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映画を見た時の感想を入れときます

2014/12/26 「戦場のピアニスト」

2014-12-26 00:00:00 | 日記
戦場のピアニスト(2002年仏独英ポーランド)

ウワディク・シュピルマン ピアニスト(エイドリアン・ブロディ)
ドロタ チェロ奏者
ヘンリク ウワディクの弟
ヘラー 裏切り者
ヤニナ 歌手
独将校

 1940年ポーランド。ユダヤ人ピアニストのウワディクは、
家族と共に収容所へ入れられる。
 1942年。裏切り者と言われるヘラーの手引きで、ウワディクだけ移送を免れる。
荒れ果てた町に残された彼は、過酷な労働に耐える。
やがて知り合いの歌手ヤニナにかくまわれ、隠れ家で暮らす事に。
 1943年。住人にユダヤ人とばれて退散。
チェロ奏者ドロタにかくまわれる。ウワディクは病に倒れるが、何とか回復。
ドロタが出産の為に出ていき、1人残される。
 1944年。独軍の戦闘が近づくが、隠れ家から出ていく事は出来ない。
廃墟に残された食料で飢えをしのぐ中、独将校に出くわす。
ウワディクのピアノに感心した将校は、こっそり食料を渡し、
ソ連軍が迫っているので、数週間の我慢だと伝える。
やがて町に人々が戻り、ウワディクも解放される。
彼は再びピアニストとして活躍するが、捕虜になったと言う独将校を気にかけ、
2000年に88歳で他界した。

 と言う訳で、ユダヤ人ピアニストの実話もの。
エイドリアン・ブロディはポーランドに住む著名なピアニスト。
だが、ユダヤ人だった為、ナチスによる迫害を受ける。
収容所に入れられる話は何回も見た気がするが、
本作では何となく免れてしまうあたりがポイント。
収容所や隠れ家で仲間と励まし合いながら過ごすのではなく、
まるで無人島の様に1人でサバイバルすると言う訳。
だが、似たような題名で比較してしまう海の上のピアニストに比べると、
数奇な感じはもう一つ。
独将校との関係を掘り下げたりすれば良かったのでは。

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