２０２０／０２／２７ ＣＳＩ：ニューヨーク７「証言」

ＣＳＩ：ニューヨーク７「証言」トラヴァース夫妻が襲撃され、瀕死の妻グレースは息子ビリーの写真を指差す。

マック　摩天楼戦士
ジョー　元ＦＢＩ
ダニー　ユーモアで盛り上げる
リンジー　モンタナ育ちのタフガール
ホークス　鋭い洞察力
フラック　熱血刑事
シド　検視官
アダム　分析官

グレース　妻
ウォルター　夫。犠牲者
ビリー　夫妻の息子
ジュールズ　ビリーの恋人
マニー　終身犯
オーウェン　マニーと同房
ポール　前の住人

起：トラヴァース夫妻が襲撃され、瀕死の妻グレースは息子ビリーの写真を指差す。
承：ビリーを調べるが、彼が犯人だとする証拠は出ない。
転：マックは聞き方がまずかったのかもと考える。
結：かつての住人ポールが、両親に復讐しようと、関係ない夫婦を襲撃したのだ。

　寝室のトラヴァース夫妻が襲撃され、妻グレースがかろうじて通報。
警察が踏み込むが、夫ウォルターは死亡。
グレースは身動きもできず、指が動くだけの状態だ。
マックは家族の写真を見せ、グレースは息子ビリーを指差す。
　ビリーを拘束。数か月帰っていなかったが、両親を愛していると犯行を否定。
恋人ジュールズとの行動も空白時間があり、両親を殺して引き上げる事は可能だ。
　ウォルターは鈍器で殴られていると判明。
刺し傷もあるが、凶器を持ち替えたとは考えにくく、
２つの特徴を持つ凶器と言う事になる。
　そんな中、夫妻を殺したと言う男が見付かる。
拘置所のオーウェンは、同房のマニーが犯行について話していたと言う。
マニーは脱獄して強盗を犯し、再び捕まったのだ。
彼は終身囚で、夫妻を襲撃したとしても刑は変わらない。
泥棒に入り、顔を見られたから殺したと言うが、
犯人の残忍な手口は犠牲者に恨みがあったように思える。
　現場にビリーを結びつける痕跡はなかった。
ドアにはバールでこじ開けた痕跡があり、凶器の特徴とも一致する。
マックはグレースの反応でビリーの犯行と判断したが、
やり方がまずかったかもと考えるように。
　付近で捨てられたバールが見付かる。
付着した錆から、マニーが犯人ではない事が証明される。
では、なぜ嘘をついたのだろうか。
　グレースの意識が戻るが、事件に関する記憶はなかった。
一方、ビリーが犯人のはずがないと訴える。
逆行性健忘症の症状があり、マックが聞いた際も記憶の問題が出たのかも知れない。
今は息子をかばっている。
　マニーはバールが凶器と知っていたが、取調室で警官の会話を聞いた可能性がある。
オーウェンをうそ発見器にかけると脅すと、マニーに強要されたと白状。
事件の捜査で警察署に移送されれば、恋人が面会に来るかもと考えたのだ。
マニーの証言はウソと分かる一方、ビリーも釈放されていた。
　現場にあったビール瓶の破片には、防犯フィルムが付着していた。
夫妻の家にフィルムは使われていない。
檻に向けて瓶を投げつけてストレス発散する店があり、
その檻に防犯フィルムが使われていた。
そして、この店に勤めるポールは、夫妻の家の前の住人だった。
　ポールの両親は、彼がレイプ事件を犯したと気付いて通報。
それによりポールは刑務所に入り、両親は引越していた。
出所したポールは引越を知らず、関係ない夫妻を襲撃したのだ。
　マックはグレースを看病するビリーに、疑った事を詫びる。
グレースはビリーを自慢するが、以前マックと話した際の記憶は失っていた。

　と言う訳で、シーズン第３話。
トラヴァース夫妻が襲撃され、瀕死の妻グレースは息子ビリーの写真を指差す。
真相は面白いけど、ビリーが怪しい証拠は出ず、意外な展開と言う訳でもない。