富山巡りの最後に寄った釜ヶ淵駅。
数年前に改修された駅は無人ながら大切に手入れされている。
近所の学校に通う生徒のために駅はちょっとした子ども部屋並みの備品が揃う。
傘も常備され、
本数が少ない電車の待ち時間も退屈しない本も。
これまで見てきた地鉄の駅とは全く違う温かさが駅いっぱいに満ち溢れている。
先細り感が否めない地鉄の中で、
ほっこり温かい将来の光が差し込んで見える釜ヶ淵駅。
100キロ超えの路線を維持していくのは並大抵のことではなかろうが、
鉄道が生き生きと走る町には人間が生活しやすいリズムが在る。
長々と続けてきた富山巡りに山ほどの感動と発見を得て一旦筆をおく。
2017年10月 立山線 釜ヶ淵駅
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予想とは違った展開が新鮮で、奥が深く未知の被写体の宝庫であることを実感させられました。
この冬、ぜっきあいずも訪れてみたくなりました。
木造の駅舎、いまや文化遺産、産業資産ですね。日本にはなかなかそういう考え方は定着しないですが・・
是非に、サンダーバードで温泉をセットにして雪見の地鉄と洒落こんでくださいませ~(^^♪
とても2、3日じゃ語りつくせないほど埋蔵ネタがあって、
これに万葉線やライトレールなどを入れたらあと何回取材しなけりゃいけねぇーんだー!!
てな感じです(笑)
これからは、遠征&モジュール製作中心のライフスタイルに
なりそうな気配です。
農村社会がミニマムまで縮小するもゼロになる訳では無いのですから、
インフラがどんな形で踏み止まるのか、歴史的な実験が始まろうとしています。
選挙が終わるととんと聞かれなくなった「国難」の大連呼なんぞに惑わされず、地に足の付いた施政を待ちたいですね。
故郷の駅を包む豊穣の夕陽。
施政だけに任せるのではなく、この釜ヶ淵駅のように地域一体となって
町を支えるというのが正解なのでしょうね。
先輩が見てきた山奥の秋祭りも然り、まずは自分たちが暮らしている地域の活動を
創造したり協力したりすることから始まるのだと思います。
子どもを駅に送るのもいいのですが、子どもは本来自発的に学校へ行くものと、
それで空いた時間を地域の活性化のために協力すれば
行き帰りの通学路の不安など解消するはずですし。
生活者は家の外、つまり地域に目を向けるというのが、
またマクロでの正しい国の選挙というかたちになるのではないのでしょうか!?