第九のコンサートの次の日に母を迎えにいってきましたが、連れてきてもゆっくり相手をしてあげられなくて、いつもテレビが相手でも申し訳ないので、叔母さんたちに来ていただくことにしました。母は90近く、叔母さんたちも80代ですので勝手に遠くまで出歩くことはできません。暮も押し迫り忙しい時季なのでこちらから迎えに行き、我が家でお昼ごはんを食べながらゆっくりしてもらおうと思ったのです。久し振りに顔を合わせた三婆さんは、昔若かりし頃の事から最近の様子まで、共通する話題で生き生きととても楽しそうにみえました。自分も時折話しに混じりながら、子供の頃から叔母さんたちには自分の娘のように可愛がってもらいお世話になったことを、改めてとてもありがたく思いました。
楽しい時は誰もが同じであっという間に過ぎてしまい、名残惜しそうでしたが寒くならないうちにと、夕方送ってゆきました。いつもとは違って長い間疲れもみせないので、こんなに喜んでくれるのなら、また一緒の時間をつくってあげようと思っています。