蚊はあなどれない

俺が小学校４年の夏休み前､ガッコの裏山にカブトムシ捕りに行ったら
ヤブカに30か所ぐらい刺されて帰ってきたことがあった｡
山に入ってるうちは夢中になってて気がつかなかったが
ウチに帰ってきてから体中が痒みと熱っぽさでしんどくて
体中に塗り薬を塗ってもらってもまだしんどかった｡
｢学校休みたい｣と泣いたが､家族はそれを許さない｡
それどころか翌日プールがあるのを知ってたので｢行って来い！｣という｡
いやいやながら登校して体育の授業でたら､若干楽になった｡
プールの水に溶けている消毒の塩素が効いてるんだろうとのこと
担任の先生はこう言った｢いがったべ？学校さ来て｣
当日は土曜日､出来ればこの日は学校を休んで病院にでも行って
｢ゆっくり｣しながら治療したかったのだが｡

時は下って昨日までの代々木公園のデング熱騒動｡
まぁ､蚊にやられたのが原因だろと見当はついてた｡
大方､刺されて帰った後､(ムヒやキンカン等)簡単な処置もしないで
その辺り歩ってたんでしょ？とか思ったり｡
因みに大体マラリアやら日本脳炎やらといった熱病は
蚊に食われることで罹ることになってるのは
昆虫図鑑にもある位定番中の定番｡
その辺り知ってて措かなくちゃいけなかったのではないか｡

しかし､シマカか…スゴいな､(ヒトスジ)シマカ｡
確かにアレは刺されると痛いけど
大概はキンカン塗ると直ぐ痒みも取れるんだ｡