ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2015/10/10 「クライシス・オブ・アメリカ」

2015-10-10 00:00:00 | 日記
「クライシス・オブ・アメリカ」

ベン・マルコ少佐 (デンゼル・ワシントン)
レイモンド・ショー軍曹 ベンの戦友。副大統領候補(リーブ・シュレイバー)
エレノア 議員。レイモンドの母(メリル・ストリープ)
アル・メルビン伍長 ベンの戦友(ジェフリー・ライト)
トム・ジョーダン レイモンドの対立候補(ジョン・ボイド)
ユジェニー 店員。実はFBI
ベンを審問する軍人 (ミゲル・フェラー)

 クウェートの戦闘で名誉勲章を受けたベンは、元部下メルビンと再会。
戦地でレイモンドに助けられた記憶があり、
それによって彼は戦場の英雄とされたが、納得がいかないと言う。
後にメルビンは死体で見つかる。
母エレノアに推されて議員となったレイモンドは、今や副大統領候補だ。
自身も違和感を感じていたベンは、レイモンドに話しかけるが避けられる。
肩に何かを埋め込まれている事に気づいたベンは、
取り出すが、排水口に落としてしまう。
レイモンドに再会したベンは、彼にかみついて、埋め込まれたチップを取り出す。
テクノロジーに詳しい知人によると、
チップによってベンとレイモンドは操られ、戦地で殺人をも犯したらしい。
ベンは、レイモンドの対立候補ジョーダン議員に知らせる。
レイモンドらが大企業と通じているとつかんでいたジョーダンは、
候補から降りるよう要求。
だが、操られたレイモンドは、ジョーダンと娘ジョスリンを殺害してしまう。
ジョスリンは、レイモンドの元恋人だった。
事件を知ったベンは、恋人に扮して接近していたFBIユジェニーに相談。
FBIは事態を把握しており、メルビンの体内からもチップが見つかったと言う。
大企業がホワイトハウスを牛耳ろうとしているらしい。
レイモンドの良心を信じるベンは、彼を説得しようとする。
だが、エレノアからの電話で、2人とも操られてしまう。
ベンは暗殺者として、党大会を襲撃する事に。
レイモンドと並んだ大統領候補アーサーが犠牲となり、
レイモンドが後がまとなる算段だ。
だが、わざと立ち位置を変えたレイモンドは、エレノアと共に撃たれる。
ベンは自殺しようとするが、かけつけたユジェニーが阻止。
モニター映像は改ざんされ、暗殺者は別人に仕立てられるのだった。

 と言う訳で、デンゼル・ワシントン主演のサスペンス。
ジョン・フランケンハイマーの影なき狙撃者のリメイク。
デンゼルはクウェートで活躍した軍人だが、戦友たちは悲惨な運命をたどっていた。
唯一の例外リーブ・シュレイバーは戦場の英雄と言われ、副大統領候補に。
いろいろ違和感を感じたデンゼルが探る内、
リーブの母メリル・ストリープが絡んだ陰謀に巻き込まれたと知ると言う訳。
オリジナルはあまり覚えてないんだけど、
話としてはブロンソンのテレフォンの逆パターン。
本作の見所はメリルの悪女ぶりで、もくろみ通りに行かないと気づいた時に、
やられた!と言う表情を見せたら痛快だったが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする