ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2016/02/07 「ビッグ・アイズ」

2016-02-07 00:00:00 | 日記
「ビッグ・アイズ」

マーガレット 画家(エイミー・アダムス)
ジェーン マーガレットの娘
ウォルター・キーン マーガレットの夫(クリストフ・ヴァルツ)
批評家 (テレンス・スタンプ)

 横暴な夫から逃げ出したマーガレットは、似顔絵で稼ぐように。
同様に風景画を売るウォルターと親しくなり、彼と結婚。
ウォルターは画廊へ売り込むが売れず、飲み屋の廊下に飾るように。
風景画は才能ないと言われるが、大きな目が特徴の人物画は次第に評判に。
ウォルターは、ビッグアイズと言うそれらの作品を、自分の絵と称して宣伝。
画廊を作り、テレビではでっち上げた身の上を語る。
自分の絵である事を隠すよう強要されたマーガレットは、
風景画さえも彼の作品でないと知る。
ウォルターは万博向けの大作を描かせるが、
金目当ての駄作と批判され、展示されない事に。
それを責められたマーガレットは不満を爆発させ、
娘ジェーンと共に家を飛び出してハワイへ。
100枚の絵を描けば手を切ると提案され、それを受け入れる。
エホバの証人に入信したマーガレットは、ラジオ局で絵を描いてたのは自分だと告白。
ウォルターはデタラメだと訴訟を起こし、裁判所で対決に。
新聞社も弁護団を引き連れて現れるが、
過去の新聞記事は虚偽には当たらないと判断されると退散。
名誉棄損については、ウォルターが自身で弁護する事に。
強制されたと証言するマーガレットに対し、ウォルターはでっち上げの話で対抗。
やむなく裁判長は2人に絵を描かせる事に。
ウォルターは肩が痛くて描けないと称した為、マーガレットの勝訴に。
ウォルターはそれでも自分の作品だと主張し続けたが、
死ぬまで新作を描く事はなかった。
一方マーガレットは再婚し、絵を描き続けている。

 と言う訳で、ティム・バートンが実話を描いたと言う作品。
似顔絵で稼いでいた画家の卵エイミー・アダムスは、
同じく画家のクリストフ・ヴァルツと結婚。
エイミーが描いた大きな目の子供の絵は評判に。
画家としてはいまいちだが商才には長けたクリストフは、
それを自分の絵と称して売りまくり評判に。
自分の絵である事を隠す事を強要されたエイミーの不満が爆発すると言う訳。
日本でも人気作曲家にゴーストライターがいた騒ぎがあったが、
うそをつき続ければいつかは破綻するもの。
エピソードも面白いが、クリストフのキャラは007の悪役などよりリアルな悪ぶり。

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