ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2015/02/10 「正午から3時まで」

2015-02-10 00:00:00 | 日記
正午から3時まで(1976年米)

グラハム・ドーシー 強盗団(チャールズ・ブロンソン)
アマンダ・スターバックス 屋敷の主人(ジル・アイアランド)
バック 強盗団のリーダー
フォスター 小説家

 バックら一味は銀行強盗を計画。だが、失敗する夢を見たグラハムは怖気づく。
馬が足を折ったと称し、途中のアマンダの屋敷で待機する事に。
アマンダは警戒するが、未亡人である彼女は次第にグラハムに惹かれ、
一味が戻るまでの時間を惜しみながら過ごす。
だが、強盗一味が捕まり、まもなく処刑されると知ったアマンダは、
嫌がるグラハムを助けに行かせる。
助ける気などないグラハムは、通りかかった歯科医から服を奪って退散。
歯科医は一味として射殺される。
一方、グラハムはインチキ歯科医として捕まり有罪に。
アマンダは強盗と親しくしたと非難されるが、彼を愛した事は恥じていないと訴える。
これに人々は考えを改め、フォスター氏が2人の物語を本にする。
本は世界中で売れ、その評判は刑務所にいるグラハムにも届く。
出所した彼がアマンダの町を訪れると、そこは観光地となっていた。
グラハムはアマンダを訪ねるが、彼はもっと長身で美男だったと言われる。
本人と理解してもなお、アマンダは家を出る事は出来ないと言う。
偶像になってしまった彼女は、伝説を守ると自らを撃って死んでしまう。
失意のグラハムは、どこへ行っても本人だと信じてもらえず、やがて精神病棟へ。
そこの者だけは、グラハムを本人として受け入れてくれるのだった。

 と言う訳で、ブロンソンもの。
強盗一味であるチャールズ・ブロンソンは、
おじ気付いて途中のジル・アイアランド邸で待機し、彼女と恋に落ちる。
仲間が捕まったと知りジルは助けに行かせるが、そんな気はさらさらないブロンソン。
別人になりすますが、その男の罪で捕まってしまう。
ブロンソンが死んだと信じたジルは、2人の話を物語にし、
やがて世界中に知られる存在となると言う訳。
本作のブロンソンは頼りないタイプだが、
過去にこんなキャラも見た気がして、さほど違和感はない。
異色なのは後半で、伝説の人になった彼は、本名を名乗っても信じてもらえない。
ひねったサスペンスみたいな展開で、ショートストーリーみたいな落ちもあり。
コメント
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