南部縦貫鉄道のダイヤは昼間は疎らであった。
冬の低い太陽が少し西に傾く頃ようやく下りがやってくる。
鉄橋の高さを利してレールバスの愛らしいフォルムをシルエットで強調してみる。
レールバスが去ってしまうと、川の流れる音だけが辺りを支配し
低い太陽は先を急ぐかのように目に見えて地平へと近づいていく。
1982年冬
最新の画像[もっと見る]
-
雨の季節へ 11時間前
-
茨城交通残照 2日前
-
山陰本線をラストスパート 4日前
-
雨の中国山地越え 7日前
-
瀬戸分割 1週間前
-
夜行列車 未明の車窓 2週間前
-
夜行旅の思い出 2週間前
-
新緑芽吹く大白川を行く 2週間前
-
光る海に浮かぶシルエット 2週間前
-
夏の谷川岳とブルーサンダー 3週間前
レールバスはシルエットにしても存在感がありましたね。
確かに本州離れした景観だったと思います。
盛田牧場なんかがあったり、七戸の駅本屋もどことなく、
北海道の炭鉱線のような風情がありましたよね!