからか、去年より日本語研修の時間が少し減って、その分、社会文化適応研修の割合が増えている。国で日本語研修をしてから来るので、来日は7月、施設着任は1月末、つまり介護福祉士国家試験の受験資格である介護業務の「従業期間3年以上」が本当にギッリギリになるわけだ。
 現地で2~3か月の日本語研修ならひらがなは覚えてくるだろう。カタカナはちょっと怪しいかもしれない。来年からは現地で6カ月の日本語研修を受けてくることになっている。まだ始まっていない(2012年4月開始予定)ベトナムに関しては、現地で1年間の日本語研修と介護研修を受けてくる方向で話はだいたい決まっているらしい。なので流れ的には国である程度研修して知識などを身につけてから日本へ来る方向だ。
  フィリピンからの23年度の受け入れ人数は、看護師については増加している。看護師国家試験はルビをつけたり英語で疾病名を書くことにしたことが関係しているのだろうか。(在留期間を1年伸ばせることが決まったのは候補者募集締め切り後だったと思うので、それは応募者増加の理由ではないはず。)一方、介護福祉士候補者の応募人数は減少している。尻つぼみにならないよう、対策を考えるときだろう。

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