久々の本シリーズ。
かつては~旅行と称していたが「旅」一文字の方がしっくりくるので変更。
さて、記憶が覚束ない一筆書き旅の一枚で香椎線から回ったのか勝田線から回ったのか・・・。
一筆書き旅のルールは改札外には出ずに次々に列車を乗り継いで一駅区間を遠い方から回ってくることで近郊区間内を原則とする。
そのルールに則って唯一改札を出られたのがこの二つの宇美駅乗り継ぎである。
国鉄香椎線は博多湾鉄道、勝田線は筑前参宮鉄道といずれも現西日本鉄道(西鉄)の先祖会社で、
同じ宇美駅を名乗る駅が100メートルほど離れて存在。
香椎線宇美駅の一枚。
起点駅としては小さな年代物の駅本屋だが、一番列車の前に土間には打ち水され清掃は行き届く。
古くも手入れされた駅に鮮やかな彩色の樹脂製椅子が艶めかしく浮かび上がる。
1977年冬?