エディの出張所日記

日々うつな気分?でも音楽は大好き!信州佐久発、エディファミリーの日記です

"YOU HAD IT COMING" by JEFF BECK

2005-09-17 16:16:58 | 音楽
未だに、7月の来日公演からジェフ・ベックのアルバムを車の中で聴き続けている。よほど印象が強かったのでしょうか?
「YOU HAD IT COMING」、前作の「WHO ELSE!」の路線を更に推し進めたような感じがするアルバム。全10曲中、7曲のソングライティングにジェフ自身が関わっている。今回はトニー・ハイマス(Key)が参加しておらず、代わりにアンディ・ライト(Key)なる人物が大きな役割をしているようです。当時のインタビューによると、「ドラム・ビートをバックに演奏する俺のギターを彼が聴いて、その10分後には4曲出来上がっている感じ。俺としては、ギターを鳴らしながら何か閃いた時にソロを弾く、そんな感じで行けたんだ」ということは、スタジオでプレイしつつ曲を書いた事になる。なんて、凄いんだろう。
オープニングの「Earthquake」は、あのジェニファー・バトゥンが書いた曲だ。彼女もボーカルで歌ってます(叫んでる?)このリフがジェフもお気に入りのようで、今回の来日公演でも演奏している。
次の、車のアクセル音で始まる「Roy's Toy」。実は、タイトル通りにジェフの友達のロイが乗っている車の音だという。この曲は、今年発売されたアルバム「ライヴ・ベック」のオープニングにもなっている。
このアルバムでのハイライトといえば、「Rollin And Tumblin'」、イモジェン・ヒープの素晴らしいヴォーカルが聴ける。そして、「Nadia」、前作のアルバムにあった「Declan」、同様に別のアーティストが書いた曲である。ジェフのアルバムには、必ず美しいメロディを持つギター・バラードが収録されている。
ジェフも1曲は、必ずそういう曲を入れるように思っているという。一息つくスペースを作りたいのだそうだ。これもファンにとっては嬉しい事です。
全体を通して、レコーデイング方法の進化により、メンバー集めや、リハーサルで時間を費やしていた分、打ち込みの音作りで自分のやりたいサウンドが容易にできるようになったこと。前作にも増して完成度が高いアルバムに仕上がっていると思う。
最後に、タイトルを訳すと「自業自得」だそうな(笑)
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2 コメント

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本当に (eddie)
2005-09-18 00:25:18
エディさんは筋金入りのJBファンですねぇ~JBへの愛が感じられるレビューです(笑)



僕のJBお気に入りは「ワイアード」「ギターショップ」かなぁ。シンプルなHR系の明るさが感じられるからかな?一方最近のアルバムはトリッキーな感じがして馴染めなかったんです。アームやRHを駆使したテクニカルなプレイは僕的には疲れるかも(苦笑)でもエディさんのレビュー聴いてると聴きたくなるんで不思議(爆)またじっくり聴いてみま~す!



※昔のJBのブルージーなプレイも大好きです!
苦笑 (エディ)
2005-09-18 05:35:59
>eddieさん

ここ最近、JBのコメントばかりですいません(苦笑)。

かなり、入りこんでいます。

でも、他のアーティストの方にも目を向けてますので、長い目で見てやってください。

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