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映画を見た時の感想を入れときます

2014/05/01 「パフューム ある人殺しの物語」

2014-05-01 00:00:00 | 日記
パフューム ある人殺しの物語(2006年独仏スペイン)

ジャン・バティスト・グルヌイユ (スカイフォールのQ)
バルティーニ 香水師(ダスティン・ホフマン)
ローラ グルヌイユが惹かれた女性
リシ ローラの父(アラン・リックマン)
果物売りの女

 18世紀フランス。グルヌイユは魚市場で産み落とされる。
母親は赤ん坊を捨てようとしたため絞首刑に。
赤ん坊はマダム・ガイヤールに養われるが、13歳の時に売られ、マダムは殺される。
親方にこき使われるが、グルヌイユは何万種類の匂いをかぎ分ける能力に気づく。
ある時、町へ出たグルヌイユは、果物売りの女の匂いに惹かれる。
騒がれたため口を押えて殺してしまい、
その死体の匂いをかいで、自身には匂いを保存する仕事があると悟る。
香水師バルティーニは、お使いに来たグルヌイユの匂いの能力に驚く。
グルヌイユはあっという間にライバル店の香水を再現。
親方から買い取る事にし、その後親方は事故死する。グルヌイユのおかげで店は繁盛。
だが、生き物の匂いは抽出できないと知り、グルヌイユは失望する。
グラースの町には、別の香水の製法があると知り、
100種類の処方を残して旅立つ事に。残されたバルティーニは建物が崩壊して死ぬ。
旅の途中で、馬車で通過したローラと言う女性の匂いに惹かれる。
グラースで香水の製法を学ぶが、その合間に町の女を捕えては殺害。
油を使って女たちの匂いを抽出する事に。
ローラの父リシは、美人ばかり狙う連続殺人犯を警戒。町を出る事に。
グルヌイユはローラを追い、宿屋に忍び込んで彼女を殺害。
ついに捕まり、処刑を待ち望む人々が殺到する。
だが、グルヌイユが香水の瓶を開くと人々は陶酔し、彼を天使だと言い出す。
大勢の人々が愛し合い、リシまでも逆らえなかった。
やがて人々は我に返り、別の男を処刑して事件は解決した事になる。
退散したグルヌイユは、香水があれば世界でも支配できるが
人並みに愛される事だけができないと知る。
最初に匂いを感じた町へ戻り、自らに香水をかける。
すると人々が愛してると言いながら飛びつき、やがて体はバラバラにされる。
彼は初めて愛されたが、服は持ち去られ、香水の瓶は空となった。

 と言うわけで、パフュームです。匂いをかぎ分ける天才的な能力を持つ男の話です。
生まれながらにして何万種類もの匂いをかぎわけられる主人公は
町で見かけた女性の匂いに惹かれ、思わず近づいて彼女を死なせてしまう。
彼女の匂いを再現したいと考え、いろいろ実験を進める内、
町の女を殺してはエキスを抽出すると言う作業を続ける様に。
やがて完成した香水は、大勢の人々を陶酔させるものすごい代物だったと言う訳。
マニアックと言うか、アブノーマルな人の話で理解しがたい面もありつつ
あるジャンルの天才がのし上がってく話は、割に好きです。

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