ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/10/16 「エンジェル ウォーズ」

2014-10-16 00:00:00 | 日記
エンジェル ウォーズ(2011年米カナダ)

ベイビードール (レモニー・スニケットの長女)
スイートピー 仲間
ロケット スイートピーの妹
ブロンディ 仲間(センター・オブ・ジ・アース2の娘)
アンバー 仲間(ドラゴンボールのチチ)

マダム・ゴルスキー 先生
ブルー 雇い主
僧・司令官・バス運転手 (スコット・グレン)

 神父に暴力を受け、はむかった娘ベイビードールは、精神病棟に入れられる。
神父は所員を買収し、彼女はロボトミー手術を受ける事に。
 ブルーとマダム・ゴルスキーは、精神病棟を隠れ蓑に売春宿を営んでいた。
ベイビードールは客の前で踊らされるが、
彼女の踊りには周囲を別世界へ連れていく不思議な力があった。
 寺で出会った僧は、旅には5つのアイテムが必要だと知らせる。
地図、炎、ナイフ、鍵、そして5つ目は彼女だけが見つけられると言う。
彼女は刀を持ち、現れた巨大な武士を倒す。
 その踊りに魅了された4人の娘は、自由になる為、共に戦う事を決意。
ベイビードールが踊り、別世界で独軍と戦う間に、仲間が地図をいただく事に成功。
続いて、ドラゴンと戦っている間に、
客である市長からライター、すなわち炎を手に入れる。
さらに爆弾を積んだ列車から、都市破壊を防ごうとするが、これは失敗。
ロケットが犠牲となる。
 実は彼女たちの動きに気付いた雇い主ブルーが、
ブロンディを脅し計画を聞き出していたのだ。ブルーはアンバーとブロンディを射殺。
ベイビードールは悲しむが、ひそかに手に入れたナイフでブルーを刺し鍵をいただく。
妹ロケットが殺され拘束されていたスイートピーを救出。
ライターで火をつけ、地図と鍵で外へ。
だが、そこに男たちがいるのを見た時、
ベイビードールは5つ目のアイテムが自分自身だと気付く。
主役は彼女ではなく、スイートピーだったのだと。
ベイビードールが男たちをおびき寄せる間に、スイートピーは脱出に成功する。
 ベイビードールはロボトミー手術を終えるが、
所員らは彼女がそれを望んでいた様だったと不思議がる。
ブルーもまた、実際には患者だった。
 脱出したスイートピーは、警官に怪しまれるが、バス運転手に助けられる。
誰が真実とうその区別をつけ、誰が自由を与えるのか。
それを決めるのは、あなた自身なのだ。

 と言う訳で、セーラー服とかを着た娘たちが、
シンシティみたいな世界観で大暴れする話。
日本のアニメを実写化したような物と思って見たんですが。。。
冒頭ベイビードールと言う娘が、精神病棟へ入れられ、ロボトミー手術を受ける。
これって自らネタバレするようなもので、
ここからの話は夢落ちになりますからねと宣言してる感じ。
その後、ロボトミー手術については触れられず、
精神病棟を脱出すべく娘たちが協力して5つのアイテムを手に入れる事に。
そこは精神病棟を隠れ蓑にした売春宿になっていて、
ベイビードールたちは客の前で踊らさせられる。
だが、ベイビードールの踊りには周囲を別世界へ連れていく不思議な力が。
その別世界こそ、見る前に期待していたもので、彼女たちは武士みたいな敵、
中世風の敵、独軍みたいな敵、破壊ロボと言った連中と戦う。
このファンタジックな世界の描写は面白いんだけど、
映画自体が三重構造になっているのが気になって、なかなかのめり込めない。
ラストまで、その違和感を引っ張ったまま。
同じ話でも、最後にネタを明かすと言う手はあったと思うんすけどね。

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