昭和国鉄ファンなら誰しも知っている貨車の「軍配マーク」といえば、名門デンカ。
大正創業のデンカの一つの柱はセメント。
そのセメントプラントが三セクとなった旧北陸本線脇で元気に操業する。
少し前に、やたらCIなどと言って訳の分からないロゴマークが横行したが、
しっかりと大正生まれの骨太ブランドは今も変わらぬ軍配マーク!
鉄道ファンとしては、その引き込み線がとっくに剥がされてしまったのが残念だが、
それでも、北陸でこのデンカをはじめ地場にしっかり根を下ろして活発に生産活動を行う製造業各社には
大いなるエールを送りたいものだ。
配給列車だったが、日本海縦貫線貨物ラインを背負って立つ赤雷2号機が。
プラントには、やっぱり貨物列車がよく似合う。
2017年10月 配6550レ EF510 2 あいの風とやま鉄道 小杉~越中大門
同じ前田の殿様の治めた国でも石川の雅に比べて、どちらかと言うと
質実剛健を地でいくような富山。
未だ、一次二次産業が盛んに活動するここでは、其処彼処に
昭和の正しきかほりがするのですよ!
地鉄を含めて、そんな昭和な富山を表現しようと言う括りを思いついたわけです。
どれも同じような単なるロゴデザインより、
直接的な意味不明でも何か奥深いものを感じるキービジュアルって結構大事ですね。
真っ黒い貨車に負けない存在感。
しかしまあ、何ともニッチなところを攻めていますなあ。
レスが遅くなりました。
はい、西口の沖電気辺りにはおっしゃるようにセメントプラントがあったようです。
こちらのサイトで紹介されてますよ!
http://www.kurogane-rail.jp/wn/wn1dlsumi.html
電気化学工業(デンカ)の『軍配』マーク、懐かしいですね。
車扱列車の衰退や企業の合併により、様々なデザインの社紋板が消えてしまいましたね。
大阪セメントの『ライオン』も味がありましたね。
追伸)
蕨駅にもセメントサイロに繋がる引き込み線が有りましたが、どこのセメント会社だったんだろう?