気ままに…

思い出のいとぐちにと

おばあちゃんのお財布

2006-05-31 | 色々と

今日で風光り鯉のぼりが元気に泳いだ五月も終わります。(これも叔父さんが丹精して咲かせた花です)

このお財布は私がプレゼントしたものなんです。

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昔、お勤めをして初めてのボーナスで買って贈りました。その頃の給料は多分七千円くらいだったと思います。勤め先は近くでしたので普段は給料をあまり使う事も無く、母に預けていました。初めてのボーナスを頂いた時には嬉しくて、そのお金で家族みんなに何か買ってプレゼントしましたが、祖母にあげたのがこの兎の根付けをつけたお財布でした。

祖母はず~っと大切に使っていてくれて、七十も半ば過ぎて体調を崩し、入院する前に私が実家に行った時「ekoちゃんありがとう、もう使う事がないから… 」と言って、こんなに古くなったお財布を返してくれました。そしてその中には「何もしてあげられなくてごめんね。これでワンピースでも買ってちょうだい。」と言うメモとお金が入っていました。その温かい気持ちがとても嬉しくて、使えなくてまだ其のままになっています。


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今日は親しいお友だちのご主人様と、もう一人のお友達の従兄の方とのお葬式がありました。
ご冥福をお祈りいたします。
気候が不順なので体調を崩してしまいがちです。皆さまもどうか御身体大切になさって下さいませ。



最後の薔薇の花

2006-05-29 | 植物

昨日の朝の激しい雨で、咲きかけの最後の薔薇の花びらが千切れてしまいました。
でも精一杯に咲いていて、とても綺麗です。

 このバラの花


 このミニバラの名は 「フラワーガール」といいます。

用事で友だちと出掛けた時に、あまりにも可愛いので買ってきてしまいました。



針穴写真展に

2006-05-28 | 芸術 

明日で終わってしまうので、 田所美恵子・針穴写真展 に出かけてきました。
(針穴写真とはどんなものかは、こちらで見て下さい とてもよく分かります)

友達と約束していましたが、朝のうち雨が大分降って雷まで鳴っているので少し迷い電話をすると、大丈夫と言ってくれたので10時過ぎには着くように出かけました。普段は賑やかな銀座通りも、休日で雨が降っているせいか人通りはまばらでした。

とても静かな雰囲気の好い部屋で、素晴らしい作品をゆっくり見せて頂くことができました。静物を撮影されたものでしたが、身近にある野菜や果物などが無彩色の重厚な絵のような感じに写っていて、同じ石榴の実が石や金属のように光っている様子が面白く、葡萄の粒一粒一粒の透きとおって何ともいえない美しさがとても素敵だと思いました。葡萄でも種類や写し方?によってか雰囲気の全然違う物もあります。光の射し方や影も様々でとても綺麗でした。何も知らない私にはどう言い表したらよいのか分かりませんがとても素晴らしくて感動してしまい、又機会がありましたら他の作品も見てみたいと思ったくらいです。

運良く帰り際に田所美恵子さんご本人にお会いし、少し言葉を交わすこともできて幸いでしたが、思ったとおりの温かくとても素敵な方でした。




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なかの作品は写せませんので、入り口からと部屋の外から撮ったものです。



小判草

2006-05-27 | 植物
お友達に写してもらった小判草です。


学校のプールのある道路脇の花壇も、夏草が茂っていました。綺麗な花が咲いているときにはよく眺めたのですが、この頃は雑草が伸びてきたなぁ…なんて横目で見て通り過ぎていました。自分のカメラが無いのでお友達に頼んで写してもらいましたが、その時に写してあったのがこの小判草です。雑草と思っていましたが、こうして写すととても綺麗な実なのですね。驚きました。

今日の花 芍薬

2006-05-26 | 植物
母からの電話でもらって来ましたが、とても素晴らしい芍薬です。


 淡い色の花です。最大化して見てね 
マウスオン・クリックチェンジ

カメラ屋さんに修理の事をお聞きしたら、まだ長くかかりそうなので貸して下さり、それで散らないうちに撮ることができました。叔父さん(母の弟)のところからお花が届くと、母から電話がありお裾分けしてくれます。
牡丹や芍薬は数日するとすっかり開いてしまい、花びらがこぼれてしまいます。
この花はやっと間に合ってもらってきましたが、とても豪華です。
 とても素敵でしょう~

明るい朝に

2006-05-25 | 色々と

 クレマチス 

今日は久し振りにカラッとした好い天気です。ゴミを出しに表に出ると、 学校 の音楽室の方からピアノの伴奏に合わせてとても元気な歌声が聞こえてきました。可愛い声なので一年生かもしれません。歌声が止むと多分先生の拍手と思われるパチパチパチという音と女の先生の明るい声がしました。お陰で私も朝から楽しい気分にさせてもらいました。

陽は輝き、校庭では大きな声をあげながら子供達が駆け回って、とてもイキイキとした様子の一日でした。



心に残った言葉

2006-05-25 | 思い出




母が思い出すのは、子供の頃一緒に居たお祖母さんからいつも聞いていた
『「ありがとう」と「ごめんなさい」をちゃんと言える子にならないといけないよ』
と言われた言葉だそうです。
お祖母さんは皆がちょっとした事をしてあげても、とても喜んでくれて「ありがとさん」と言ってくれたことが忘れられないと言っていました。


そして…
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この習字は父が小学校を卒業して家を離れ、知り合いの家にお世話になっていた時に書いたものです。後になってからお椀を包んであったものが残っていて、懐かしいので私が貰っておきました。
一人前になってから一緒に仕事を出きるのを楽しみに、まだ子供の父を手もとから離した祖父の後々の淋しさと大変さがよく分かります。
祖父は弟にはとても厳しく、悪い事をすると黙って孫の手で叩いたそうですが、弟を母から離して遠くに修行にやる事が出来なかったと聞きました。
弟はガキ大将でイタズラだった様で、壊した学校のこし板などを祖父が直しに行って後始末してきたそうです。そしていつも暗くなるまで表で遊んでいたので、私はあまり一緒に遊んだ記憶がありませんが、大人になってからはずい分世話になりました。






  久し振りに、「 美人の日本語」から… 今日は   一入 (ひとしお)    
もともとは、染色の時に、染料に一度浸すことをいうそうです。
染料に浸すごとに、色は濃くなり深くなって、
水色→水浅葱→浅葱→薄縹(うすはなだ)→浅縹→納戸→藍→紺→かち色→濃紺 へと。
人の感情も染め上げられるたびに、深みを増してゆくのでしょうか。
そして純粋な色も綺麗ですが、深い色には奥深い魅力を感じます。とありました。






昨日のことと

2006-05-24 | 色々と

                                                 *  この写真は去年の丁度今頃に写した物です *

昨日も朝、いつもの用事で出かけてきました。
暑くなると車に乗せられなくなるので、「はな」も乗せて行き土手に廻りました。
曇っていてあまり好い天気ではありません。橋を通るといつもの場所に白と赤2機の飛行船が止めてあるのがはっきりと見えました。土手に着くと、ほんの数日の間にも草は「はな」が入ると姿が見えなくなるくらい元気に伸びて光っていました。その朝は何故か色々な鳥の声が聞こえ、土手の下には紅と緑が綺麗な雉が1羽ゆっくりと歩いているのが見えましたが、初めてのことでした。何か好いことがあるのでしょうか…。
誰一人通らぬ静かな朝でした。

           
    野バラやアザミの花が咲きツバメのような形の実がさがった草がたくさん生えていました。

                                 

 今晩は又 「まんが日本昔ばなし」 を見ましたが、「鉢かつぎ姫」と「蛙の子は蛙」という題のお話でした。

 


猫というと…

2006-05-23 | 愛犬たち

猫の置物娘時代に一度友達の家から子猫をもらってきたことがあります。真っ白い中に青い眼がとても印象深く可愛くて、人懐こく私に懐かれているのでその猫を欲しくなってしまい、それが分かったのかあげてもいいというので喜んでもらってきました。
家では犬は番犬に何匹も飼いましたが、猫は飼った事がありません。近所の野良猫が入ってきてはイタズラをするので、母は猫が嫌いでした。そこに猫を貰ってきたのでちょっと驚いて初めは嫌そうでしたが、子猫があまりにも可愛いのでいじるようになり、結局は母と祖母とで面倒を見るようになってしまいました。

その頃自分はお勤めをしていて、間もなく結婚をしてしまったので子猫が大人になってからの事はほとんど覚えていません。その猫が子供を生み、育てないので時間を見てはチューブでミルクを与えたりと、母たちがとても大変な思いをして子猫達を育て、一匹を残してみんなあげたそうです。

母はいつもバケツに水を入れて縁側に置いておき、猫が外から戻って来たのを見ると抱えあげてその水で足を洗ってやったそうで、猫は驚いて指を開くので洗うのに丁度好いと言っていたことがありました。

結婚してから、其処にも野良猫が入ってきては魚を盗んだり、天気の悪い日にはお膳の上に足跡を付けたり、塀の上から窓に向かってとても臭いおしっこをかけたり、又時には家の中で姿を見ることがあっても、じっと睨んでいてそばに行くまで逃げなかったりするので余り好きではなくなってきて、可愛がっていたインコを籠を開けられ殺されてしまってからは、とても嫌いになってしまいました。その頃はどこも開け放していたのでしょうね。今は何処の家も閉めてあります。

今はやっぱり可愛い目をしている猫に遇うといいなぁと思ってしまいますが、どちらかと言うと犬が好きですね。
猫のお好きなみなさん、嫌いなのはイタズラをする野良ちゃんなので、気を悪くなさらないで下さいね。



なおくんとお散歩

2006-05-21 | 色々と





今朝は太陽が眩しいくらいで、昨日とはうって変わった洗濯日和です。一日中掃除洗濯で終わるようでしたが、急に 「なおくん の遊びのお相手に誘われました。やり掛けのことをさっと終わらせて出かけ、一緒にお散歩に行ってきました。


なおくんはあと数日で3歳になります。どちらかと言うと女の子の方がお話するのが得意のようです。なおくんは両親が仕事をしているので早くから保育園にあずけられ、そこにはお友だちがたくさんいるのでお話ができるようになりました。結構楽しく会話?しながら手をつないで歩き、よその庭のお花を眺めたり、大人しく留守番をしている犬に話しかけたり、歩道橋の階段を元気にイチ、ニ、シャン、シ、ゴ、ロク、・・・と数えながら上ったり、上り終わると抱っこして下を通る車の種類をいいながら飽きずに眺めていました。そして又数えながら下りて、その近くにある従妹の家に寄って美味しいミルクティーをご馳走になりました。

淡く綺麗な4色の粘土で、好きな色は自分で使ってヘビネズミバナナを作ってもらい大喜び、でもバナナはさかさまに置いて、大好きな自動車に見えるようでした。色々な物に変わった粘土やお兄ちゃんが使わなくなって仕舞ってあった長い電車を二つももらって上機嫌で帰ってきましたが、帰りながら何回も振り向いては「ありがとう~」「ちゃよ~なら」と大きな声で挨拶するので、従妹やおばちゃんも姿が見えなくなる迄手を振っていてくれました。
もらったお土産はちょっと重そうでしたが、しっかりと自分で家まで持って帰り、ばばちゃん(ひ~ばあちゃん)に得意そうに見せてあげていました。  とっても嬉しかったのでしょうね~。 私もとても楽しかったです。