6月最後の週末、仙台ディスティネーションCPの最後を飾って仙台~小牛田間に46年振りにハドソンが舞い戻った。
上半期の終わりは、今週のC58363号機に続いてようやく煙に塗れた電関人怒涛の2週連続煙分補給企画ということで
その試運転の模様を1週遅れでアップ。
沿線は、最近ではさして被写体になるこれといった被写体もなく初夏の草に席巻され鉄橋ぐらいしかポイントが見つからず。
それでも、補機が付かないし試9521レは綺麗な編成写真に拘った。
時間が迫り、接近を知らせる鉄橋向こうの踏切の警報機が鳴りだす。
ムービーを回し始めると彼方から完全燃焼に身を任せ白煙をたなびかせながらスピードに乗るハドソンが現れる。
そのまま渡ってくれ!という天への願いも空しくガーターに乗ったとたん絶気。
煙こそないけれど、重厚感溢れる旧客統一編成の先頭に立つ大型急客機にはむしろ本線仕業として無煙完全燃焼は必然かも!
電関人の目の当たりに突然、雁の群れをあしらったヘッドマークに青い客車に白いストライプが入った美しい編成の幻がダブった。
本線を走行するライブのハドソンに大きく心を揺さぶられた。
この日の最後、蒸機リアル世代の祖母が蒸機を全く知らない孫と一緒に試運転列車を見送る。
蒸機のように逞しい男の子に育ってほしいと眼を細めながら電関人は見守った。
(承諾を得て撮影)
そして最後の最後に煙分を補給してこの年を折り返す。
2013年6月22日 東北本線 C6120+旧客5 試9521レ 品井沼~鹿島台(上2枚)、鹿島台~松山町(3枚目)
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電関人は、早くから鐡での駅寝等の必要性からアウトドア製品に興味が高く、
もちろんキャンプなどのビヘビア等にも勤しんできた。
鉄道車両の同じだが、アウトドアギアの惹かれるところはその機能美。
そして耐久性。
今、履いている鐡時のFOOTWEARはカナダのアウトドアブランドであるWOODS社のトレッキングシューズ。
コイツとの付き合いは長く、10年くらい経つと思う。
日本各所の鐡ポイントに同行してくれた戦友。
その戦友ともそろそろお別れが近づいてきた。
ソールが減りアウターの各所に劣化や擦り傷が増えてその機能がかなり低下。
このまま厳しい環境に使い続けるとこちらの命を脅かされることになる。
ものに対する愛着はさておき、背に腹は代えられず新規導入を決めた。
次期戦略戦闘用FOOTWEARとして採用したのは、スキーブーツでも有名なイタリアTECNICA社製のトレッキングブーツ。
NORDICAのスキーブーツなんかもそうだけれど、左足小指の骨が奇形な電関人にとって幅広の設計が嬉しい。
そんな足の問題を抱えるので、靴には結構神経を使いまさに自分の足にとてもフィットしてくれたWOODS社のブーツとの付き合いは
とても長きに亘ったのであったが、この度好日山荘の夏山セールで掘り出しものがこのTECNICA社のブーツだった。
新しい戦友とも長い付き合いで日本のまだ見ぬ鉄道絶景を探しに行きたいもの。
2013年6月30日
なんとか最終週に実現した後藤工デフ撮影行。
天気がどうあれ、ここしか行けないと29日にどうせ行くなら夜明けからとばかりに2週連続のマルヨ出撃に。
そのほかの報告は後日にするが、緑が濃くなるこの時期の秩父路を目指す。
先ずは平野部で、夏の装いの圃場を入れて・・・
ふたを開けたら、なんと今日は煙が出ている。
これは・・・、例の32Count氏曰くところのアタリの罐屋さんか!?
2発目は、樋口の先かと話していたものの定番で人が多そう。
ならばと、以前電機を撮りに来た際見つけたポイント辺りを物色しながらも数人集まっていたオーバークロスの道路から。
煙ポイントだけのことはあり、良い感じに力行。
そして仕上げには、なんといってもハイライトで後藤工デフをしっかり見せてということで・・・
ケーブルが一番下がって目立たない場所に罐を置き、これで決まり!!
久々のプレーリーをたっぷり堪能したのであった。
2013年水無月29日 秩父鉄道 C58363パレオエクスプレス
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