車体性能を表現する言葉に車体剛性というものがあり、新型車の発表時に自動車メーカーから「ねじり剛性を50%向上」お「横曲げ剛性を30%向上」等といったアピールをされることが多いですよね。
車体剛性向上とは簡単に言えば車体の変形に対してバネ定数を増加させる事ですが
バネ定数の増加によって、共振周波数が高くなるので振動減衰に要する時間は短くなるし、サスペンションの特性と車体の振動特性との関連性により走行性能は変化します。
車体剛性のチューニングは高度なバランス取り作業であり、自動車メーカーの設計者やテストドライバーの腕の見せ所なのです。
さてここまでは前置きです。
では自動車メーカーが車体剛性をチューニングするのに色々やってる訳ですが、当然ガチガチにすれば良いって訳でもないのです。その車のコンセプトに合った特性を狙うわけです。
鋼板の厚さを全て厚くすれば剛性は上がりますが、コストは上がります。少ないコストで剛性を上げるには・・・・・と製造メーカーは考える訳です。
最も簡単には、タイヤからの入力部のタワー部を補強すると剛性はUPする訳です。
エディのボンネットを開けた方は覚えてると思いますが、ストラットタワーに黒いプレートが付いてましたよね?あれは剛性を上げる為の重要なパーツなのです。
あれ1枚で・・・・・・・・・違うのです。更には某国産大メーカーのストラット取り付けナットは腰高ナットになっており、ナットを変更するだけでサス剛性をUPする事に成功しております。
更に話を突っ込むと、人が感じる剛性とは、剛性と言うより剛性感であるとも言われ、ヤマハ発動がパフォーマンスダンパーなるものを開発してます。見た目はタワーバーみたいなのですが、バーにダンパーが付いており、車体の共振を抑えて、剛性感を出す商品です。詳しくはヤマハ
で確認して下さい。
まーーー色々書きましたが、要する新車で納車された状態が、自動車メーカーが考えるベストなチューニングなのですな。タイヤも当然新車装着タイヤがベストなのです。
でもそれじゃ面白くないから変えたくなるのが車好きの性ですね。フロントストラットにタワーバーを装着したり、リアの場合はタワーバーだと邪魔なので、マウントの取り付け部にプレートを挟みナットを締めて補強する(フロントのプレートと同じ様な物や、左右を繋げて鋼板の補強的にしたり)なんて事を容易に考えられます。ナットを腰高にしても効果がありそう。
ただその様にしたときにそれが良いのか???って事です、変化するのは確実に変化します、何がBESTなのか????ってやっぱり難しいですよね。結局自分好みにチューニングする、それがその人のBESTなんですよね。
自分好みに車を変化させる、それが車弄りの醍醐味なんですよね。手段は色々ある訳で自作やら流用やら、アフターパーツやら色々手段はありますよね。
私はその理屈がわからないと装着しない性質なんです、職業病????少しでも理屈が無いとね・・・・かっこいい!!!ってのも十分理屈になってますけどね。
なので疑問に思うパーツは納得するまで調べますよ。
やばい意味も無く酔いながら打ってた記事ですが2時になりそうなのでそろそろ寝ないとやばいです。
以上酔っ払いの小言ですので気にしないで下さい。
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