山貨新宿に憩う EF13

今日は一段と湿度も高くつらい一日でした。

もう少し1978年の写真庫からのアップです。
今は、埼京線のホームになってしまいましたが当時新宿駅の脇にも山手貨物のヤードが
広がっていて、停まっている貨物の牽引機を確認するのが楽しみでした。
高校2年の夏には、辛うじて残るEF13の残党たちにもしばしば逢えました。



飯田町からの紙列車でしょうか、ワムを従えたEF1315号機が信号待ちをしていました。

この山貨新宿の想い出は、大学の頃に何度か東京に大雪が降ったのですが、
その雪の夜に、このヤードにしんしんと積もる雪の中でポイントには凍結防止の
カンテラに火がともされてあちらこちらでキャンドルの炎が揺れるような情景の中、
茶色の電機が数両の貨車を牽いて待機しているのを水銀灯が冷たく照らしていました。
撮影したわけでなく、ただ見ただけに脳裏に鮮明な映像が残っています。

1978年8月14日　山手貨物新宿駅にて EF1315号機　
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