歴程日誌 ー創造的無と統合的経験ー

Process Diary
Creative Nothingness & Integrative Experience

天龍寺にて

2005-05-16 | 日誌 Diary
5月8日、京都での研究会の後で、天龍寺の法堂の雲龍図を見る。加山又三の描いた「八方睨み」の雲龍とのこと。どこからみてもこの雲龍が自分を見つめているように見える。クザーヌスの de visione dei のなかで言及されている「神のイコン」の画像を思い出した。幸い好天に恵まれ、皐月に全山が燃えるような天龍寺の庭園を見た後、渡月橋を渡り嵐山を散策してから帰京。

  天龍の寺に紅吐く皐月かな


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