ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2020/12/29 「ファースト・マン」

2020-12-29 00:00:00 | 日記
「ファースト・マン」

ニール・アームストロング 宇宙飛行士(ライアン・ゴズリング)
ジャネット ニールの妻(蜘蛛の巣を払う女の主役)
リック ニールの長男
マーク ニールの次男
エド パイロット仲間(ジェイソン・クラーク)
パット エドの妻
オルドリン アポロ11号の乗員

起:幼い娘を失ったニールは、アポロ計画への参加を決意する。
承:ニールは人類初の宇宙でのドッキングを成功させる。
転:パイロット仲間のエドが、火災事故で死亡する。
結:ニールは月面着陸を成功させ、無事帰還する。

 1961年。宇宙開発を進めるNASAはジェミニ計画のパイロットを探していた。
病気の娘を持つパイロットのニールは、家族との時間を優先。
だが娘は死に、ニールは悲しみを打ち消すように仕事に復帰する。
 1962年。ニールはジェミニ計画の審査を受ける。
X-15号で大気圏外を体験した事をアピール。
ニールはメンバーに選ばれ、一家は宇宙飛行士の家族が集まる町へ引っ越す。
宇宙開発で遅れを取っている米国は、ソ連が目指していない月に照準を合わせる。
 1965年。パイロット仲間のエドは人類初の宇宙遊泳を予定していたが、
ソ連に先を越されてしまう。
パイロット仲間エリオットな機が墜落し、葬儀にパイロット仲間が集まる。
ニールの妻ジャネットは、
かつては大勢のパイロット仲間が死んだが、最近はなかったと話す。
 ニールはジェミニ8号に搭乗して宇宙へ。
史上初の宇宙船へのドッキングに成功する。帰還の際、宇宙船はきりもみ状態に。
気絶寸前になるが、ニールが何とか安定させて無事帰還。
ニールが冷静だった為、宇宙計画は先に進むと評価される。
 1967年。エドはアポロ1号の乗員に選ばれ、最終テストに参加。
回線がショートし、火災が発生。
エドら3名が死亡し、ニールらパイロット仲間はショックを受ける。
 1968年。ニールは月面着陸機の訓練を続ける。
宇宙開発に税金を投入する事に、批判的な声も高まっていた。
ニールはアポロ11号の船長に選ばれる。
10号は無事帰還し、次の11号はいよいよ月に着陸するのだ。
心配するジャネットは、子供たちと話してと言う。
ニールは、これが最期かもと息子たちに話す。戻ってこれないかもと。
 1969年。ニールらの乗ったアポロ11号が出発する。
発射から4日目。離脱した着陸船が月着陸を試みる。
予定された地点には岩が多く、ニールは手動で着陸させる。
人類にとって大いなる飛躍だと言って、ニールは月への一歩を踏み出す。
続くオルドリンが歩き回る中、ニールは家族の日々を思い出し、娘の指飾りを残す。
 ニールらは月を出発。
彼らは、異世界への到達と言う、後の者が体験しない何かを見たのだ。
帰還したニールらは、隔離施設で3週間を過ごす事に。
ジャネットは窓越しにニールと再会。無言で見つめ合うのだった。

 と言う訳で、人類初の月面到達を成し遂げたニール・アームストロングの物語。
宇宙開発を描いた映画は、「ライトスタッフ」「アポロ13」とあったが
アポロ11号を描くのはちょっとベタな気もして、製作者たちも避けてきたのか。
いざ見ると、アームストロング夫妻の心情を描いてるシーンが多く
宇宙開発に関する描写は少なめで、やや物足りない。
親しくなったエドがアポロ1号の乗員に選ばれる展開は
その後を知っていると、死刑宣告みたいでちょっとショッキング。

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