(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

来年の自由研究のネタに、是非。

2008年08月29日 | 日々雑感
元から虫好きで、小学校上がる前に昆虫図鑑買ってもらってた程。
それ読みふけったお陰で一応の昆虫達の名前とかはそらんじてたけど
なかなか自由研究で賞状ってのはもらえなかった。
虫達が遊び相手で、科学する対象ではなかったからだと思う。

小3の夏休み。
たまたま隣ん家で山椒植えてたのに
3センチぐらいの芋虫がたんとついてて
その中の2匹を飼い育ててみるべ、ってことになった。
毎日2回ぐらい、その家から山椒の葉っぱをもがせてもらって
それを餌として与える訳。
で、これがちゃんと食うんだ。
そのうちにちゃんとサナギになって
2匹ともちゃんと羽化して「カラスアゲハ」になりましたよ。
過保護すぎて、上からネットとかかけてたりしたんで
羽は折れちゃってたけど。
で、それを記録して自由研究にして提出したら
あらら、金賞もらって賞状までもらって。
その上、市の発表会なんてトコまで出てったり。
すごかったね、快進撃もいいとこだった。
尤も、自由研究で賞状なんてもらったのは、それだけだったけど
飼育の記録を認めてもらえたのは嬉しかった。

後に実家が引っ越して、
自分んちの庭を持てるよになってから
山椒の木植えたんだけど
やはり鬼みたいに件の芋虫がついてきたんで
何匹かウチで飼ってみたの。
この時、羽化して出てきたのはアゲハとクロアゲハ。
その際、サナギになる時は幼虫の自由にして
適当な柱にくっつかせたんだけど
ちゃんと羽も折らずにパタパタと飛んでいきましたよ。
山椒は「食害」がひどくて、
次の年から植えるのやめちゃったけどw。

意外とチョウ類の飼育は自由研究に適してる。
特に、モンシロチョウは幼虫のエサがキャベツとかの葉っぱだし。
またこれが手に入れやすいのがいいんだ。
ただ幼虫がコマユバチ(※)に寄生されて
逆にその幼虫のエサになったりして食われてしまって
なかなか成虫になりづらかったりしてね
それを教えると「残酷だ」「かわいそう」って
研究者の子供サンが悲しんだりするけど。

だけど、それも含めての研究はきっといいネタになるよ。
ただ育てるだけでおしまいなら物足りないけど
モンシロチョウの終齡幼虫何匹育てて
内、コマユバチに何匹やられたか
(幼虫の傍らに黄色いまゆがつくので分かる)
っていう数の計算まで出せば、すごいと思う。
そうして飼育してみての感想等のレポートがあれば
なおいいのではと思う。

もう、時期的に取っ掛かれないこととは思いますが
来年のネタに、是非参考にしてみてはいかがでしょうか?

(※)ここではアオムシコマユバチのこと。

詳細:http://www.gakujoken.or.jp/dab/HAC0068.html


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