(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

ベストって、何だっけ?

2016年08月28日 | ★★★┃ ロ┃ED75総合 |★★★
 2003年7月に出てきた当時はSER塗装のEF65 1118やEF81 95の「擬き」のように"虫工"とか呼ばれたED75 1028。
 92レで7回、93レで追っかけ込み5回以上、4086レで4回以上と、情報が入る度万事御繰り合わせしてでも撮りに出掛けた位、好きだった機だった。
 けれどこれだけ撮ってても、ベストと言えるのがない。やたらに撮りに出掛けて却って自分の1枚がどれか分からなくなってしまったみたいだ。
 いや、敢えて選ぶならこれか。


 25.01.'09、平泉~前沢間・衣川橋梁。1月の下旬だというのに中尊寺のお膝元は期待していた雪がなく、この日も朝もやに包まれた暖かい朝。場所は太陽の方角とは全く逆の所で、失敗した…と後悔したのは当然。
 だが意外に線路周りのもやが濃ゆい。ということは、まだやり方考え方次第でなんとか撮れるかもしれない。気を取り直して、昼間の2079レを撮るいつものアングルで構える。
 松山町を通過して1時間後の0759時、93レが轟音を立ててコンクリートの新しい橋梁を渡る。朝もやに薄く包まれた家並みをバックに走る同レは"まつのじ"とは違った朝の光景を見せてくれた。しかしコレ、前4車を除けばURばかりなんだが、空箱の回送かなんかだったのか?
 それから丁度2か月後の3月下旬、1028は運用を離脱し、郡山へ廃車回送されていった。前年10月下旬には手すりとかに白く塗装が施されていたが、その状態で93レを牽くのを撮ったのはこれが最初で最後になった。

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