(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

ヤツと話そう・六つムリヤリ

2024年07月15日 | ★★★┃ ロ┃ED75総合 |★★★
 狩場沢。
 シュプール撮影の時にアレだけ痛い目に遭ってるのに、また逃げ場のないトコで撮って深傷を負うという。喉元過ぎればとも言うけれど、ばかは本当に痛い目に遭わないと解らない。
 2003年1月下旬、珍しく天気が「曇り(若しくは時々晴れ)」というので期待したんだと思うが、4055レ(旧・3051レ)目当てでそっちに行ってしまった。何せ天気予報だけ見て喜んだだけで当該に何が来るかなんて知る由もなく、昔とった篠塚、もとい杵柄でシュプール撮影に使った冬装備のワカン提げて、狩場沢駅を出てからそれを履いて突入した。
 現地に着いた後すぐに機材拡げて、EH500-5牽引の3051レから撮影開始。すると同レは物凄い勢いで雪を跳ね返してカッ飛んでいく。あ、やっぱ降った直後だから「舞っちゃう」か・・・ここで己の選択が間違っていたことを知ったが、もうズブズブで後に引けない。
 悪いことは重なるもので、肝心の4055レが通過する直前になって陽が射してきた。1013+1009みたいな「ハラマキ」の重連が牽いてきてくれたなら、納得して討ち死に出来るのだが、だいたいそんな時に来るのはネ申のような組み合わせだったりする訳で。「ヤな予感がするなぁ・・・ヤツが先頭だったら嫌だなぁ」
 その悪寒は大ビンゴ。

26.01.'03

・・・速度落として通過してくれないかという微かな願いも虚しく、次位に原色133を引き連れてカッ飛んでいく。来ちゃった以上はしょうがないとシャッターを切ったが跳ね上げた雪はさっきの3051レ以上。もう崩折れて泣くしかなかった。
 清水沢だったら・・・西平内だったら・・・たられば数えても後の祭りである。そんな痛い経験を積んで以後、雪の狩場沢には一切近づかないことにした。


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