気ままに…

思い出のいとぐちにと

ある日の編集手帳より

2013-09-15 | 色々と
    風の影響で、夕べからの断続的な大雨が降っています。午後から青空も少し覗きましたが夕方から又降り出しました。明日は関東地方を抜けるので風雨が強くなる予想なので、物が飛んだりしないように片しておきました。


編集手帳......読売新聞9/14より

 オペラの愛好家でない人が考えついたのだろう。
『英和笑辞典』 (郡司利男編訳、研究社)は【opera】を定義して言う。<男が背中を刺されると、血を流すかわりに歌う芝居>。ミもフタもないが、なるほどと思わぬでもない◆けがをしても、悲しみに打ちひしがれても、音吐朗々と歌い上げるのがオペラの魅力である。「音楽療法」はよく知られているが、オペラからあふれる生命力は人の心身のみならず、マウスの寿命をも潤すものらしい◆帝京大医学部・新見正則准教授の研究チームによれば、心臓移植を受けたマウスにオペラを聴かせると長生きするという。ユーモアあふれる科学研究に贈られるイグ・ノーベル賞(医学賞)に輝いた◆マウスは普通、移植手術から平均7日で死んでしまう。ベルディのオペラ『椿姫』を聴かせると、平均で26日間も生きた。モーツァルトの20日間よりも長い。オペラの効能や、畏(おそ)るべし◆『椿姫』の第一幕で青年アルフレードは歌う。<いざ、ほさんかな盃(さかずき)を/儚(はかな)き世(とき)を酔いしれて…>(乾杯の歌)。粋なマウス君もいたものである。まさか“酎”(チュー)とも鳴くまいが。
(全文)


 椿姫より 「乾杯の歌」 ← YouTubeより
数年前オペラ「椿姫」を観に行く機会がありました。私ではなく本人が行けばよかったかも…。
知っていたらずっと曲を流していたでしょうね。わずかなことにも期待をかけて… と、いえるのも今だから。
確かに音楽によっては、心身ともにリラックスできていいですね。