荒川の対岸より小塙駅を見下ろしてみる。
樹種豊富な里山に河川とそれが育んだ肥沃な沖積層を耕した農地。
古くから人煙濃い土地だったように見えるが、駅の開業は鉄道開業より遅れて昭和9年のこと。
駅周辺には、古くから農業を生業としてきた歴史ある家屋と、それとは対照的な新興住宅地のような真っ新な家々。
沿線人口が増えることは鉄道にとっては良いことだし、増してやその鉄道へ新しいインフラを投入していること自体
鉄道交通を支持する者としては喜ばしいことと捉えるべきなのであろう。
家が増え、新しくなった駅施設に目を細めながら眺める反面、
懐かし色の2連のヨンマルが駅を出て行くのがあと何度なのかと複雑な思いを巡らせるのだった。
2017年睦月 330D
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言われなければ駅とは気が付かない場所ですが、この辺りもどんどん宅地化が進むのでしょう。
荒川が曲流して、国東半島のような地形をしており決して道路の環境は良くないのですが、なぜ新しい家が並んでいるのでしょうか?
疑問なんですよ・・・。ただもう一つアップの際に記述しますが昔から眺めが良かったのは事実なのでしょうね。
あの辺りは荒川に分断されて行き来が難しい袋小路のようなところですね。
右側の滝に向うカーブのあたりの眺めはどうなんでしょう。電線が邪魔かな。
と、先日の烏山行きは結果的にこの駅を含む半径500m以内で全カット撮った風太郎です。
動かざること山の如し。
荒川の穿入蛇行によって複雑な地形を形成してますね。
それがかえって、自然の要害になったり俯瞰のお立ち台を形成してくれています。
ご出陣の際は、小塙を中心にやられたんですね。アップを楽しみにしてま~す!