Life be kind

人生が優しいものになるように暮らす私の好きなこと
おいしいものの食べ歩きかららフラや音楽などのあれこれです

引き継がれる血縁

2014-09-08 | 心・禅・生き方
父の3回忌が終わりました
2年前に亡くなったその2年目がもう3回忌とは 数え年のように少しわかりにくい言葉です


父は生前 身内をとても大切にして兄弟の面倒見が良かったというか 世話焼きだったというか 
なので神奈川 東京 千葉のまだ近い範囲に住む従兄弟達は 叔父が亡くなっている今も 快く父のために集まってくれました


親戚が集まる というのは 長い間 親の世代が中心となって行っていた事で 結婚した後でも私は そこに親と参加するというような受身の状態でした


何かあれば 仕切り屋で弁も立つ父が率先して動き 気の利いた挨拶もすっとしてくれてたのに いなくなってしまい・・
叔父叔母が少しずつ逝き 残っている人も70過ぎの高齢に入っていくと 集うにも体力や諸々のことで無理が出てきて
なのでその世代が中心業務からは離れ もはや私達世代が 動かしていく側になったのを実感しました


従兄弟達は 私を挟んでちょうど10歳上から10歳下くらいの範囲です
うちと同じ 夫婦だけのところもあれば まだ大学生がいるところや まだまだ小さな子供がいるところもあるし 或いは出戻ってしまった子もいたりして・

血の繋がりがあっても 子供の頃から 何回か会っているくらいで 近所でもないし同学年でもないし
なのですごく親しくずっと来たというわけでもない中

父は兄弟の子供達やその孫までからも 感謝されたり 何かの思い出があったりするようで
従兄弟からは父に「返しきれていない恩がまだある」と言われました


「お父さんがいなくなっても 従兄弟同士の繋がりがあって欲しい」と 生前父のしてきたことが そのバトンを渡されて引き継がれた絆となって 新しい従兄弟会として繋がり

不思議なくらい いい人たちばかりなので 3回忌とは言っても 楽しくワイワイとした賑やかな会になりました


また年末にはこのメンバーで会える予定もあるし 父は良縁を残してくれたなとあらためて思いました

会席での和牛の朴葉味噌焼き

美味しかったよ~お父さん


父のお通夜もお葬式も 四十九日も1回忌も いつもずっと空は青々して晴れ渡っていたのに 昨日は皆でお墓参りしている間も 弱い雨がぱらつく一日でした 
父の弟の叔父が 和やかに過ごす私達に
 
「今日は このみんなを見て ●●さんの 嬉し涙の雨だよ」と話し

嬉しいと泣き 悲しいと泣き TVを見ても感動したら泣いていた泣き虫だった父

素直に実直に生きていた父の涙も 思い出していました  

  

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