ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2015/10/26 「ANNIE/アニー(2014年米)」

2015-10-26 00:00:00 | 日記
「ANNIE/アニー(2014年米)」

アニー 孤児の少女
ウィル・スタックス 富豪(ジェイミー・フォックス)
ハニガン 施設の主人(キャメロン・ディアス)
グレース スタックスの秘書
ガイ スタックスのスタッフ

 孤児のアニーは、捨てられた店の前で、両親が迎えに来るのを待ち続けていた。
ある時、いじめられていた犬を追って車にひかれそうになった所を、
スタックス氏に助けられる。
富豪であるスタックスは市長選を狙うが、支持率が上がらないでいた。
ところが、アニーを助けた動画がアップされ、支持率が上昇。
そこでアニーを食事に誘うが、
目的に気づいたアニーは、選挙戦まで彼のペントハウスに寝泊まりする事に。
アニーのおかげである程度は支持率が上がるが、やがて横ばいに。
パーティで歌ったアニーは喝采を受けるがスピーチ原稿が読めず、ショックを受ける。
彼女は字が読めなかったのだ。
スタックスのスタッフであるガイは、親探しで支持率が上がると考え、
施設の主人ハニガンと手を組む事に。
スタックスはアニーを養女とする事を決意するが、
アニーの両親が見つかったと連絡を受ける。
アニーはニセの両親に引き取られるが、
用済みの彼女が里子に逆戻りと知ったハニガンはスタックスに知らせる。
真相を知ったスタックスは、連れ去られたアニーをヘリで追跡。
無事保護したスタックスは、もっと大事なものがあると、選挙戦から撤退する事に。
アニーは養女となり、識字センターをオープンするのだった。

 と言う訳で、人気ミュージカルを、現代を舞台に変えた再映画化。
冒頭に赤毛のアニーと言う少女(オリジナルぽい)が出て、
その後に今回の主役である同じくアニーと言う黒人少女が登場。
わざわざこのシーンを入れたのは、「変えたからね」と宣言したと言う事か。
前回映画化されたアイリーン・クイン版は結構お気に入りで、
わざわざリメイクする必要があるのかしらと言う印象。しかも、設定を変えてまで。
こんな印象って、最近別の映画でも感じたよなと思っていたら、
リメイク版ベストキッドだった。
実はどちらもウィル・スミス製作で、
本作も当初はスミスの娘を主役にしようとしていたらしい。
おなじみの歌が次々登場して楽しめる上に、
旧作でちょっと荒いなと感じた物語も丁寧な感じに描かれる。
これもベストキッドと同じ。
ハニガンが終盤に変心するあたりなんかは、旧作よりよく出来てる。
でも何か盛り上がらないのも事実。
やはりアニーと言えばトゥモローで、旧作では3回くらい歌ったが、
本作では1回軽く歌った程度(のはず)。
リアルな映画にしようと努めて、ミュージカルの肝の部分が抜けちまった感じです。

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