狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

佇むロネ、ロザ

2016年03月19日 10時40分48秒 | 徒然鉄ネタ

やがて伝説になろうとしている定期夜行列車。
思い起こせば、電関人が躍起になって夜行列車を追いかけるようになったきっかけは
撮り始めた頃のごった煮形式の急行列車編成。
「ハ」のみで編成されるモノクラスと違って「ロ」が燦然と輝く豪華な編成をした列車。
丸太んぼの車体に嵌め殺しの窓の中にプルマン形式の寝台車とゴツゴツの車体に角ばったクーラーのキセ、
ずらりと並ぶ銀縁の窓にモケットの上に掛けられたパリッと糊の効いた純白のカバーと足載せ。
たった1両ずつなのにロネとロザが付くだけで格段にグレード感が上がる不思議な魔力を感じた。



有効長の関係からここ出雲市の塒では、だいせんの寝台主体の長い編成のうちロネ、ロザが分離されて上り仕業まで一休み。


1976年8月 米イモ区構内 急行だいせん編成


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8009レ@ホームタウン | トップ | 8009 THE LAST »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
急行列車を主張 (さがみの非鉄オヤジ)
2016-03-19 20:01:17
東北線や常磐線の夜行急行でもロネ、ロザが組み込まれておりました。
まだ客車による普通列車もあった当時、特別な存在だと主張していたんでしょうね。
返信する
夜を待つ (風太郎)
2016-03-19 21:05:39
各地の主要駅の広い構内には、こうして各種の客車が夜を待っていたんでしょうね。
車両の興味が薄く、というよりあまりに当たり前過ぎて特別関心無く車窓に見送った日々は遥か遠く。
斜光線のコントラストが、あの頃に誘いますね。
返信する
出雲市駅 (佐倉)
2016-03-19 22:18:51
 だいせんのハネには何度かお世話になりましたが、流石にロネには乗れませんでした。
 出雲市駅はホームの北側に並行して留置線があり、客車が良く見えましたね。
 バックには西寄りに大きなビルがあったと記憶しています。
 この写真はホームの東端辺りからの撮影でしょうか?
 この風景にはあまり覚えが有りません。
返信する
「ロ」のコンビ (狂電関人)
2016-03-20 08:59:20
さがみの非鉄オヤジさま

雑多な編成の中でこのコンビが繋がれた編成には、何度となく鉄ゴコロを擽られたものでしたね!
そして20系。あの頃は良かったと爺さん発言をしちゃいます(爆)
返信する
老紳士 (狂電関人)
2016-03-20 09:03:58
風太郎さま

戦争を跨いできた兵どもも混じりゾロゾロ繋がれた中に、
矍鑠とした老紳士のように存在感を主張していたロネとロザが好きでした。
これにオシ16や17が付いていれば言うことなしなのですが、
若干生まれるのが遅かったようでして・・・(笑)
返信する
出雲市駅 (狂電関人)
2016-03-20 09:07:24
佐倉さま

今でいう西出雲側にレンガ庫があってその脇をオリンパスペンF+100㎜にパナトミックXパンで切り取っております。

煉瓦庫が入っていないので解りずらかったと思います。。。
返信する

コメントを投稿

徒然鉄ネタ」カテゴリの最新記事