ちょうど私が小学3~4年生の頃です。仲良しのYuちゃんの家に遊びに行った時に
「ノンちゃん雲に乗る」 を貸してくれました。その後原節子がお母さんで鰐淵晴子がノンちゃんの役の映画を観ましたが、友達のお母さんと映画の中のお母さんが重なって浮かび、内容も本と映画が入り混じって心に残っていたようです。
つい最近本屋さんでこの本を目にし、買ってしまいました。
懐かしい思いで読みましたが、子供の頃似たような時代環境のなかで育った自分にも、今の豊かさとは全然違った幸せがあって、そこに伸び伸びと生きてこられて本当に好かったと思いました。
ノンちゃんが2年生になって間もなくの日曜日のことです。
2年生になったら東京に連れて行ってくれると約束していたお母さんが、ノンちゃんに黙ってこっそり兄ちゃんと東京に行ってしまいました。ノンちゃんは悲しくて悲しくてわぁわぁ泣きながらいつもの遊び場の氷川様の森にある大好きなひようたん池のモミジの木の下に、やっぱり兄ちゃんにおいてけぼりにされたエスとやってきていました。池の真ん中にやわらかそうな雲が浮かんでいます。木登りの上手なノンちゃんは、エスのそばから立ち上がって、ゆっくりモミジの木に登りはじめました。 さぁ~ どうなるのでしょうか…
水溜りの上にマウスをおくと文字がでます
続き又読めるかしら???楽しみに。
最近の事の方が忘れやすいので、要注意なんですよ。
難しい本ではないので読みやすくて、子供の頃を思い出して楽しいですよ。
私でも居眠りしないで読めましたから~